2011/02/20

シャトー・ド・ボー・リヴァージュ 2000(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ:09)\1499
(2)サンジョヴェーゼ85%、カナイオーロ・ネッロ10%、マルヴァジア・ネラ5%(伊:トスカーナ州:DOCGキアンティ・コッリ・セネージ:08)\1250
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(4)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・シューペリュール:00)\1080
(5)グルナッシュ、シラー(仏:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック:05)\1040

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・ド・ボー・リヴァージュ 2000【外観】
フチにオレンジが差している、落ち着いた色調の、濃いルビー。
熟成感を感じる、少しレンガっぽくなった色あい。
深い透明感があるが、底はギリギリ見えないくらい。
粘性は弱め。

【香り】
ドライフラワー。
ドライフルーツ。
煮詰めた果実。
プルーン。
かすかに還元香。
スモーキーなグリーン香。
グラスを回すと、生っぽい動物香。
麝香のような、悪臭系の印象が立ってくる。
これからどんどん印象が変わってきそう。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ミディアムボディ。
ライトでマイルドなアタック。
酸味はやや収斂性を伴った感じだが、酸化してる感じは無い。
タンニンは良く溶けていて、マイルド。
口の中でジワッと広がる印象。
余韻は細く続く。

【判定】
熟成感のある外観。
2000年ボルドーか、2005年のラングドック。

香りはしっかり熟成したボルドーのイメージ。
ドライフラワーの中にスミレのような華やかさもある。

味わいも少し上質な熟成したボルドー。
卵白のような滑らかさも感じられる。

ファイナルアンサーで、2000年ボルドー
で、ピンポン

この価格とは思えない、上質感を感じます。

【総評】
シャトー・ド・ボー・リヴァージュ 2000
Chateau de Beau Rivage 2000

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・シューペリュール
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%

リカーランドトップで、1080円で購入。

2000年のボルドーって、飲むの初めてかも。

本来高いはずのビンテージが、1080円??
という訳で全然期待してなかったこのワイン。

ダメもとで買ったので、期待はしてませんでしたが、意外と美味しい?

カミさんに価格感を聞いたら、1780円。

さすがに2000年のボルドーが1080円で売ってるとは思ってなかったみたいですね。

でもカミさんの評価は散々で、すでに酸っぱく感じて、ダメみたいです。

確かにグラスに注いで、ちょっと時間が経つと、急に酸っぱくなってきます。
元々力のあるワインでは無いみたいで、10年超の熟成には耐えられなかったみたい。

でもこのワイン、酸っぱいんだけど、悪くないんですよね。

今日の晩ご飯は、煮込みハンバーグのチーズ乗せ。
なかなかいい感じで合いました。

食後にチーズに合わせてみましたが、パルミジャーノ・レジャー、コンテ、ストリングチーズ、それぞれに良く合います。

ワインだけで飲むと、ちょっと酸化してたり、下り坂な感じが気になりますが、食事と合わせるとあまり気になりませんね。

なにしろこの価格なので、文句は言えません。
コストパフォーマンスも高く、熟成感も、いろいろな意味で楽しめました。

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