2010/12/23

トマ・バッソ コート・デュ・ローヌ 赤 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:08)\1449 (6本セット@997円で購入)
(2)メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%(仏:ボルドー地方:コート・ド・カスティヨンAC:02)\1399(特売)
(3)グルナッシュ、シラー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:09)\1121
(4)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:ボルドー・シューペリュールAC:00)\1080
(5)品種不明(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\598

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トマ・バッソ コート・デュ・ローヌ 赤 2009
【外観】
若々しい色調の、濃いルビー色。
フチは青味の強いバイオレットでかなり若い印象。
深い透明感があり、底がうっすら見える。
粘性は弱め。

【香り】
フレッシュな赤い果実。
生木のようなグリーン香。
パンのような酵母の印象。
グラスを回すと、生木のような印象が強くなる。
炭酸のような、新酒の印象がある。
香りは弱めで、生っぽい。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ミディアムボディ。
酸味は強く、刺激的で、若々しい。
タンニンはちょっと荒くて強め。
フレッシュなジュースっぽい味わいで、ボリューム感は無い。
少しクールな印象があり、飲みやすい。
アルコール度は低め。
後味はタンニンが強く残る。

【判定】
まず若い外観から、2000年、2002年のボルドーは消える。
可能性としては、2009年のローヌ。

香りは生木のようなグリーン香が印象的。
カベルネ・ソーヴィニヨン?

味わいは、ちょっと雑な印象で、新酒っぽい。
残糖は少ないが、フルーティでちょっと甘い印象がある。
この甘みはグルナッシュとかシラーの印象。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ、シラーの2009年コート・デュ・ローヌ
で、ピンポン

う~ん、ちょっとイマイチなローヌ?

【総評】
トマ・バッソ コート・デュ・ローヌ 赤 2009
Thomas Bassot Cotes-du-Rhone Rouge 2009

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー

ジャスコで、1121円で購入。

カミさんに価格を聞いたら、1680円。
意外と高評価。
香りが華やかで飲みやすい、そうです。

私が新酒みたいで安っぽい印象って思った部分を、華やか、と感じたみたです。
いやいや、本当に評価って人それぞれですね。

確かにカミさんに華やかと言われると、そう感じてきました・・・

口当たりはちょっと若々しくて荒っぽいところがあるのですが、クールな印象があって、魅力的ではあります。
コストパフォーマンスはいいのでは。

今日の晩ご飯は焼肉サラダ。
韓国風の焼肉の味付けをした豚肉をサラダの上に乗せたものです。

焼肉味のお肉と合わせると、ケンカする感じでワインも肉も味がキツくなりますね。

サラダとお肉を一緒に合わせると、少し馴染んで、ワインも美味しくなりました。
パンにはさむともっと合いそう。

ワインだけで飲んでも結構辛い印象ですが、食事に合わせるとより辛さが気になります。

脂分が多くて、辛さを弱めてくれるような食事が合うのかな。
ビーフシチューとか、ステーキとか。
カレーも良いかもしれません。

食事が終わって、チーズのブリーと、自家製のシュトーレンに合わせてみました。

ブリーはオーダーチーズ・ドットコムで買った、塩気が少なく上品でまろやかな味わい。
どんなワインでも大体合うんですが、このワインはやっぱり辛さが気になります。

シュトーレンは、ラムに漬け込んだレーズン、ナッツ、パン生地の味の構成が、ワインと良く似てるので、大体のワインに合うのですが、このワインはやっぱり辛くなってしまいます。

なんでしょうね?
飲み進むと、どんどん辛い印象になってきました。

最初にあった華やかな香りも無くなり、地味な印象に・・・

いいところもあるのですが、全体的なバランスがもうひとつ、って感じのワインでしょうか。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事