2011/04/23

コスティエール・ド・ニーム 2008 レ・グラン・ド・セール(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)グルナッシュ60%、シラー40%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコスティエール・ド・ニーム:08)\1280
(2)テンプラニーリョ、シラーズ(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:09)\1200 (3)プリミティーヴォ(伊:プーリア州:IGTサレント:08)\1200
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(5)ネグロアマロ(伊:プーリア州:IGTサレント:09)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

コスティエール・ド・ニーム 2008 レ・グラン・ド・セール【外観】
若々しい色調の、濃いガーネット。
色はほとんど黒に近いが、フチだけ薄く、青味のあるバイオレット。
透明感はほとんど無い。
粘性は高めで、脚が長く残る。

【香り】
スモーク。
茎のようなグリーン香。
チョコレート。
グラスを回すとグリーン香がさらに強くなる。
さらにスパイシーさが出てくる。
香りはそんなに強くないが、厚みを感じる。

【味わい】
残糖を少し感じる、セック。
マイルドで、穏やかなアタック。
フルボディ。
アルコール度は高そうだが、バランスよく収まっている。
外観や香りの印象とは大分違う、軽さのある綺麗な口当たり。
ちょっと上質なボルドーみたい。
酸味は穏やかで、やや頼りない。
タンニンは柔らかく、控えめで、舌の真ん中がちょっと乾く。
後味はキレイに消える。
余韻は少し続く。

【判定】
とても濃い外観からは、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン。
でも、他のワインも外せない。

香りの印象は、茎っぽいグリーン香がカベルネ・ソーヴィニヨン。
だが、スパイシーさがあって、ローヌもありそう。

口当たりは洗練されていて、優しい感じ。
どちらかというと、伝統産地の印象。
ニューワールドっぽくない。

トータルではローヌが一番近い?

ファイナルアンサーで、グルナッシュ、シラー
で、ピンポン

上質な印象のローヌです。

【総評】
コスティエール・ド・ニーム 2008 レ・グラン・ド・セール
Costieres de Nimes Rouge 2008 Les Grandes Serres

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコスティエール・ド・ニーム
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ60%、シラー40%

イオンで、1280円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、1980円。
安くても、1680円くらいだそうです。

確かに、ワンランク上のイメージですね。

口当たりがいいんですよね。
香りはそれほど華やかさはありませんが、ツボは押さえてる感じです。

晩ご飯は煮込みハンバーグ。
トマトベースのソースで煮込んでます。

合わせるとちょっと辛さが出てきますが、問題なし。

ワインだけで飲んでいると、まろやかな口当たりにプラスして、上品なフルーツ感が出てきます。

軽く、チーズくらいをおつまみで美味しく飲めそうなタイプですね。

コストパフォーマンスも高く、オススメです。

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