2010/11/21

山梨甲州 ぶどう酒 シャトー勝沼 NV(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド:マールボロ:10)\1180
(2)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ・ブランAC:07)\1080
(3)マカベオ50%、シャルドネ50%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:08)\1050(6本セット@997円で購入)
(4)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:09)\1000(6本セット@997円で購入)
(5)甲州(日本:山梨県:甲州市:勝沼町:NV)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

山梨甲州 ぶどう酒 シャトー勝沼 NV
【外観】
ほとんど無色に近い、淡いレモンイエロー。
色合いは、硬質感のあるグレーにほんのり黄色味がある程度。
輝きがあり、金属質な輝きがある。
粘性はやや高く、脚が長く残る。

【香り】
石油のような鉱物香。
柑橘系フルーツ。
甘酒っぽい酵母の印象。
グラスを回すと、少し生っぽい草の印象。
香りは弱めで繊細。
華やかさはあまりなく、ちょっと田舎っぽい感じ?
日本酒の酵母のようなイメージもある。

【味わい】
残糖を多めに残す中辛口。
口当たりはライトで、かなり水っぽい。
酸味は大人しく、少し力不足。
アルコールの印象が強い。
軽い口当たりながら、アルコール度は高そう。
最初の印象はほんのりとした甘さとフレッシュ感、そのあといきなり水っぽくなり、すーっと消えていく。
余韻は無く、後味はわずかにジューシー。

【判定】
ほぼ無色の外観は、甲州以外には考えられない。

香りも甲州らしい控え目で優しい感じ。
わずかなペトロール香と、日本酒のような酵母のイメージが特徴的。

味わいは超ライト。
世界中探してもこれほどライトなワインは甲州以外に無いのでは。

ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン

さすがにこれは当たりますね。

【総評】
山梨甲州 ぶどう酒 シャトー勝沼 NV
Yamanashi Koshu Budo-Shu Chateau Katsunuma NV

日本:山梨県:甲州市:勝沼町
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州

西友で、980円で購入。

ほんのり甘さのある、やや辛口で、フレッシュな口当たりの甲州です。
ライトで、ちょっと水っぽいくらいの軽さなんですが、アルコールの印象が浮いてて、一昔前の日本のワインの印象がありますね。

ただ、全体のバランスは1000円弱としては良い方ではないかと思います。

ほんのりある甘さも、和食と合わせやすそう。

今日の晩ご飯は、アジのから揚げ、レンコンのから揚げ、がんもどき、納豆、という完全な和食。

普通、青魚とワインって合わせにくいですが、このワインは何となく和食に合いそう。
で、実際に合わせてみると、これが全くダメ。

生臭さが際立ってしまいました。

レンコンのから揚げとか、がんもどきはそれほど問題ないけど、よく合うって程でもない。

試しに合わせてみた納豆は最悪。
雑巾の匂いになってしまい、ちょっと慌てます。

なんだかんだで、結局バゲットが一番合いましたね。

チーズ乗せてみたりしましたが、プレーンなバゲットが一番相性のいい感じ。

料理に合わせやすそうで、意外と神経質ですね。

イメージとしては、肉じゃがとか筑前煮みたいな、肉の入った煮物が合いそうな気がするのですが。

軽いなりに美味しく飲めるワインですが、最近の甲州のレベルで考えると、少し品質が落ちる感じ?

カミさんに値段を聞いたら、1280円。

確かに甲州で1000円切るワインは少ないですからね。
そういう点では貴重なワインなのかも。

個人的な好みの話になってしまいますが、私は1500円出しても、もうちょっと良い甲州の方がいいかな。

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