2011/02/06

甲斐の宴(白)シャトレーゼ ベルフォーレ ワイナリー NV(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)リースリング(ドイツ:モーゼル地区:QbA:08)\1120
(3)甲州主体(日本:山梨県:NV)\1050
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:07)\798
(5)ガルガネーガ90%、トレッビアーノ10%(伊:ヴェネト州:DOCGソアーヴェ・クラシコ:09)\680

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

甲斐の宴(白)シャトレーゼ ベルフォーレ ワイナリー NV【外観】
かすかにオレンジがかった、薄めのイエロー。
色あいは薄いが、若さのある印象で、かすかにオレンジがかって見える。
輝きは強め。
ディスクは厚めで、フチはほぼ無色。
粘性も高く、脚が長く残る。

【香り】
オレンジ。
お菓子の香料のような甘い香り。
白い花。
カジュアルで華やかさのある印象。
グラスを回すと少し硬質なミネラルの印象が出てくる。

【味わい】
残糖をやや多めに感じる、セック。
マイルドで、フレッシュなアタック。
ボディは軽い。
酸味は強めで、フレッシュな果実のような印象。
アルコール度は意外と高い?
少し水っぽさのある口当たりで、後味にフレッシュジュースの酸のような印象が残る。
余韻は短い

【判定】
淡い色調からは、シャルドネが外れて、オレンジっぽい外観からはソーヴィニヨン・ブランが外れそう。

香りはちょっと香料っぽさがあって、明るく賑やかな印象。
このパターンはイタリアのワインが多い。

味わいは少し甘みがあるところが特徴。
水っぽい軽さがあって、フレッシュジュースが混ざっているような印象もある。

ちょっと、輸入ワインを使った国産ワイン、っぽい?
ワインをブレンドして作ったようなイメージ。

ソアーヴェだったら、もう少し辛口で、ワインとしての芯がしっかりしてるはず。

ファイナルアンサーで、甲州主体の国産ワイン
で、ピンポン

何とも微妙なワイン?

【総評】
甲斐の宴(白)シャトレーゼ ベルフォーレ ワイナリー NV

日本:山梨県
アルコール度:11%
ブドウ品種:山梨県産甲州種主体、輸入ワイン使用

シャトレーゼで、1050円で購入。

カミさんに値段を聞いたら、1800円。
なんと高評価。

日本の甲州は高い印象があるので、2000円弱くらいするのかな、と思ったそうです。

軽いけど、スッキリと飲みやすく、後味がいいですね。
ジュースっぽく、水っぽいと思うか、人によって意見が分かれそうです。

今日の晩ご飯は、サバの竜田揚げ。

普通、青魚はワインに合いません。
さらに大根おろしを添えて、ワインに厳しくなってます。

さすがに合わないだろうと思って合わせてみると、全然問題なし。

ほんのりとある甘さがいいのか、軽さがいいのか、サバにもよく合います。
焼酎も用意してあったのですが、このワインの方がサッパリして良く合いました。

ワインだけで飲んでると、イマイチ感がありますが、食事と合わせると、なかなかいいポジションに来ますね。

独自のスタンスを持っているので、合わせる食事によっては、活きるワインだと思います。
ほうとうとか、鍋ものにも合いそうです。

ワインとして楽しみたい人には物足りないと思いますが、弱めのワインを、和食に合わせたい、って人にはバッチリではないでしょうか。

ただ、上質な甲州ワインを期待して飲むと、全然印象は違います。
国産ワインで1050円は安いけど、輸入ワインをブレンドしてる点がちょっと残念かも。

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