2010/12/19

モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・パストゥーグラン 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ピノ・ノワール、ガメイ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・パストゥグランAC:08)\1460
(2)グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:08)\1449(6本セット@997円で購入)
(3)メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%(仏:ボルドー地方:コート・ド・カスティヨンAC:02)\1399
(4)品種不明(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:09)\1121
(5)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:ボルドー・シューペリュールAC:00)\1080

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・パストゥーグラン 2008
【外観】
若い色調の、濃いルビー色。
色合いは青味がかったヴァイオレットで、やや黒っぽい。
透明感があり、底がしっかり見える。
粘性は中庸で、脚が多く現れる。

【香り】
赤い果実。
キャンディ。
わずかになめし革。
グラスを回すと、動物香と、ケミカルな印象。
張りのあるなめし革の印象が強くなる。
香りは弱めで、若干腐臭がある?
温度が低いせいか、グラスを回しても香りが立ってこない。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ライトからミディアムボディ。
フレッシュで、軽い口当たり。
酸味は強めだが、やや荒っぽさがある。
タンニンは細かいがやや強く、舌の表面が全体的に乾いてくる感じ。
全体的に収斂性を感じる。
余韻は短い。

【判定】
透明感のある外観からは、ピノ・ノワール、ガメイ。

香りは弱めだが、ガメイっぽいキャンディの印象がある。

味わいは、ライトで少し荒っぽい口当たりだが、旨みをもっている。

全体的にほぼガメイだが、他の選択肢を検討。
今回のメルローは、2002と2000年なので、まず違う。

ローヌも、グルナッシュやシラーのようなフルーツ感は無いので、これも違うだろう。

ファイナルアンサーで、ガメイ、ピノ・ノワール
で、ピンポン

ガメイらしい、荒っぽい口当たりですが、沁みる美味しさがあります。

【総評】
モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・パストゥーグラン 2008
MONGEARD-MUGNERET BOURGOGNE PASSETOUTGRAIN 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・パストゥーグランAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ、ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1460円で購入。

このワイン、基本的には美味しいのですが、何か傷んだ果実が混ざっているような匂いが、時々ふっと顔を出すんですよね。
軽いブショネなのかな?

でもとても美味しいです。

バサバサした荒っぽい味わいが嫌いな人には勧められませんが、安いブルゴーニュ特有の、人を突っぱねるような荒い口当たりが平気な人にはオススメですね。

飲み終わった後の余韻がとてもいいので、ついついグラスに手が伸びてしまいます。

今日の晩ご飯は鶏の照焼き。
オニオンマヨネーズソースがかかってます。

合いもしないし、邪魔もしない、って感じ。

チーズのブリーは良く合いました。

コストパフォーマンスは高いですね。
ガメイらしいクセを持っているので、好き嫌いはあるかもしれませんが、個人的にはとても好きなタイプです。

うまく言えないんですが、フルーティでは無いのに、喉が潤うようなジュージーさを持っていて、どんどん飲みたくなるタイプです。
やっぱり後味というか、余韻がいいんですね。

それにしても最初に感じた、ちょっと傷んだ香りはすっかりしなくなりましたが、何だったんだろう?

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

還元香でしょ

にしのたけし さんのコメント...

確かに・・
還元香だったかもしれませんね。

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