2011/04/24

サントネージュ エクセラント リミテ かみのやまシャルドネ 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホ(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:09)\1200
(3)ヴェルディッキオ(伊:マルケ州:DOCヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ:09)\1200
(4)シャルドネ(日本:山形県:かみのやま:05)\600(ワゴンセール)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

サントネージュ エクセラント リミテ かみのやまシャルドネ 2005【外観】
わずかにオレンジがさしている、濃いイエロー。
色味は強く、熟成感のある黄色。
シンプルで、均等に色がついてる。
輝きは強め。
粘性はやや強め。

【香り】
強い樽香。
ウイスキーみたい。
バター。
グラスを回すと、オレンジや柑橘系の果実香。
樽香が強すぎて、他の要素が見えてこない。
香りは強めで、やや鼻をさす、刺激的な強さ。

【味わい】
残糖をわずかに感じる、セック。
ボディはやや厚め。
樽香が口に広がる。
酸味はやや酸化しているような刺々しさがある。
アルコール度は少し高そう。
後味はキレイに消えて、ほんのり苦みと、クセのある香りが残る。

【判定】
やや熟成感を感じる濃い黄色からは、2005年のシャルドネ。

香りは樽香主体で、品種の要素が見えてこないが、どちらかというとシャルドネっぽい。

味わいは、コッテリとしてクセのある味わい。
酒精強化されたワインみたい。

シャリーっぽさがあるので、ひょっとするとスペイン?
でもさすがに、2009年って事は無いだろう。

単調で、インクで色をつけたような色調も、なんとなく日本のシャルドネって感じがする。

ファイナルアンサーで、日本のシャルドネ
で、ピンポン

ちょっと頑張りすぎてる感じのシャルドネですね。

【総評】
サントネージュ エクセラント リミテ かみのやまシャルドネ 2005
Ste.Neige Excellente Limitee Kaminoyama Chardonnay 2005

日本:山形県:かみのやま
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、ワゴンセール600円で購入。

力いっぱい頑張って造りました、って感じの、やや押し付けがましい味わいでしょうか。

樽香が強いワインは、我が家的にはアウトなんですが、これはストライクのアウトです。(意味不明?)
印象としては、ニューワールドのシャルドネ。

今日の晩ご飯は、たけのこご飯。
日本のワインですが、ニューワールドテイストなので、まったく、合いません。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
好きなタイプじゃないけど、ワインとしてはしっかりしている印象だそうです。
ただ、ネタばらしで600円って教えたら、それでも買わない・・って言ってました。

このクラスで、6年間瓶熟成すると、もう下り坂に入っているものが多いですが、このワインは下り坂という感じではありません。
まだまだ頑張ってる感を保ってますが、でもなんだかちょっと、美味しくないかな。

いろいろと強すぎて、リラックス出来ないんですよね。

6年の樽熟成でちょっと酸化が始まっている、というの一つの原因かもしれませんが、まだまだ発展途上な印象を受けてしまうワインです。

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