2011/09/03

シャトー・アルトス・ラカス レ・リラ ルージュ 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%(仏:ボルドー地方:AOCオー・メドック グラン・クリュ:06)3080
(2)ネッビオーロ(伊:ピエモンテ州:DOCGバルバレスコ:07)\1880
(3)メルロー(チリ:マイポ・ヴァレー:09)\970
(4)シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル(仏:ラングドック・ルーション地方:AOPコルビエール:10)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
若々しい色調の濃いガーネット。
色味はほとんど黒に近いが、フチは5mmくらい赤味の強いバイオレット。
透明感はほとんど無い。
粘性はやや強め。

【香り】
コーヒー。
チョコレート。
タバコの葉。
焦げ臭が最初にくる。
その後、甘いジャム。
グラスを回すと、ケミカルな印象が出てくる。
落ち着くと、濃い果実香が主体となる。

【味わい】
残糖をかすかに感じるセック。
ミディアムボディ。
なめらかで、フルーティな口当たり。
アルコール度は低めに感じる。
酸味はしっかり強め。
タンニンはやや控えめながら舌の表面全体が乾く感じ。
口に含んであまり膨らまず、すぐにしぼむ。
後味は微妙に乾く?
余韻は細く続く。

【判定】
若々しい外観からは2009年メルローか、2010年コルビエール。

香りは焦げ臭中心。
その後濃厚なフルーツ感。
これはニューワールド?
でも品種の印象はシラー。

香木のような印象が南フランスっぽい。

味わいは、マイルドだけど、新酒みたいな生っぽさがある。
とっても若い。
これはニューワールドタイプのラングドック?

ファイナルアンサーで、シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル
で、ピンポン

ちょっと生っぽさが気になるワインですね。

【総評】
シャトー・アルトス・ラカス レ・リラ ルージュ 2010
Chateau Artos Lacas Les Lilas Corbieres 2010

フランス:ラングドック・ルーション地方:AOPコルビエール
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル

リカーランドトップで、950円で購入。

樽の印象が強く、味わいはブドウジュースのような生っぽさのある、我が家的には苦手なタイプのワインです。

特にダメなのが樽香。

グラスを口に持ってくると、ブワッと出てくるスモーク香が完全にアウト。
息を止めて飲むような感じになってしまいます。

今日の晩御飯はムサカとモッツァレラトマトのサラダ。

ちょっと渋味が強めな部分が気になる。

新酒のような

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
ほぼ正解。

香りが強いので、飲み口は生っぽいけど、1000円くらいするかな、って感じだそうです。

時間がたつと、マイルドで良くなってきました。
これってもう少し寝かせたら美味しくなるかな?

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で、次の日の飲んでみると、酸っぱくなっててダメみたい。
香りは相変わらず樽っぽい感じが気になります。

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