2011/04/21

ウルメネタ シャルドネ 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)シャルドネ(日本:山形県:かみのやま:05)\600(ワゴンセール)
(3)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー地方:09)\598

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ウルメネタ シャルドネ 2009【外観】
少しグリーンがかった、淡いレモンイエロー。
色味は淡く、単調で、グレーがかっている。
輝きは弱め。
小さな気泡がグラスの内側に多く現れる。
粘性は弱い。

【香り】
石灰のようなミネラル。
柑橘系。
白い花。
ちょっと石鹸っぽい。
グラスを回すと、さらにミネラル感が強くなる。
香りは弱めで、ちょっと地味。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
軽くて、力の抜けた感じの口当たり。
酸味はちょっと頼りないが、最後まで残る。
アルコール度はあまり高くなさそうだが、後味にアルコールっぽさがある。
ボディは弱く、少し水っぽく感じる。
余韻は少し続く。

【判定】
全部シャルドネの、生産国と価格違い。

グリーンがかった外観からは、2009年が候補。

香りは弱めで頼りないので、シャブリは消える。

味わいは少し残糖を残したニューワールドタイプ。
いかにも低価格って感じの、力の抜けたまとまり。

ファイナルアンサーで、チリ
で、ピンポン

爽やか系のシャルドネですね。

【総評】
ウルメネタ シャルドネ 2009
URMENETA CHARDONNAY 2009

チリ:セントラル・ヴァレー地方
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティで、598円で購入。

カミさんに感想を聞いたら、「美味しいんだけど、微妙に水っぽい、780円。」
598円とネタばらししたら、それはお買い得、という評価でした。

確かに、水っぽい感じはあるんですが、バランスはいいのかも。
軽いなりに、美味しくまとまっている感じ。

最初は、あまりフルーツ感を感じなかったのですが、飲み進むと、結構フルーティですね。
爽やかで、さっぱりしたフルーツ感がなかなかいいですね。

軽めで、スイスイと飲めるのもポイントです。

今日の晩ご飯は、鶏肉ともやしの炒め物と、アジのみりん干し。

炒め物は、ご飯のおかずになるように強めの味付けだったので、ワインが負けてしまってダメでした。

アジのみりん干しは完全にアウト。
とにかく生臭くなります。
干物とワインって、なんでこんなに合わないんでしょうね。

うちで焼いた丸パンがあったので合わせてみたら、今度はワインがちょっと強くなります。
シャルドネらしい強さが、急に主張しますね。

チーズと一緒だと、ちょうどいいかもしれません。

最初はあまり良い印象じゃありませんでしたが、飲み進むとだんだん良くなってきましたね。

軽くて、爽やかなフルーティさがあって、スイスイ飲めてしまいます。

ニューワールドのシャルドネによくある、ベッタリと重い、感じではありません。

800円前後だったらお買い得かも

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