2011/09/04
コッレフリージオ ゼロ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2009(ブラインドテイスティング:外す)
(1)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ロワール地方:AOCサンセール:06)\2680
(2)トレッビアーノ(伊:アブルッツォ州:DOCトレッビアーノ・ダブルッツォ:09)\1350
(3)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(4)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140
(5)トレッビアーノ(エミーリア・ロマーニャ州:IGTルビコーネ:NV)\950
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ちょっとオレンジっぽい感じの、色味の強いイエロー。
小さな気泡がグラスの内側にたくさん付着する。
色味はオレンジっぽくもグリーンっぽくもある?
彩度の強い黄色。
粘性は、弱め。
【香り】
ミネラル。
熟した果実。
ヴァニラ?
グラスを回すとクリームっぽい印象が出てくる。
黄色や白の花のような艶やかな香り。
香りは複雑で、華やか、ボリューム感をもっている。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
マイルドな口当たり。
酸味は穏やかだがしっかり効いている。
アルコール度は高め。
苦みなどは少なめで、上品な味わい。
穏やかでふっくらとした飲み口から、酸味とアルコールが立ってきて、後味はやや辛さが残る。
余韻は長めに続く。
【判定】
色味はちょっと熟成感を感じるが、小さな気泡が多く現れるので、ブドウ品種の色か?
そうなるとトレッビアーノあたりが怪しい。
香りはボリューム感のあるスタンダードな、伝統産地をイメージさせるまとまり。
バターリィでボリューム感のあるシャルドネタイプ。
味わいは、穏やかでやわらかい。
残糖を多めに感じるので、これはニューワールド?
全体的なまとまりは典型的なシャルドネタイプ。
色も改めて確認すると若々しいレモンイエローみたい。
なんでオレンジっぽく見えたんだろう?
ファイナルアンサーで、チリのシャルドネ
で、ブー
おっと、トレッビアーノでした。
【総評】
コッレフリージオ ゼロ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2009
COLLEFRISIO ZERO TREBBIANO D'ABRUZZO 2009
イタリア:アブルッツォ州:DOCトレッビアーノ・ダブルッツォ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ
リカーランドトップで、1350円で購入。
ボリューム感のあるしっかりした味わいは、チリのシャルドネかと思ってしまいました。
ネタばれして飲んでみると、色はやっぱり独特な色味の強い黄色です。
ちょっと太陽を浴びすぎて果皮の色素が濃くなったような感じ?
香りは華やかさをもっていて、のみ口も上品ですが、ブドウの持ってる力はちょっと弱い感じです。
ボディがやや頼りない感じというか。
とはいえ、バランスが良くてとても美味しいですね。
後味にエグ味が残るのが、微妙に気になりますが、大きなマイナスポイントではありません。
カミさんに価格感を聞いたら、880円。
ちょっと炭酸をふくんでる感じとか、いまいち好みじゃないみたい。
今日の晩御飯は自家製のチャーシュー。
あとは里芋の煮物に、キャベツときゅうりのサラダ。
どれもそこそこ問題なく合いますね。
マイルドなフルーティさを加えてくれる、って感じの合い方をします。
バターリィなシャルドネだったら、ワインが勝ってしまいそうですが、このワインはちょっとボディが弱い分、料理にも馴染むみたいですね。
ただ、お昼の残りの鮭の和風パスタに合わせてみると、魚が生臭くなってしまいました。
魚系は苦手?
柑橘系というよりは、モモのような甘い果実の印象なので、生臭さをカバーしてくれるような感じではないのかもしれません。
魚系よりは、鶏などの白身の肉の方が合うのかもしれませんね。
このワイン、カミさんには不評でしたが、私は結構スキかも。
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