2011/06/11

ドメーヌ・モントリ コトー・デュ・ラングドック ルージュ 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)ツヴァイゲルトレーベ(日本:岩手県:花巻市大迫町:07)\3570
(2)テンプラニーリョ(スペイン:ムルシア州:フミーリャ:08)\1290
(3)グルナッシュ、サンソー(仏:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック:09)\1180(6本セット@997円で購入)
(4)カリニャン、グルナッシュ・ノワール、シラー(仏:ラングドック地方:コトー・デュ・ラングドック:09)\798

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ・モントリ コトー・デュ・ラングドック ルージュ 2009【外観】
わずかに落ち着いた印象の、濃いルビー色。
色味は黒っぽいが、フチはやや彩度の低いルージュ。
深い透明感を感じるが、底は見えない。
粘性は中庸。

【香り】
焦げ臭。
タバコの葉。
ブルーベリージャム。
かなり焦げ臭が強め。
グラスを回すと、ちょっと野性的な動物香。
スパイス。
香木のような印象もある。
香りは強めでボリューム感がある。

【味わい】
残糖をやや多めに残すセック。
フルーティでほんのり甘いアタック。
ミディアムからフルボディ。
酸味は強く、ジューシー。
タンニンは弱く、微かに舌が乾くくらい。
アルコール度は強めで、後味は辛く、乾く。
飲んだときの渋味は弱いが、後味に渋味が残る。
余韻は少し続く。

【判定】
濃いながらも、艶っぽさと透明感を感じる外観。
この中ではどれも候補か。

香りは焦げ臭がまず強い。
グラスを回すとスパイスや動物香のシラーっぽい要素が出てくる。

ラングドックの印象が近い。

飲み口はフルーティでボリューミー。
南のワインの印象。

タンニンも少なく、グルナッシュのイメージ。

ラングドックの2つにほぼ絞るが、シラーが入っているかどうかがポイント。

このシラーっぽさが、クセモノで、メルローとかでも感じる事があるので要注意。

価格の印象も1000円しないくらいの、ちょっとバランスの悪いまとまり。

ファイナルアンサーで、カリニャン、グルナッシュ・ノワール、シラー
で、ピンポン

ちょっと微妙なバランスのワインですね。

【総評】
ドメーヌ・モントリ コトー・デュ・ラングドック ルージュ 2009
DOMAINE MONTAURY COTEAUX DU LANGUEDOC ROUGE 2009

フランス:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カリニャン、グルナッシュ・ノワール、シラー

リカーランドトップで、798円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
まあ、1000円はしないだろう、ってところでは正解ですね。

今日の晩ご飯は手羽先のカラアゲだったのですが、甘みとフルーティさがジュースっぽくなってイマイチ。

冷やすとジュースっぽい飲み口になります。

温度が高いと、やや間の抜けたような、バランス。

なんでしょうね、フルーティだけど、辛い、みたいな。

悪くないんですけどね。
なんだかんだで、グラスが進みます。

ドライでベタベタしてないフルーティさがいいのかも。

ちょっと個性もあって、なかなか評価が難しいワインですね。

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