2010/10/31

モントグラス ソレウス ソーヴィニヨン・ブラン 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(2)グルナッシュ・ブラン、マルサンヌ、ルーサンヌ(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\1320
(3)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ・ブランAC:07)\1080
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー:09)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

モントグラス ソレウス ソーヴィニヨン・ブラン 2009【外観】
ほとんど無色に近い、グレー。
ほんのり黄色がかっているくらいで、ほぼ無色。
輝きは弱め。
粘性は弱い。

【香り】
柑橘系のフルーツ。
ミネラル。
スモーキーさを感じるグリーン香。
グラスを回すと、乳製品のようなクリーム系の印象が強くなる。
香りは弱めで、フレッシュな印象。

【味わい】
残糖を多めに感じるセック。
グレープフルーツのような苦みを伴ったフルーツ感。
酸味はしっかりしていて、シャープ。
アルコール度は意外と強め。
ボディはややふっくらしていて、広がりがある。
フレッシュでフルーティなアタックから、苦みと酸味が広がり、少し余韻が続く。

【判定】
甲州を思わせる、無色に近い色合い。
ソーヴィニヨン・ブランが候補だが、グルナッシュ・ブランもある?

香りはグレープフルーツやスモーキーなグリーン香があり、ソーヴィニヨン・ブラン。

味わいは残糖を多く残すニューワールドタイプ。
グレープフルーツのような苦みはまさにソーヴィニヨン・ブラン。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

いかにもニューワールドのソーヴィニヨン・ブランです。

【総評】
モントグラス ソレウス ソーヴィニヨン・ブラン 2009
MONTGRAS SOLEUS SAUVIGNON BLANC 2009

チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、950円で購入。

飲み口はフルーティでスッキリしてるんですけど、なんともいえない重さがあるワインです。

なんでしょうね、アルコール度が高すぎるのかな?

残糖もやや多めですが、それよりもアルコール度の高さが甘い印象を作っていますね。
その甘さが全体にのしかかっているような感じ。

やっぱりバランスが悪いんでしょうね。

悪口ばっかり書いてますが、いいところもあります。

飲み口のフレッシュなフルーティさはなかなかいい感じ。

多分、合わせる食事で随分と変わってきそうな印象。

重さをフォローして、フルーツ感を活かせる食事・・・ってなんだろう?

バゲットに合わせると塩味がケンカします。
お昼のあまりのミートソースだと、重さが増長。

匂いの強いスナック菓子に合わせると、ワインの味がまったく分かりません。

やっぱりチーズかな?

チャーミングなフルーツ感はとても良いのですが、重くのしかかる甘みがこのワインを苦しめてますね。

カミさんに価格を聞いたら、「680円」。
感想は、「いまいち」だそうです。

我が家的にはリピートしないワインでしょうか。

ワインショップ ソムリエ「バラエティー6本セット」

 
ワインショップ ソムリエ「バラエティー6本セット」楽天のポイントがたまってきたので、またワインセットをあれこれチェック。
良さそうなワインセットを発見したので、注文してみました。

【送料無料】55%OFF!バラエティー6本セット!赤3本&白2本&ロゼ1本の高品質ワインセット!税込 5,980 円

1本あたり949円なので、激安って訳ではありませんが、そこそこ品質が良さそう。




(1)カンポス・デ・ルス ガルナッチャ 2009
 参考価格:1,050 円
 生産国:スペイン
 ブドウ品種:ガルナッチャ



(2)コート・デュ・ローヌ・ルージュ”テル・ド・ミストラル”カーヴ・デステザルグ 2008
 参考価格:1,449 円
 生産国:フランス:コート・デュ・ローヌ
 ブドウ品種:グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン 20%



(3)カベルネ・ソーヴィニョン ル・シャ・ルージュ 2009
 参考価格:1,890 円
 生産国:フランス:ヴァン・ド・ペイ・ドック
 ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン



(4)ヴィネム・ブランコ エステバン・マーティン 2008
 参考価格:1,050 円
 生産国:スペイン
 ブドウ品種マカベオ50%、シャルドネ50%



(5)メゾン・フリューリー・シャルドネ 2009
 参考価格:1,000 円
 生産国:フランス:ヴァン・ド・ペイ・ドック
 ブドウ品種:シャルドネ



(6)VdP ピノ・ノワール・ロゼ ロラン・ペロー 2009
 参考価格:1,354 円
 生産国:フランス:ロワール地方
 ブドウ品種:ピノ・ノワール

あまり見かけない銘柄が多いので、飲んでみないと何とも分かりませんが、ちょっと楽しみでもあります。

注文して、翌々日には到着しました。

あけてワインをチェックしてみると、ややラベル不良のものが多い?
ちょっと汚れていたり、剥がれかけていたり。
それほどひどいコンディションのものはありませんが、ちょっと気になるかな~。

マカベオとシャルドネのスペインの白は、若いワインなのに、ちょっと嫌な濃さがあって、酸化してるんじゃないって感じも・・・
まあ、飲んでみないと何とも言えませんが。

テイスティングシートが入ってて、「おっ、なかなか気がきいてるじゃん。」って思ったら、それぞれのワインに関してのテイスティング内容が入っているんじゃなくて、記入用のテイスティングシート。

自分のテイスティング内容と比べられると思ったのに、ちょっと残念。
しかも6本セットなのに1枚しか入ってないし。

まあ、あれこれ文句言ってますが、ワインがうまけりゃ全然問題ありません。

また飲んだらレポートします。

ワインぐま:ハロウィンバージョン

 






ハロウィンだったので、ワインぐまのハロウィンバージョンを作ってみました。

次はクリスマスかな?

ヴェレノージ ロッソ・ピチェーノ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)メルロー(豪:サウス・オーストラリア州:08)\1827(12本セット@831円で購入)
(2)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(3)サンジョヴェーゼ、モンテプルチャーノ(伊:マルケ州:ロッソ・ピチェーノDOC:09)\950
(4)グルナッシュ・ノワール50%、シラー20%、ムールヴェドル20%、カリニャン5%、サンソー5%(仏:ラングドック・ルーション地方:ラングドックAC:08)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴェレノージ ロッソ・ピチェーノ 2009
【外観】
ほとんど黒に近い、濃いガーネット。
透明感はほとんど無く、底は見えない。
色は濃く、ほとんど黒で、フチだけ薄くヴァイオレット。
粘性は強めで脚が長く残る。
雫に色素が残る。

【香り】
濃縮感のある果実香。
なめし革。
タバコの葉。
スパイス。
グラスを回すと生っぽい動物香。
チョコレートのような印象もあり。
香りはそれほど強くないが、ボリューム感を感じる。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
フルボディ。
アルコール度は高い。
酸味は強く、フレッシュでフルーティな飲み口。
タンニンは控え目で、少し舌の表面が乾く程度。
ジューシーさが最後まで続く。

【判定】
相当濃い感じは、オーストラリアをイメージさせる。

香りの印象もフルーツ感が強く、メルローっぽい。

味わいはフルーティでジューシー、しかも濃厚なニューワールドタイプ。

ただ、最近はイタリアでもスペインでもフランスでもこういったタイプがあるので、要注意。

まず生産年は2008年~2009年のイメージなので、05年ガルナッチャは消える。

サンジョヴェーゼ独特な紹興酒のような香りは無いので、これも違うだろう。

グルナッシュ・ノワールについては、これだけボディのしっかりしたワインにならないだろうからこれも違う。

で、最初の印象通りの選択肢が残る。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー

なんとまあ、サンジョヴェーゼでした。

【総評】
ヴェレノージ ロッソ・ピチェーノ 2009
VELENOSI ROSSO PICENO 2009

イタリア:マルケ州:ロッソ・ピチェーノDOC
アルコール度:13%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ、モンテプルチャーノ

リカーランドトップで、950円で購入。

ネタバレしてみると、なるほどサンジョヴェーゼっぽい酸味を感じます。

でもしかし、このワインをブラインドで飲んで、イタリアのサンジョヴェーゼだと分かる人ってそうそういないんじゃないでしょうかね。

なんだか無理やり濃くしてる感じがあって、ちょっとバランスが崩れているような印象も少し。
樽の印象もやや後付けっぽい感じで、なんだかギクシャクしてるんですよね。

一口目が一番美味しくて、飲み進むにつれて、だんだん「?」マークがついてくるようなタイプですね。

バゲットのガーリックトーストには良く合いました。

さらにトマトとチーズをバゲットに乗せて焼いてもバッチリ。

そのまま飲んでると、ちょっと気になる部分も、食事に合わせるとあまり気になりません。

ちょっと人工的な感じもあるけど、まあまあ美味しく飲めるワインです。

それにしても、テイストはまさにニューワールド。

ラベルデザインはとてもいいんですよね、ちょっと和風な感じ。
でもなんでウサギなんでしょうね?

2010/10/30

モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・ロゼ 2009

 
モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・ロゼ 2009モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・ロゼ 2009
MONGEARD MUGNERET BOURGOGNE ROSE 2009

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・ロゼAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1460円で購入。

【外観】
ルージュがかった、少し濃い目のロゼ。
輝きがあり、フルーツゼリーのような印象。
色味はロゼとしてはやや濃く、紫でもオレンジでもないルージュ。
粘性は中庸。

【香り】
甘い、カラメルのような印象。
グラスを回すと、フレッシュな赤い果実が顔を出す。
でもすぐに砂糖菓子のような甘い印象で隠される感じ。
ハーブやミネラルの印象も混ざっている。
香りは強くないが、繊細な印象。

【味わい】
わずかに残糖を感じるセック。
フレッシュで上質なフルーツ感。
ハリのある口当たりで、酸味も強め。
渋味は絶妙なバランスで効いている。
アルコール度は結構強めで、後味は少し乾く印象。
余韻は長めに続く。

【総評】
いいロゼですね。
上質感とフレッシュ感が同居してます。
アルコール度が強いので、グイグイ飲めるタイプではありませんが、味わい深さがあります。

なんか、ブルゴーニュ、って感じで落ち着きます。

ニューワールドワインみたいに余計な気を使ってないし、マイペースだし、でも共感出来る、というか。
ブルゴーニュのワインって心に沁みますよね。

というか、こういうタイプが単純に懐かしいだけかも。

食事がなくても、チビチビと楽しめるタイプですね。
からだにジワッと沁みていく感じがなんとも心地よい。

このワイン、後味がキレイなんですね、すっと消える。
雑味がないけど、旨みがある。

しかも飲み終わったあとの余韻がとてもいい。
いつまでも美味しさがに残ってる感じがします。

実に素晴らしい、良いワインですね。

ただ、飲み口がとても強くて、ホントにチビチビ飲んでしまいます。

昔のシャブリは強烈なやつがあって、ホントにチビチビ飲みましたが、このワインもちょっとそれに近いタイプかも。

しっかり辛口で、アルコール度高め、しかも旨い。

食事と合わせると、フルーツ感が顔を出します。

今日は自家製のバゲットとクリームシチュー。
とても良く合いました。

カミさんに価格を聞いたら、1980円。
確かにそれくらいの印象がありますね。

無くなってしまうのが惜しい、最後まで美味しいロゼですね。
2000円以下だったら、お買い得ですね。

■楽天ショップへのリンク
ブルゴーニュ・ロゼ  2008 ドメーヌ モンジャール・ミュニュレ 税込 1,743 円
※サイトから引用
1620年から始まる由緒ある造り手。現在はヴァンサン・モンジャールが当主を務めています。
エシェゾー(最大の所有者)、グラン・エシェゾー(第二位の所有者)等南面の条件のよい畑を中心に
23ものアペラシオンのワインを所有しており、その畑の総面積は30haにも及びます。
テロワールを活かしたブルゴーニュの王道ともいえる味わいを高品質で世に広く伝えることの出来る生産者です。
こだわりは細部にまでわたり、オーク樽は有名なトロンセの森の隣でヴァンサン氏自らが森を開拓してそこの樹を使っています。
自らが切り拓いた森の上質なオークを厳選し、自然乾燥で18ヶ月間乾燥させてから樽にしています。
ここまでこだわって妥協しないで出来るのはブルゴーニュでも数えるほどでしょう。
醸造に関しては、発酵の際には除梗破砕をほとんどせず、発酵期間約3週間、樽熟成期間を約2年と長くとるなど、
伝統的な手法を守り、力つよく芳醇で寿命自慢、テロワールの個性を余すことなく活かし、モダンでありながら、古き良き時代の要素も上手く取り入れ、誰もが素直に楽しめるブルゴーニュの王道とも言うべきドメーヌ。

ミニミニワインアンケート:ワインは誰と飲む?

 
今回のアンケートは、ワインは誰と飲んでいるか、です。

【質問】

ワインは誰と飲む?

【回答】

■■■■■■ 一人で飲む 6 (50%)
□□■■■■ 旦那さん・奥さん 4 (33%)
□□□□■■ 恋人・友人 2 (16%)
□□□□□□ 人以外 0 (0%)


自宅で、晩酌ワインを飲むときは、ほとんど一人ですよね。

私もカミさんにワインを開けてもらって、ブラインドテイスティングする事が多いのですが、時間単位だと、圧倒的に一人で飲んでる時間が長いですね。

実はこの質問、「貫地谷しほりとサシ飲み」ってページがあって、それで思いついた質問でした。
http://www.ozeki.co.jp/sashinomi/index.html

一人で飲んでると、こんなコンテンツがあってもいいのかも・・・なんて思っちゃいますけど。
でもサシのみしてるところを人に見られたら、相当恥ずかしいでしょうね・・・

で、「人以外」って選択肢も入れたのですが、さすがに1票も入りませんでした。

ペットを相手に飲んでるお父さんとか、いそうですけどね。

バロン・ド・セニャック NV(ブラインドテイスティング:外す)

(1)メルロー(豪:サウス・オーストラリア州:08)\1827(12本セット@831円で購入)
(2)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(3)グルナッシュ・ノワール50%、シラー20%、ムールヴェドル20%、カリニャン5%、サンソー5%(仏:ラングドック・ルーション地方:ラングドックAC:08)\950
(4)モナストレル60%・ガルナッチャ40%(スペイン:ムルシア州:NV)\500
(5)サンジョヴェーゼ(伊:エミーリア・ロマーニャ州:I.G.T.ルビコーネ:08)\500

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

バロン・ド・セニャック NV【外観】
透明感のある、濃いルビー色。
底がうっすら見えるくらいの深い透明感。
色合いは単調で、シンプルな外観。
2~3年くらいの熟成感を感じる落ち着いたルビー色。
粘性はやや弱めで、脚が多く現れるがすぐに消える。

【香り】
弱くて、頼りない香り。
硫黄のようなケミカルな印象と、少し生臭さもある。
かすかに果実香。
グラスを回すと、ケミカル臭の強いなめし革。
やはりちょっと果物が傷んだような生臭さを感じる。
直接的なアルコールのニュアンスもある。

【味わい】
残糖を多めに感じる中辛口。
というかやや甘口?
ワインになりかけのぶどうジュースみたい。
というか半分くらいジュースを混ぜたような印象。
酸味は弱々しく頼りない。
タンニンもか弱く、ぶどうジュースくらいの渋味。
ライトボディで、舌の真ん中へんで終わる感じ。
ほとんどジュース?

【判定】
見た目も香りも味わいも低価格ワイン。

かなりしかも低品質。

スペインかイタリアだが、このあまりにやる気のなさはイタリアっぽい。(偏見)

品種も何もよく分からないので適当にあててみる。

ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ
で、ブー

モナストレル、ガルナッチャのスペインでした。

【総評】
バロン・ド・セニャック NV
BARON DE SENAC NV

スペイン:ムルシア州
アルコール度:11%
ブドウ品種:モナストレル60%・ガルナッチャ40%

リカーランドトップで、500円で購入。

ワインとしては半人前、って感じなのですが、意外と飲み口は良くて、慣れてくると結構進みます。

しかも今日は、自家製のバケットがあって、これがまたワインにバッチリ。

バケットは小麦粉と塩と水しか使ってないので、香りも高く、ワインに良く合いますよね。

ワインはダメダメなのですが、このバケットがワインで不足してる香りをうまくフォローしてくれて、ワインが美味しく感じます。

そうなんですね・・・ワインが特別美味しくなくても、食事で十分フォロー出来る、って事なんですよね~。

安くて、不味いワインに当たった時でも、美味しく飲める工夫って、いくらでもありそうな気がしてきました。

このワインはあくまで脇役、引き立て役という感じですね。

出来のいいワインではありませんが、素直な味わいで、あっという間に二人で1本開けてしまいました。

おすすめ、って感じではありませんが、それなりに美味しく飲めるワインだと思います。

2010/10/28

ペリート シャルドネ NV (2010年購入)

 
ペリート シャルドネ NVペリート シャルドネ NV
Perrito Chardonnay NV

原産国チリ:日本で瓶詰め
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、538円で購入。

【外観】
やや淡い、グレーがかったレモンイエロー。
ほとんどグレーに近く、ほんのり黄緑。
輝きは強め。
粘性は弱く、サラッとしている。

【香り】
ミネラル。
やや甘さのある果実香。
カリンや、パイナップル。
グラスを回すとミネラル感と発酵香が強くなる。
香りは弱めながら、しっかりした要素を感じる。
ハーブや、フローラル、ヴァニラの要素もある?

【味わい】
少し残糖を感じるセック。
かなりライトなボディ。
酸味はしっかりしていて、最初から最後まで続く。
やや水っぽい口当たりながら、キレイな味わいがある。
アルコール度は低め。
余韻はほとんど無い。

【総評】
このシリーズ、赤がダメダメだったので、全然期待してませんでしたが、白は美味しいですね。

最近、水っぽいけど、バランスよくまとまっていて、後味がキレイ、というタイプの低価格白ワインが増えてるような気がします。
そういう技術がトレンドなのかな?

カミさんに価格を聞いたら「680円」。
680円というと、フロンテラの価格帯ですが、違った味わいのタイプなので張り合えるかも。

何しろこのワイン、ラベルが秀逸なんですよね。

ワインボトルとグラスの組み合わせでワンちゃんの顔になってて、可愛さと、デザインセンスの良さを感じます。

若い女の子に受けるラベルですよね。
飲み会の席に持って行くと、ラベルだけで、盛り上がりそうです。

とデザインがいいのに、味がダメダメだったら逆効果ですが、この白はギリギリOKなんじゃないでしょうかね。

今日の我が家の晩ご飯は、いつものようにバッチリ和食。

塩さば、豚汁、きんぴらごぼう、ほうれん草のごまあえ。
ワインに謝れー!って、食卓ですね。

まず、きんぴらごぼうを合わせてみると、これがなかなかいい感じ。
ほうれん草のごまあえも結構いけます。

このワイン、なかなか分かってますね。

いい調子で、豚汁にも合わせてみたら、これもまたOK。
ちょっとビールっぽい、合い方なのかな?

軽くてワインが主張しないのと、レモンを絞ったようなプレーンな酸味が、家庭料理に合わせやすいみたいです。

それで、一番合わないと思われる、塩さばに合わせてみます。

すでに青魚の強い匂いがワインと合いそうもありません・・
一切れ口に含んで合わせてみると・・・う~ん、案の定、生臭さが強調されてしまいます。

醤油をたらして、生臭さをちょっと消してみても・・・
う~ん、やっぱり合いませんね。

まあ、塩さばに合うワインがほとんどありませんけどね。

このワイン、清涼飲料水のようなタイプなので、普通に食事の段階になると、そこそこグラスに手が伸びます。

食事が終わってワインだけで飲んでると、やっぱり安っぽい味な事は間違いない。

ちょっとアルコールの印象が浮いていたり、時間が経つとアラが見えてきました。

まあ、この価格だったら、ギリギリセーフ、ですかね。

■関連リンク

ペリート シャルドネ NV (2014年購入)
ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2014年購入)
ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン NV (2010年購入)

2010/10/24

ワインラベルコレクション アルバムセット

リカーランドトップで、ワイン買ったら、ワインラベルのアルバムセットをもらいました。
ラッキー!

以前も使っていた事はあるのですが、最近はすっかり写真になっていたので、昔飲んで捨てるに捨てられないワインのラベルをアルバムに移してみました。

アルバムとシールがセットになってます。
枚数は10枚。


使い方の説明書です。
コルクでこするって事と、5分放置、これがポイントでしょうか?


随分前に飲んで、そのままビンを取ってあった、シャトー・オー・ブリオン 1993年。
ビンで置いてあると邪魔なので、ラベルで保存する事に。


まずはシールを台紙から剥がします。


そしてそのシールをラベルの上に。
ちゃんとラベルが全部入るようにタテヨコを決めます。


ラベルにそっと貼り付けたら、今度はコルクでコシコシこすります。
シールがしっかりとラベルにつかないと、きれいに剥がれません。


しっかりこすると、ラベルとシールの間に模様がなくなります。


で、5分間放置。
おまじないみたいなもの?


さて緊張の剥がし始め。
ここで失敗すると、こすり直しても大体失敗します。


おー、キレイに剥がれてきた!


ジャーン!
キレイに剥がせました。


台紙に貼り付けます。
うっ・・ちょっと曲がった・・


のっぺらぼうになったシャトー・オー・ブリオンと記念撮影。


こうして平らにしてみると、ビンに貼ってあるときとイメージが違います。
あらためて、ワインのラベルってアートですよね。


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ラベル・アルバム・セット 税込 2,079 円 送料別

【簡単にワインのラベルを保存できます】
ワインラベル保存用シール《12枚入り》 税込 1,029 円 送料別


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シャトー・オー・ブリオン[2007]年・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ・格付第一級(クリュ・クラッセ・ド・グラーヴ第一級格付)・AOCペサック・レオニャン
Chateau Haut-Brion [2007] 1er Grand Cru Classe de Graves
販売期間 2010年10月20日00時00分~2010年10月24日23時59分
希望小売価格 68,145円 (税込) のところ
うきうき特別価格 税込 26,040 円 送料別

希望小売価格68,145円って・・・

シャトー・グラン・シャン 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)メルロー(豪:サウス・オーストラリア州:08)\1827(12本セット@831円で購入)
(2)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(3)メルロー、カベルネ・フラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:09)\1080
(4)グルナッシュ・ノワール50%、シラー20%、ムールヴェドル20%、カリニャン5%、サンソー5%(仏:ラングドック・ルーション地方:ラングドックAC:08)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・グラン・シャン 2009
【外観】
黒に近い色調の、濃いガーネット。
フチは鮮やかなピンクヴァイオレット。
透明感はほとんどなく、底はまったく見えない。
粘性はやや強く、脚が多く現れ、長く残る。

【香り】
黒いフレッシュな果実。
スパイス。
香りはそれほど強くないが、力強さがある。
グラスを回してもほとんど印象が変わらない。
だんだんなめし革のような動物香が出てくる。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ミディアムボディ。
フレッシュで、クールなアタック。
アルコール度は強く、後味は少し乾く感じがある。
酸味はフレッシュで、しっかりしている。
タンニンはおだやかで、少し舌の表面が乾く程度。
余韻は少し続く。

【判定】
若々しさのある色調からは、2008年、2009年が候補。

香りはフルーツ香が主体。
メルローっぽさを感じる。

味わいは、辛口で伝統産地をイメージさせる。
オーストラリアよりはボルドー。

もう一つの選択肢、グルナッシュ、シラーを検討してみると、なんだかそれっぽい要素を感じる。

グルナッシュの果実感に、シラーのスパイス。
まさにそんな印象?

残糖は少ないけど、甘い印象はあるので、これはボルドーよりは、ラングドックかな。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ・ノワール、シラー、ムールヴェドル、カリニャン、サンソー
で、ブー

ボルドーでした。

【総評】
シャトー・グラン・シャン 2009
Chateau Grand Champs 2009

仏:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー85%、カベルネ・フラン15%

リカーランドトップで、1080円で購入。

フレッシュで、フルーティさのあるボルドーですね。
陽気なイメージが南フランスをイメージさせて、いわゆるボルドーっぽい感じではありません。

ただ、クールな印象のある整った飲み口で、品質の高さを感じさせます。

そのままでも美味しく飲めるタイプですね。
気がつくとグラスを口に運んでます。

今日の晩ご飯は鶏肉団子のすき焼き風。

もうまったく合いません。
これから寒くなると、おでんだとか、鍋だとか、ますますワインに合わない晩御飯が増えて困ったものです。
美味しいんですけどね。

明日の朝食用の、チーズごまパンが焼きあがったので、ちょっと合わせてみたらワインとすっと馴染みました。

軽めの味わいなので、チーズパンくらいでも十分美味しいですね。

逆にしっかりした肉料理だとワインが負けるんじゃないかって感じ。
パスタくらいの方が合いそうです。

ボルドーでも、可愛らしいお嬢さん、って感じのワインなんですよね。
でも育ちはいい、みたいな。

カミさんに値段を聞いたら、1680円。

軽くて、ちょっとアルコール感があるから微妙だったけど、品質は良さそうだし、ボルドーなのでこの値段、って言ってました。
1080円だとお買い得感があるそうです。

カジュアルでも、品質はボルドーって感じの、とてもバランスの良いワインだと思います。

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★2009年トリプル金賞受賞ボルドー!!
シャトー・グラン・シャン 2009〔750ml〕
価格 1,290円 (税込) 送料別

★☆なんとシャトー・グラン・シャン2009は、金メダルを3個も獲得したボルドーワインなんです!(☆ボルドー・コンクール、☆マコン・コンクール、☆チャレンジ・インターナショナル・コンクール)。
しかも超当たり年2009ヴィンテージ!説明する必要のない説得力抜群な逸品ワインです!
■セバスチャン・プティ、カリン・プティ夫妻所有のシャトーで、メルローをメインにカベルネ・フランを栽培し、約15ヘクタールの畑を所有しています。
現在パスカル・ガッシュ氏とジョン・ピエール・タボイ氏によって醸造されております。
彼らの生み出すワインは、いまや各コンクールで高い評価を受け、金賞を総なめにしております。
ワインは、紫がかったルビー色で、花の香りが濃く感じその後フレッシュな果実の香りを感じます。
柔らかさのある果実感で、タンニンも丸みを帯び、やさしく感じます。
後半に獣や腐葉土などのニュアンスを感じます。
まとまりのある味わいでどんな場面でも楽しめるボルドーワインです。

2010/10/23

アルトベラ テンプラニーリョ 2007(ブラインドテイスティング:外す)

(1)メルロー(豪:サウス・オーストラリア州:08)\1827(12本セット@831円で購入)
(2)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(3)メルロー、カベルネ・フラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:09)\1080
(4)グルナッシュ・ノワール50%、シラー20%、ムールヴェドル20%、カリニャン5%、サンソー5%(仏:ラングドック・ルーション地方:ラングドックAC:08)\950
(5)テンプラニーリョ(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ラ・マンチャDO:07)\940

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アルトベラ テンプラニーリョ 2007
【外観】
ほとんど黒に近い、濃いガーネット。
透明感はほとんど無く、底は全く見えない。
色はほとんど黒に近いが、フチは若々しさのあるヴァイオレット。
フチに小さな気泡が多く見られる。
粘性は弱め。
雫に色素が残る。

【香り】
醗酵の印象が強く、ヌーヴォーのような感じ。
まだ発酵途中のワインのよう。
その下から強い焦げ臭。
付け足したようなスモークチップの印象。
さらにグラスを回すと、香りが落ち着いてきて、しなやかな動物香。
黒いフレッシュな果実。
香りは強めで、やや刺激的。

【味わい】
残糖を少し残したセック。
ミディアムからフルボディ。
酸味は穏やか、タンニンも細かい。
口当たりはマイルド。
アルコール度は高く、余韻にアルコールの印象が出てくる。
柔らかい口当たりで、優しい酸味とタンニンが広がり、長く余韻が続いて、後味はやや乾く感じ。

【判定】
ほとんど黒で、若々しさのあるフチの色と気泡で、ニューワールドの若いワインが候補。

香りは最初落ち着かなかったが、時間がたつと、なめし革のようなしなやかな動物香と、フレッシュな果実。
いまいち品種判定は難しいが、メルローっぽい。
付け足したような樽香が気になる。

味わいは、残糖を少し残し、マイルドでサービス精神旺盛なニューワールドタイプ。
タンニンの印象がメルローっぽい。
品種の印象は高貴品種の素直なイメージ。

いや、時間が経つと、サンジョヴェーゼに良くあるような、紹興酒のようなオリエンタルスパイスの要素が出てきた。
これはメルローじゃないぞ。

そうなると、テンプラニーリョとかガルナッチャが近い感じだけど、2005年ってことは無いのでガルナッチャではない。
生産年的にはボルドーもあるが・・・カベルネ・フランがこのクセの原因?

う~ん、ますます分からなくなってきたので、第一印象に戻る。
オーストラリアのメルロー?

いや、違う。
香木のような印象が出てきた。これはラングドック!

ファイナルアンサーで、グルナッシュ・ノワール、シラー、ムールヴェドル、カリニャン、サンソー
で、ブー

テンプラニーリョでした。

【総評】
アルトベラ テンプラニーリョ 2007
ALTOVELA TEMPRANILLO 2007

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ラ・マンチャDO
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

リカーランドトップで、940円で購入。

ニューワールドタイプのスペインワイン。

ネタバレしてみると、まさにテンプラニーリョ。
紹興酒っぽいクセのある酸味に、野趣を感じる動物香。

いわゆる高貴品種には無い、個性を持っています。

ただ、個性がありながらも、口当たりは良く、すっきり飲みやすいワインになってます。

カミさんに価格を聞いたら、980円で、ほぼぴったり。
悪くはないけど、ちょっと安っぽい、だそうです。

確かに飲み進んでも印象がほとんど変わりません。

飲んでて飽きてくるタイプかも。

ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト ボルドー・レゼルブ・スペシアル 白 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:08)\1650
(2)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(3)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ・ブランAC:07)\1080
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー:09)\950
(5)マカベオ(スペイン:ムルシア州:イエクラDO:09)\598

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト ボルドー・レゼルブ・スペシアル(白)2008
【外観】
ほんのりグリーンがかった、淡いレモンイエロー。
均一で単調な色調。
輝きはやや強め。
粘性は弱く、サラッとしている。

【香り】
南国系の甘いフルーツの印象。
爽やかなハーブ香。
酸を感じる青リンゴのような印象。
グラスを回すと、スパイシーさが強くなる。
香りはそれほど強くないが印象的。

【味わい】
残糖をわずかに感じるセック。
酸味がかなり強めで、スッキリした爽やかさのあるアタック。
アルコールは強め。
スッキリした爽やかなアタックから、酸味が広がり、余韻が続いて後味はキレイなジューシーさが残る。
苦みはあまり感じ無い。

【判定】
淡めでグリーンがかった外観はソーヴィニヨン・ブランっぽい。

香りは、収斂性のある青りんごのような酸の印象と、微妙な樽のニュアンスがボルドーブランっぽい。

味わいは、スレンダーで酸味がしっかりしていて、ソーヴィニヨン・ブラン。
ボルドーか、チリか?

味わいはドライで、フルーティさも少ないので、ニューワールドっぽく無いのだが、最近のチリはドライなタイプも増え

てきたので、何とも微妙。

しかもシンプルな味わいで、単一品種をイメージさせる。

あー、でも香りはとってもボルドーブラン。
どうしよう?

あらためて飲んでみると、やっぱりボルドーブランだ。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル
で、ピンポン

ボルドーブランらしい味わいです。

【総評】
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト ボルドー・レゼルブ・スペシアル(白)2008
Barons de Rothschild Reserve Speciale Blanc 2008

フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル

リカーランドトップで、1650円で購入。

ソツなく、安定した品質レベルを感じるワインです。
ボルドーブランらしさもあって、良いと思うのですが、何かちょっと物足りない感じもします。

微妙にニューワールドっぽい感じもあって、なんでしょうね?ちょっと工業で造られてるような印象。

雑味とかをフィルタリングしてる一方、個性とか旨みも無くしてる、って感じなのかな?

今日の晩ご飯は自家製ぎょうざだったのですが、当たり前ですが合いませんでした。

ストリングチーズにスパイスをふったおつまみを作ったのですが、ワインの方が相手にしてくれません。

結構気難しいワインなのかも?

ちゃんとした料理に合わせてないので、何とも言えませんが、合わせる食事に気を使うタイプかもしれませんね。
何と合わせても、印象がブレないというか、歩み寄らないというか。

カミさんに値段を聞いたら、1680円。
大体合ってますね。

しっかりした品質で、誰でも美味しいって言いそうな、シャープなタイプのボルドー・ブランです。

個人的には何か物足りない部分があるのですが、美味しい事は間違いないと思います。

ミニミニワインアンケート:昼間っからお酒飲んでる?

今回は、お休みの日に昼間っからお酒を飲んでますか?って質問です。

先日、旅行に行って、一日中お酒飲んでたら、次の週末も昼からビールが欲しくなり、いや、昼間っからビールはイカンイカン、と一人葛藤してました。

みなさん、昼から飲んでるのかな?

【質問】

昼間っからお酒飲む?

【回答】

■■■■■■■ 休日は時々飲む 7 (41%)
□□■■■■■ 昼間は飲まない 5 (29%)
□□□□■■■ 特別な日だけ飲む 3 (17%)
□□□□□■■ 休日はほとんど飲む 2 (11%)


酒飲みばかり集まるこのブログですから、昼間から飲む派が多いのは当たり前かもしれませんが、意外と昼間は飲まない、って人が多かったですね。

うちの兄貴に、週何回飲んでる?って聞いたら、「9回」って答えてました。
それはダメです~。

ブルーサ トレッビアーノ 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ・ブランAC:07)\1080
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー:09)\950
(3)マカベオ(スペイン:ムルシア州:イエクラDO:09)\598
(4)シャルドネ(原産国チリ:日本で瓶詰め:NV)\538
(5)トレッビアーノ(伊:エミーリア・ロマーニャ州:I.G.T.ルビコーネ:08)\500

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ブルーサ トレッビアーノ 2008
【外観】
ほとんど無色に近い、グレーがかったレモンイエロー。
グレーにほんのり黄色が入っているくらいの色調。
強い輝きがある。
蒸留酒くらいの輝き。
粘性は弱く、サラッとしている。

【香り】
ミネラル。
柑橘系のフルーツ。
グラスを回すと、甘い果実の印象。
ミントのようなハーブ香。
香りは弱めで、印象も薄い。

【味わい】
残糖をあまり感じないセック。
超ライトボディで、やや水っぽい。
酸味はちょっと頼りないけど、最後まで続く。
水っぽい印象と少し浮いたアルコール。
後味にアルコールの印象が残る。
付け足したような酸味が果汁のような印象で後から出てくる。

【判定】
ほとんどグレーという色合いからは、イタリアか日本。

香りの印象は、ミネラルの印象が強く、フルーティでもない。

味わいは、水増ししたような軽さ。
低価格の、マカベオ、シャルドネ、トレッビアーノはみな候補。

産地も品種も違う3本。

改めて香りを嗅ぐと、シャルドネというよりはローカル品種のイメージ。
印象としてはトレッビアーノっぽい。

飲み口は何とも微妙だけど、全体のまとまりが、甲州をイメージさせる部分がある。
何とも見事な軽さというか、存在感の希薄さというか。

時間がたつほど、甲州っぽい。
香りもちょっとシュール・リー?

あ、この酵母感。これはスペインですね。
シェリーに通じる酵母感がある。

ファイナルアンサーで、マカベオ
で、ブー

トレッビアーノでした・・・

【総評】
ブルーサ トレッビアーノ 2008
BRUSA TREBBIANO RUBICONE 2008

イタリア:エミーリア・ロマーニャ州:I.G.T.ルビコーネ
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ

リカーランドトップで、500円で購入。

チョー軽くて、水っぽいワインなんですが、ギリギリセーフ、みたいなところがあります。

ワインとしては決して良くありませんが、飲み物としてマズくありません。

平日に気軽に開けるとか、ランチでちょっと飲むとか、気兼ねなく食事に合わせるとか、いろいろ重宝しそうな感じ。

水っぽさはあるが、食事の邪魔もしないし、旨みがありますね。
そのまま飲むよりは、食事があった方が美味しく感じます。

カミさんにもたくさん飲まれて、あっという間に1本無くなってしまいました。

最初の一口目はガッカリしますが、500円だったら全然「あり」ですね。
良く言えば、甲州みたいな、軽いけど繊細な旨みを持っている、って感じ?

アルコール度も低くあまり酔いませんので、平日に飲むのにピッタリじゃないでしょうか。

2010/10/20

セブンプレミアム ボルドーAOC(赤) 2008

セブンプレミアム ボルドーAOC(赤)2008
セブンプレミアム ボルドーAOC(赤)2008
ジュール・ルベーグ ルージュ 2008
JULES LEBEGUE ROUGE 2008

フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン

セブンイレブンで、798円で購入。

【外観】
やや若い色調の濃いルビー色。
透明感があり、底までハッキリと見える。
色合いは少し落ち着いた若々しさのあるルージュ。
輝きは弱め。
粘性は中庸で、雫に色素が残るタイプ。

【香り】
鉱物質な固い印象。
ミネラル。
閉じている印象のケミカル。
かすかで上品なフルーツ感。
グラスを回すと、生っぽい動物香。
やや落ち着くとなめし革くらいの印象になる。
グリーンっぽいスパイス香。
フローラルな印象も少し。
フルーツ感は弱め。
香りはそれほど強くないが、芯がしっかりしてる印象。

【味わい】
残糖をほとんど感じさせないセック。
ライトからミディアムボディ。
酸味はしっかりしている。
タンニンも控え目ながらじわっと効いてくる。
アルコール度は、ボディに比べて高い感じで、後味は乾く。
かなりライトなまとまりで、少し水っぽいくらい。
ただ、バランスは悪くない。

【総評】
セブンプレミアムのボルドーは、白の時もそうでしたが、とっても軽いボディ。
ただそれが、コンビニ弁当によく合う、というコンセプチャルな軽さなんですね。(ホントか?)
このボルドー・ルージュも、それだけで飲んでいると軽くてボソボソしてて、ちょっと貧弱なボディなのですが、きっと食事と合わせる事で、花開くと思います。

今日のコンビニ弁当は、「赤ワイン仕立てのハヤシライス」。
これは合いそうだぞ。

実際に合わせてみると、ハヤシライスが予想外に穏やかな味わいで、完全にワインに負けてしまいました。

このワイン、自分より弱い料理に合うと、急に威張りだしますね。
辛さが突出するというか。

もう一つ、おつまみでストリングチーズのスモーク味も買ってきたのですが、これもイマイチ合いません。

おかしいですね、コンビニ食に合う、というのがコンセプトなはずなのに・・(勝手に決めるな!)

「僕、ボルドーだし」みたいな、ギリギリのプライドが見急に顔を出す感じ?
ニューワールドの開き直ったオープンさに比べると、扱いにくいタイプかもしれませんね、コイツ。

と、文句をいいながらも、このワイン素直でいい感じです。
自己主張は曲げない、柔軟性の無い性格、って感じですが、悪いやつではありません。

ロバート・パーカーjrが飲んだらミネラルウォーターと間違えるんじゃない、ってくらい軽いですが、個人的には結構好きですね。

店頭にあったものをそのまま飲んでいたので、ちょっと温度が高かったのですが、少し冷やすとまた印象が変わりました。

温度高めの時にマイナスポイントだった、軽さ、が逆にチャームポイントになります。

ちょっと温度を低めにして、スイスイ飲む、そうすると、食事との相性もそれほど気にならなくなりますね。

でも温度が下がると、ホントにミネラルウォーターみたい。
ある意味、褒め言葉ですけどね。

グラスに水滴がつくような冷やし方はNGですね。
ほんのり冷たい、くらいが一番イキイキとしてる感じがします。

今日のセブンイレブンディナーは、意外と満足度高いですね。
ハヤシライスと、このワインが、意外と旨かったかも。

料理もワインもそうですが、一口目でちょっと拍子抜け、ってくらいの方が、飲み進むと美味しさが出てきたりします。
そういう点では、このワインはボトル半分開けたくらいで、ようやく良さが見えてきますね。

水っぽい軽さがあるものの、飲む進んで気になる、雑味やマイナス要素がほとんどありません。
品質はしっかりしてると思います。

この赤は、セブンイレブンでいつでも手に入るという点では、これからも買う機会がありそうですが、でもやっぱり、798円は高いかな~。
フロンテラが横にあったらそっちに手が伸びるかも。

また機会があったらレポートします。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2010/10/17

ノートン・バレル・セレクト シャルドネ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:09)\1785(12本セット@831円で購入)
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:08)\1650
(3)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(4)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ・ブランAC:07)\1080
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー:09)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ノートン・バレル・セレクト シャルドネ 2009
【外観】
少しグリーンがかった、中庸な色調のレモンイエロー。
色味はグリーンがかっていて若々しい。
シンプルな単調な色調。
輝きはある。
粘性は中庸。

【香り】
甘い印象のフルーツ香。
香りはとても弱め。
グラスを回してもあまり印象が変わらない。
シロップ漬けのフルーツみたいな印象。
ミントのようなハーブ香があり、爽やかさがある。

【味わい】
少し残糖を感じるセック。
フルーティでフレッシュなアタック。
酸味は強く、梨やリンゴをかじった時のようなフレッシュな酸味。
アルコールは強いが、ボディは少し弱め。
フレッシュなアタックから酸味が広がるが、中盤はあまり膨らまず、少し余韻が続いて、ほんのり苦みを残す。

【判定】
グリーンがかった若々しい外観からは、2008年~2009年が候補。

香りは弱く、品種の特定が難しい。
ただ、価格は低そう。

味わいはニューワールドの甘さを残した印象。
アルゼンチンのシャルドネか、チリのソーヴィニヨン・ブラン?

価格の印象は、1000円以下。

味わいも酸味が強めのスレンダーな印象で、ソーヴィニヨン・ブランっぽい。

ファイナルアンサーで、チリのソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

ああ・・アルゼンチンのシャルドネでした。

【総評】
ノートン・バレル・セレクト シャルドネ 2009
NORTON BARREL SELECT CHARDONNAY 2009

アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

エノテカのオンラインショップで、12本セット9975円、一本あたり831円で購入。
参考価格は、1785円。

確かに香りの印象はソーヴィニヨン・ブランではありません。
味わいに関しては、シャルドネは変幻自在なので、このくらいの酸味とスッキリ感は当たり前ですね。

というか、ネタバレしてみると、シャルドネ以外に考えられない、シャルドネっぽい香りと味わい。

スッキリ系のシャルドネです。

空気に触れて、暖まってきたら香りも開いてきました。

シャブリ系のシャルドネって感じの、ミネラリーでシャープな印象。

でも、口当たりの甘さが足を引っ張ってる感じがします。

カミさんに価格を聞いたら、1680円。
まあまあ当たってますね。

なんでしょうね、品質的には全然問題ないと思うのですが、ちょっと雑な印象があるというか。

とはいえ、飲み進むと良さも見えてきます。
このワイン、飲み終わった後の、余韻がいい感じ。

ジューシーでフルーティな後味で、ついついグラスに手が伸びます。

このワインをリピートするかというと、ちょっと考えてしまいますが、この生産者のワインは是非飲んでみたいと思います。

トゥマンス レゼルヴァ 2003(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)メルロー(豪:サウス・オーストラリア州:08)\1827 B (12本セット@831円で購入)
(2)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590 C
(3)モナストレル(スペイン:バレンシア州:アリカンテDO:03)\1260 C (12本セット@831円で購入)
(4)メルロー、カベルネ・フラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:09)\1080 C
(5)グルナッシュ・ノワール50%、シラー20%、ムールヴェドル20%、カリニャン5%、サンソー5%(仏:ラングドック・ルーション地方:ラングドックAC:08)\950 C

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トゥマンス レゼルヴァ 2003
【外観】
少し落ち着いた色調の、濃いルビー色。
深い透明感があって、底光りするキラキラとした輝きがある。
色合いは落ち着いていて、2005年~2006年くらいの印象?
粘性はやや弱め。

【香り】
熟成感を感じる香り。
ケミカルな印象を伴ったなめし革。
プルーンの様な加熱されたフルーツ。
グリーン系のスパイス。
香りはそれほど強くないが、刺激的。

【味わい】
残糖をわずかに感じるセック。
熟成感のある、マイルドな口当たり。
ミディアムボディ。
酸味は優しいがしっかりしている。
タンニンはキレイに溶けていて滑らか。
アルコール度はそれほど高くない。
余韻は長めに続く。

【判定】
熟成感のある外観。
2005年ガルナッチャか、2003年モナストレル。

香りも熟成感を感じる。
なめし革やプルーン。
品種の特定は難しいが、いわゆるグローバル品種では無さそう。

味わいはマイルド。
かなりの熟成感なので、2003年くらいかも。

最近モナストレルが続いているが、ガルナッチャよりは個性的な香りがある。
このワインもどちらかというとモナストレルっぽい。

ファイナルアンサーで、モナストレル
で、ピンポン

最近モナストレルは良く当ててます。

【総評】
トゥマンス レゼルヴァ 2003
TUMANS RESERVA 2003

スペイン:バレンシア州:アリカンテDO
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:モナストレル

エノテカのオンラインショップで、12本セット9975円、一本あたり831円で購入。
参考価格は、1260円。

ワインセットの中で唯一、熟成の長いワインだったので、ひょっとしたら売れ残り?と疑っていたのですが、まったくそんな事はありませんでした。
程良い熟成感があって美味しく飲めます。

モナストレルは香りと味わいに癖があるので、あまり一般受けはしないかもしれませんが、その品種の持ってるクセと熟成感がうまく調和した感じ。
口当たりもまろやかで、このワインは当たりですね。
この価格で熟成感を楽しめると、かなりトクした気分。

カミさんに、価格感を聞いたら、2300円。

熟成感があるにも関わらず、飲み口はフルーティさが残ってて、スッキリと飲みやすい、という点で評価が高かったみたいです。

確かに熟成感とフレッシュさが、いい感じで同居してます。

今日の晩ご飯は、フツーの豚肉カレーだったのですが、ソツなく合いました。

おつまみのビーフジャーキーにも良く合って、熟成した醤油のような印象が、ビーフジャーキーの味にフィットしたようです。

このワイン、醤油っぽい印象が和食にも合いそうですね。

夜食で子供が食べてたカップそばにちょっと合わせてみたら、意外と大丈夫。

すきやきとか合いそうですね。
きっと美味しいと思います。

コストパフォーマンスの高い、個性的で上質感のあるワインではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク
トゥマンスについて
※サイトより引用
トゥマンスの3つのこだわり
【その1】古樹の葡萄から造られる
若木に比べ古樹はメンテナンスが大変で、葡萄の栽培にも より慎重で細やかな作業が求められます。 しかしそのように大事に栽培されている古樹からは、 エキス分の豊富な凝縮した旨みのある葡萄が取れます。
若木よりも収穫量は減りますが、その分中身の詰まった美味しい葡萄がなるのです。
【その2】長期熟成(リゼルヴァ)
トゥマンスはフレンチオークの小樽で12ヶ月長期熟成されています。 この価格帯のワインにおいてフレンス産のオークで、 しかも一年間も熟成されているものは少ないのではないでしょうか。
もともとのワインのクオリティがとても高いのですね。
【その3】無濾過(ノンフィルター)
濾過をしないで瓶詰めされるため、濾過によって失われる 葡萄の旨みを封じ込めることに成功しています。 無濾過で瓶詰めするためには、そのままですぐに飲めるという ワインそのものの高いクオリティも要求されます。
早飲みタイプのただ安いワインとは一線を画したハイクオリティなワインなのです。
トゥマンスの味わいは、たっぷりとした果実味、濃密な旨み、甘いタンニン、マイルドな舌触り、甘くスパイシーなアロマ、軽やかなフィニッシュが特徴的。 攻撃的なタンニンやスパイシーさとは無縁の親しみやすいワインです。


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アンバーヒル シャルドネ 2005(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:09)\1785(12本セット@831円で購入)
(2)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(3)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ・ブランAC:07)\1080
(4)シャルドネ(米:カリフォルニア州:05)\999
(5)シャルドネ(原産国チリ:日本で瓶詰め:NV)\538

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アンバーヒル シャルドネ 2005
【外観】
グリーンがかった、やや濃いイエロー。
色調は単調。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。

【香り】
蜜をイメージさせる果実香。
カリン。
バターリィ。
それほど強くないが、厚みのある濃厚な印象。
グラスを回すとますます、バターやクリームの印象が強くなる。
樽の影響を感じる。

【味わい】
残糖をやや多めに残すセック。
ほんのり甘くて、フルーティな飲み口。
酸味は強い。
アルコール度も高い。
フレッシュなアタックから、酸味が支配的になるが、アルコールのボリューム感があり、余韻が長めに続いて後味はスッキリしている。

【判定】
ややグリーンがかっているが、色調はやや濃い。
南で生産された印象。
生産年は、2007年~2009年くらい?

香りはバターリィなタイプ。
何となくニューワールドをイメージさせる。
アメリカっぽい?

味わいはやや残糖を多く残すが、全体のバランスがとても良い。
後味はキレイに消える。

価格はちょっと高そう。

飲み口の甘さをフルーティさが、フランスっぽくない。
これは良く出来たニューワールドと見た。

アルゼンチンかアメリカだが、生産年は、2009の方が近いかな。
しかもアメリカだともうちょっと人工的な味わいになりそう。

ファイナルアンサーで、アルゼンチンのシャルドネ
で、ブー

アメリカの方でした・・

【総評】
アンバーヒル シャルドネ 2005
AMBERHILL CHARDONNAY 2005

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:13.8%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、特売999円で購入。

アメリカっぽかったんだよな~。(言い訳)

同じシリーズのカベルネ・ソーヴィニヨンが何とも人工的な印象があったので、あえて外したのですが、ネタバレしてみるといかにもアメリカのシャルドネって感じ。

飲みやすくて、よくまとまってて、お行儀のいい感じのワインですが、なんとなく魂が抜けてる感があるというか。
やっぱり整形美人みたいな表情の無い感じを受けてしまうんですよね。

美味しいワインで、万人受けするとは思うのですが。

カミさんにもちょっと不評で、ちょっとクドい感じがする、って言ってました。

良いワインだとは思うのですが、我が家的には合わないシリーズみたいです。

ミニミニワインアンケート:ロゼワインは良く飲む?

 
最近、酒屋さんではよく見かけるようになったロゼワイン。

みなさん、どのくらい飲んでいるか質問してみました。

【質問】

ロゼワインは良く飲む?

【回答】

■■■■■■■■ 月に1本くらい 8 (61%)
□□□■■■■■ 年に1本くらい 5 (38%)
□□□□□□□□ 週に1本くらい 0 (0%)
□□□□□□□□ 全然飲まない 0 (0%)


このブログを見に来るひとはワインをたくさん飲んでると思いますが、それでも月に1本~年に1本くらいが多いですね。
私も月に1本くらいかな。

最近お店に置いてある種類も増えてきましたが、コンビニとかスーパーではまだまだ少ないですからね。

よく見かけるロゼの代表、ロゼ・ダンジューがちょっと甘いので、それを買った人がロゼは甘くてダメ、って思ってしまうパターンも、結構ありそうな気もします。

先日レストランで、ワインのチョイスを任命されたのですが、社長は「赤」、会社の女子社員は「白」、と言われ、板挟み。

みんなの注目が集まる中、優柔不断な私は、「じゃ・・ロゼで。」と言ったら、みんなにブーイングをくらいました。

日本人はグレーゾーンが好きなのに、ワインに対しては赤白はっきりしてる方が好きなんですね、きっと。。

とはいえ、料理にも合わせやすい辛口ロゼは、これからもっと普及すると思います。

2010/10/15

モンテス・クラシック カベルネ・ソーヴィニヨン 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)メルロー(豪:サウス・オーストラリア州:08)\1827(12本セット@831円で購入)
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレーDO:08)\1659(12本セット@831円で購入)
(3)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(4)モナストレル(スペイン:バレンシア州:アリカンテDO:03)\1260(12本セット@831円で購入)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

モンテス・クラシック カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
【外観】
若々しさのある、濃いガーネット。
ほとんど黒に近い色合いで、フチは若さを感じるバイオレット。
透明感はほとんど無く、底は見えない。
底光りするような輝きがある。
粘性はやや強めで、脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
閉じた印象で、ケミカルな香り。
ちょっと悪臭系のニュアンスが混ざる。
グラスを回すと、濡れた犬のようなクサイ系の動物香。
空気に触れるとだんだん果実の印象やフローラルな印象が顔を出す。
悪臭系の成分がアクセントになってゴージャスな印象に変わってくる。
バラの花のような香りがあり、耽美な華やかさって感じ。
香りは厚みがあり、しっかりしている。

【味わい】
残糖を多めに感じるセック。
ミディアムからフルボディ。
甘さを強く感じる、ジャムのようなフルーティさ。
酸味はしっかり効いている。
渋味もしっかりあり、舌の真ん中が乾くような感じ。
アルコール度は高い。
フルーティで甘さを感じるアタックから、渋味が支配的になり、最後はちょっと乾く印象で終わる。
余韻は長めに残る。

【判定】
濃いながらちょっと艶っぽい輝きがあり、ちょっと高そうな印象。

香りは開くてみると、華やかさがあり、複雑な香りの構成は伝統産地をイメージさせる。

味わいは逆に甘みが強く、ニューワールドのイメージ。
フルーティさも強い。

ワイルドな動物香があり、スペインの伝統品種かと思ったが、全体的な強さはメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンをイメージさせる。

そうなると、オーストラリアのメルローか、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン。

じっくり嗅ぐと、カベルネ・ソーヴィニヨン独特のグリーン香がある。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

最近、カベルネ・ソーヴィニヨン外しまくっていたので、ちょっと嬉しいかも。

【総評】
モンテス・クラシック カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
MONTES CLASSIC CABERNET SAUVIGNON 2008

チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレーDO
アルコール度:14%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

エノテカのオンラインショップで、12本セット9975円、一本あたり831円で購入。
参考価格は、1659円。

モンテスのシリーズ、美味しいですね。
フルーティさが心地よい。

でも飲み進むと、あれ?ちょっと鈍調な印象に。

重苦しくなってきました。
温度が上がったからかな?

冷蔵庫で少し冷やすと今度はジュースっぽくなってあまり美味しくありません。
美味しく飲める温度の幅が狭いのかもしれませんね、このワイン。

温度が低い方が口当たりはいいけど、温度が高い方が香りがいいので、そのバランスを取るのが難しいのかも。

少し暖まってきてちょうどいい温度になると、また美味しさが復活しました。

まあ、基本的には気兼ねなく飲めるカジュアルタイプなので、それほど気を使わなくてもいいかもしれませんが。

食事とあわせるとまた美味しいですね。

しっかりした肉料理が一番合うと思いますが、パスタのボロネーゼソースでも問題なし。

おつまみに買ってきた、ビーフジャーキーにも負けずに、うまくてなづける感じ。

飲み進むとちょっと単調な印象もありますが、ついついワインに手が伸びますね。

何とも言えない魅力を感じます。
クールでスッキリしてる飲み口がいいのかもしれません。

良いワインですね、オススメです。

■楽天ショップへのリンク
[2008] モンテス・クラシック・カベルネ・ソーヴィニヨン 税込 1,407 円 送料別
※サイトより引用
常に最高の品質を追求し続けるモンテス社。「クラシック」シリーズが登場!
スタンダードラインのカベルネ・ソーヴィニヨンは厳選された手摘みのブドウをアメリカンオーク樽で熟成させ、フィルターは1回軽くかける程度。
これは「余計な手を入れ過ぎることで果実のうまみを壊さないように」という愛情から生まれたもの。同じような価格帯のワインと比べると、モンテスのクオリティの高さは明らか。モンテスの魅力がすべて凝縮されています。
つよく濃い果実味、上品なタンニン、優れたバランス・・・
生き生きと躍動感のある味わい。くせがない上に飲みやすく、料理を引き立ててくれるありがたい1本。
毎日でも飲みたくなる美味しさって本当に重要だと改めて教えてくれるワインです。
世界のベストセラーになったのも納得ですね。


【送料無料】人気No.1ワインセット!ENOTECA パーティーパック(750ml×12本セット)19,803円 (税込) のところ 税込 9,975 円 送料込

■関連リンク(モンテスのワイン)

2010/10/13

ドミニオ・エスピナル モナストレル 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)メルロー(豪:サウス・オーストラリア州:08)\1827(12本セット@831円で購入)
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレーDO:08)\1659(12本セット@831円で購入)
(3)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(4)モナストレル(スペイン:バレンシア州:アリカンテDO:03)\1260(12本セット@831円で購入)
(5)モナストレル(スペイン:ムルシア州:イエクラDO:08)\598

ドミニオ・エスピナル モナストレル 2008
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
濃い色調ながら、わずかに透明感のあるルビー色。
色合いは、1~2年くらいの熟成感。
深い透明感があり、底光りするような輝きがある。
粘性は中庸で、脚が多く現れるがすぐに消える。

【香り】
赤いフレッシュな果実香。
グリーン系のスパイス。
薬草っぽい感じ。
若い印象の青っぽさを感じる。
薬品箱のようなケミカル臭もあり。
グラスを回すとますますケミカルな感じが強くなる。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ミディアムボディで、フレッシュな口当たり。
酸味も渋味も強く、やや、荒々しい感じ。
酸味よりも渋味の方が強く、口の中全体が乾くような印象。
アルコール度はそれほど強くない。
余韻は短い。

【判定】
少し透明感のある外観と、1~2年の熟成感からは、2008のメルローか、モナストレル。

香りは果実香が主体ながら、ケミカルな印象がなかなか取れない。
薬草のようなグリーン系のスパイス香が特徴的。
ちょっとカベルネ・ソーヴィニヨンっぽいが、どことなく違う。

口当たりはライトで、アルコール度も低い。
500~700円くらいの、低価格ワインの印象。

2008年で低価格となるとモナストレル。
あ、これ鉄サビっぽい印象があるぞ。

ファイナルアンサーで、モナストレル2008
で、ピンポン

このワインなかなかいい感じ。

【総評】
ドミニオ・エスピナル モナストレル 2008
DOMINIO ESPINAL TINTO 2008

スペイン:ムルシア州:イエクラDO
アルコール度:13%
ブドウ品種:モナストレル

リカーランドトップで、598円で購入。

独特な、青臭いような鉄サビのような個性的な香りを持っていますが、飲み口はとても素直な印象で、美味しいワインです。

酸味や渋味は強めなので、ジュースのように飲めるタイプではありませんが、アルコール度が低めなのと、軽いボディなので、とても飲みやすいですね。

ただ、ワインだけで飲んでると渋味がだんだん口にたまってくるので、食事と合わせた方が美味しいかも。

でも美味しい。
ついつい、グラスに手が伸びますね。

今日の晩ご飯は、鶏のトマト煮込み。
家庭料理なので、香辛料もあまり効いてない、シンプルな味わいですが、このワインはちょうどいい感じです。

強いタイプだと家庭料理は合わせにくいのですが、このワインは負ける事もなく、自己主張する事もなく、いいバランスで合わせてくれます。

特に休肝日開けなので、また美味しいですね。
平日に飲むにはベストのバランスじゃないでしょうか、このワイン。

一口飲んだ時の印象が、何だかとっても素敵なんですよね。
高いワインではないのですが、どことなく上質感があるというか。

とても魅力を感じるワインです。

平日なのにドンドン無くなってしまいます。
アルコール度は低そうだけど13%もあるので、平日にこれはちょっと危険かも。

あー、ニンジンと合います。
青臭い感じがシンクロしますね。

ボトルが無くなっていくのが惜しくなる、そんなワインです。

鶏のトマト煮込みに、パスタを入れて、チーズを乗せて、さらにバジルをトッピングしたら、最高に良く合いました。
う~ん・・完全に週末気分・・・明日は午前中に客先訪問があるぞー、そろそろやめとけー!

カミさんに値段を聞いたら、「これ美味しいけど、軽いよね、890円。」
598円と教えると、1000円以下なら安い、って言ってました。

何とも、価格を超えたバリューを感じるワインです。

2010/10/11

ミニミニワインアンケート:ノンアルコールワインはどう?

ノンアルコールビールと比べて、なかなか普及しないノンアルコールワイン。
みなさん、どう思ってる?というのが今回の質問です。

【質問】

ノンアルコールワインは?

【回答】

■■■■■■ 飲んでみたい 6 (60%)
□□■■■■ 飲みたくない 4 (40%)
□□□□□□ 美味しい 0 (0%)
□□□□□□ 美味しくない 0 (0%)

飲んだ事ある人が、ゼロ?
確かに私も飲んだ事ないかも。

やや飲んでみたいという人が多いですが、飲みたくない、って人も結構いますね。

ノンアルコールビールも賛否両論分かれてますが、私は休肝日にノンアルコールビールを飲むのをやめました。

なんだか、飲み物として、あまり美味しく無いんですよね~。
だったら、ジュースとかお茶でいいじゃん、って思います。

ノンアルコールワインは、普通のスーパーに売ってないのと、値段が高いのが、なかなか普及しない課題でしょうね。
ハーフボトルで、300円くらいだったら、買いですが。

私も是非、機会があったら試しみたいと思います。

グリッロ・エ・インツォーリア フェオット・デッロ・ヤト 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シャルドネ(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:09)\1785(12本セット@831円で購入)
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:08)\1650
(3)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(4)グリッロ60%、インツォーリア40%(伊:シチリア州:シチリアI.G.T:09)\1428(12本セット@831円で購入)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

グリッロ・エ・インツォーリア フェオット・デッロ・ヤト 2009
【外観】
ベージュがかった、中庸なイエロー。
かなりベージュがかった色調だが、小さな気泡も見られ、熟成よりは品種の持っている色の印象。
粘性はやや強めで、脚が後からゆっくりと降りてくる。

【香り】
熟した果実。
かなり過熟した果実のイメージ。
そこに爽やかなハーブの印象が混ざる。
それほど強い香りでは無いが、濃厚な印象がある。
グラスを回すと落ち着いた蜜のような果実香に変わる。
シロップ漬けのフルーツみたいな感じ。
そこに独特な、オリエンタルな印象のスパイス香がある。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
まろやかな口当たり。
ボディは軽めの印象だが、アルコール度は強そう。
酸味はフレッシュで強め。
梨の芯の部分のちょっとエグ味のある酸味って感じ。
口に入れて全然膨らまず、酸の印象だけ、長く続く。
ほのかに苦みが残る。

【判定】
独特な色合いは、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランでは無さそう。

香りの印象は甘いフルーツ香中心で、イタリアっぽい。
そこに独特なスパイス香。
これもシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランには無い特徴。

飲み口はドライながらフルーティ。
軽めでサバサバした感じもイタリアっぽい。

品種での特定は出来ないが、全体の印象がイタリアン。

ファイナルアンサーで、グリッロ、インツォーリア
で、ピンポン

グローバル品種には無い、個性を持ったワインですね。

【総評】
グリッロ・エ・インツォーリア フェオット・デッロ・ヤト 2009
GRILLO & INZOLIA FEOTTO DELLO JATO 2009

イタリア:シチリア州:シチリアI.G.T
アルコール度:13%
ブドウ品種:グリッロ60%、インツォーリア40%

エノテカのオンラインショップで、12本セット9975円、一本あたり831円で購入。
参考価格は、1428円。

グローバルワインの価値観とは違う、個性的なワインです。

ボリューム感とか、リッチ感はありません。
ボディは細く、ちょっと収斂性を感じる酸味で、クセのある味わい。

今日の晩ご飯はサンマの塩焼きだったのですが、まったく合いませんでした。

青魚を食べた後って、グラスにも体にも生くさい匂いが付いてしまうので、グラスは変えて、歯磨もして、それから再び飲みを再開。

このワイン、食事と合わせた方が美味しいタイプでしょうね。
ワインだけだと、ちょっともの足りません。

ひとクセある感じですが、普通にサーモンのソテーとか、合いそうですね。

ミックスナッツがあったらので合わせてみたら、そこそこ大丈夫。

カミさんに感想を聞いたら、「このワイン美味しいけど、食事に合わせた方が良さそう、1480円くらい?」とのこと。
価格はほぼぴったり。

ワインだけで飲んでると、ちょっと食べ物が欲しくなるタイプですね。

バランスが良く、個性があって、良いワインだと思います。


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ノートン・エクストラ・ブリュット NV

 
ノートン・エクストラ・ブリュット NV
NORTON EXTRA BRUT NV

アルゼンチン:メンドーサ州:ルハン・デ・クージョ地区
アルコール度:12.3%
ブドウ品種:シャルドネ、シュナン・ブラン

エノテカのオンラインショップで、12本セット9975円、一本あたり831円で購入。
参考価格は、1659円。

【外観】
やや淡い、グリーンがかったレモンイエロー。
泡の印象は細かい。(と思う)

【香り】
モモのようなフルーツ香。
香りは弱め。
シャンパーニュのような酵母の印象は無い。

【味わい】
ライトで、フルーティなアタック。
泡は細かく、あまり強くない。
アルコール度も低い印象で、シンプルなフルーティな味わい。

【総評】
泡嫌いのカミさんが一口飲んで「美味しい。」って言いました。
炭酸があまり強くないところが良いみたい。

普段あまり泡モノを飲まないので、的確なレポートはかけませんが、全体の印象はライトでフルーティ、泡の印象は、ちょっと上品、って感じ?

飲みやすく、誰が飲んでも「美味しい。」って言いそう。
2000円以下だったらお得感があると思います。

今日の晩ご飯はオムライス。
自家製のトマトソースによく合いました。

魚よりも、野菜くらいがよく合いそうですね。

スッキリと爽やかなので、サラダとか、野菜ソテーくらいが良さそう。

もちろん、そのままでもドンドン飲めます。
華やかさもあって、パーティに活躍しそう。

温度がそこそこ上がっても美味しく飲めます。

しっかりしてて、頼りがいもあって、いいスパークリングですね。
オススメです。


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2010/10/10

アンバーヒル カベルネ・ソーヴィニヨン 2004(ブラインドテイスティング:外す)

(1)メルロー(豪:サウス・オーストラリア州:08)\1827(12本セット@831円で購入)
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレーDO:08)\1659(12本セット@831円で購入)
(3)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(4)モナストレル(スペイン:バレンシア州:アリカンテDO:03)\1260(12本セット@831円で購入)
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン(アメリカ:カリフォルニア州:04)\999

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アンバーヒル カベルネ・ソーヴィニヨン 2004
【外観】
濃く黒いガーネット。
底光りするような輝きがある。
色はほとんど黒だが、フチは少し落ち着いたルージュ。
粘性は中庸。

【香り】
アルコールの印象。
スミレのようなフローラル。
ドライフルーツ。
グラスを回すと干し肉くらいの動物香。
少し熟成感を感じる。
アルコールなのか、ケミカルなのか、少し刺激的な要素がある。
香りはそれほど強くないが、厚みがあり、複雑性もある。

【味わい】
なめらかな、とろけるようなアタック。
ミディアムからフルボディ。
酸味は優しいがしっかりしている。
タンニンはなめらかで、控え目、やや弱め。
優しいバランスでまとまっているが、アルコール度は強い。
ただ、後味はあまり乾かず、しっとりとしている。
余韻は短い。

【判定】
やや落ち着いた濃い外観からは、2004年のカベルネ・ソーヴィニヨンが候補。
あとはガルナッチャ、モナストレルもある。

香りは、ボルドースタイルの華やかでフローラルな印象。
単純に考えるとカベルネ・ソーヴィニヨンだが、スペインのナバラ州はボルドーにも近いのでここも怪しい。

味わいは、びっくりするくらいまろやか。
とろみを感じる、ネクターっぽいまろやかさ。

このサービス精神旺盛の味わいは、アメリカっぽい。

酸味と渋味の尖った部分を丸く削り落として、スルっと喉に入る感じ。

後味もキレイで、でもなんかジュースっぽい?

カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴を探ると、香りにはカベルネ独特なグリーン香を感じる。

ちょっと待った。
チリの2008年のカベルネ・ソーヴィニヨンもちょっと候補かも。
価格の印象は1500円レベルくらい。

いやいや、ちょっと待て。

香りの中に独特な収斂性のある酸味を感じる。
これは、モナストレルかガルナッチャの可能性浮上。

モナストレルは、鉄サビが特徴と個人的に思ってるが、このワインは・・・う~ん、微妙。

この柔らかさは、ガルナッチャの方かな~。

ファイナルアンサーで、スペインのガルナッチャ
で、ブー

うう、アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨン・・

【総評】
アンバーヒル カベルネ・ソーヴィニヨン 2004
AMBERHILL CABERNET SAUVIGNON 2004

アメリカ:カリフォルニア州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、999円で購入。

散々迷った挙句に外してしまう、最悪のパターン。。
やはり第一印象が重要ってことですね。

このワイン、ちょっと評価に困りますね。

一瞬、メドックのグラン・クリュ?って思わせるような要素がありますね。
なめらかな口当たりと、グラスのワインが少なくなっても強く香る、ボルドースタイルの香り。

口当たりが弱いので、さすがにメドックのグラン・クリュとは思わないでしょうが。

なめらかで飲みやすくて、美味しいのですが、何かちょっとひっかかる味わい。

飲み進んでも最初の印象から変わりません。
さらに温度が上がっても変わらない?

何だかとっても人工的で、整形美人って印象?
キレイなんだけど、表情が無い、みたいな。

ボルドーワイン風アルコール飲料って感じなんですよね~。
我が家的にはイマイチかも。

2010/10/08

プリマテッラ シャルドネ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:09)\1785(12本セット@831円で購入)
(2)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(3)シャルドネ(伊:ヴェネト州:デッレ・ヴェネツィエI.G.T.:09)\980
(4)シャルドネ(原産国チリ:日本で瓶詰め:NV)\538

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

プリマテッラ シャルドネ 2009
【外観】
グレーに近い、淡いレモンイエロー。
色味は弱く、グレーに近い。
ほんのりグリーンがかっている。
輝きは弱め。
フチに小さな気泡が少しみられる。
粘性は弱くサラッとしている。

【香り】
モモや洋ナシのような甘い果実香。
爽やかさのあるハーブの印象。
香りは弱く、水っぽい感じもある。
グラスを回しても印象が変わらない。
わずかにアルコール臭がある。

【味わい】
ほんのり残糖を感じるセック。
とてもライトな、水っぽさのある味わい。
酸味は強く、やや刺激的。
酸化してるようなイメージもある。
アルコールがやや浮いた感じで現れる。
後味はそれほど悪くないが、ややアルコール感が残る。
水っぽいライトな口当たりから、酸味がキューッと強くなって、アルコールの余韻が残る。

【判定】
淡い外観からは、低価格のチリか、イタリア。
香りはとても弱く、かなり低価格な印象。
さらに味わいも水っぽさのあるライトボディで、バランスもイマイチ。
これは500円前後の味わい。

ファイナルアンサーで、チリのシャルドネ、538円
で、ブー

あれあれ?イタリアでした。

【総評】
プリマテッラ シャルドネ 2009
PRIMATERRA CHARDONNAY 2009

イタリア:ヴェネト州:デッレ・ヴェネツィエIGT
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、980円で購入。

う~ん、ネタバレしてみると、そこそこしっかりしたワインかも。

温度が低いうちにブラインドテイスティングしたのも、安く感じた原因かもしれませんね。

カミさんに値段を聞いたら、「結構強いよね、1680円。」って言っていたので、ワインの品質としては一定レベルに達しているのではないでしょうか。

実際飲み進むと、じんわりと沁みるフルーツ感が心地良くて、なかなか美味しいかもです。

今日の晩ご飯は、シャケのホイル焼き。
でもこれは鍋みたいな味なので、ワインには合いません。

週末なので、レトルトの、青の洞窟「クアトロ・フォルマッジ」のソースをかけたパスタを作ってみました。

チーズソースなので、そのままでも合わなくは無いのですが、つなぎに乾燥バジルをふるとよく合いました。

パスタやピザに良く合いそうですが、酸味が強めなので、レモンを絞るような料理には合いそうですね。

そのまま飲むよりも料理に合わせた方が美味しく飲めるタイプ。

このワイン、酸味が特に強く、グラスに入れて長い間ほっておくと、酸っぱくなって飲めなくなるタイプなので注意が必要です。

悪くはないのですが、個人的には、酸味が立っててバランスがイマイチかな、って感じ。

また買おうとは思わないかな~。

2010/10/07

セブンプレミアム ボルドーAOC(白) 2009

 
セブンプレミアム ボルドーAOC(白)
ジュール・ルベーグ ブラン 2009
JULES LEBEGUE BLANC 2009
セブンプレミアム ボルドーAOC(白)
フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン

セブンイレブンで、798円で購入。

【外観】
少しグリーンがかった、レモンイエロー。
色の濃さはやや淡め。
色調はグレーっぽく、グリーンがかったイエロー。
粘性は中庸。

【香り】
柑橘系のフルーツ。
白い花。
ミントのようなハーブ。
グラスを回すと、シロップ漬けのモモのような甘い印象。
香りは弱めで、カジュアルな印象。

【味わい】
残糖をほとんど感じ無いセック。
軽くて、水っぽいアタック。
酸味は弱く、しまりが無い。
アルコール度も弱そう。
後味に苦みと、エグ味が残る。
水っぽいアタックで、下の上で消えて喉まで届かないようなイメージ。
余韻はほぼ無い。

【総評】
私と相性の悪い、セブンプレミアムのワイン。
ボルドーが出たので、ちょっと期待して買ってみたけど・・・やっぱりダメみたい。

ブラインドで飲んで、これがボルドーだと当てられる人はほとんどいないと思います。

ユニ・ブラン、コロンバールで出来た、安ワインみたいな味わい。

締りのない、水っぽい味わいで、実にぶっきらぼうな印象があります。
ヤル気のない感じというか。
なんでしょうね、この相性の悪さ・・

価格の印象は398円。
500円したら高い、って感じ。

マズいワインでも、それなりに頑張ってる感があれば応援したくなりますが、このワインはまったくヤル気を感じられません。

今日の晩ご飯は、セブンイレブンのミネストローネのパスタ。

合わせてみると・・・

お、ワインが美味しくなる。

何か水がわりに飲むような感じで、合いますね。
これはちょっと意外かも。

なるほど、コンビニパスタに良く合う、という点では、コンセプトは明確ですね。
ワインが主張せず、あくまで脇役。

むむ、これはちょっとあなどれないかも。

食べ物が入ると、ワインの表情が随分変わってきましたね。

自然にグラスに手が伸びるようになってきました。

だんだん、悪く無いじゃん、って思うようになってきましたが、これは酔っ払ってるから???

少なくとも分かったのは、品質的には一定レベルに達してるって事でしょうか。

食事と合わせると、食事との社交性がどのくらいあるかが明白になりますが、高貴品種を使ってるこのワインは、一定レベルはある、ってことかもしれません。

で、食事も無くなって、ワインだけで飲み始めると、う~ん、やっぱイマイチ?

でもほのかにチャーミングなフルーツ感があって、全否定するようなワインでは無いですね。

ただ一つ言えるのは、798円は高い、ってことでしょうか。
イマドキの感覚だったら500円くらいが相場かな?

少なくとも、セブンプレミアムのカリフォルニアワイン、ヨセミテ・ロードよりは美味しいと思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2010/10/05

モンテス・クラシック マルべック 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレーDO:08)\1659(12本セット@831円で購入)
(2)マルベック(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレーDO:08)\1659(12本セット@831円で購入)
(3)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(4)モナストレル(スペイン:バレンシア州:アリカンテDO:03)\1260(12本セット@831円で購入)
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン(アメリカ:カリフォルニア州:04)\999

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

モンテス・クラシック マルべック 2008
【外観】
ほぼ黒に近い、濃いガーネット。
透明感はほとんど無い。
色はほとんど黒。
フチに薄くバイオレット。
色合いは若々しい。
粘性はやや強く、脚が長く残る。
雫に色素が残る。

【香り】
濃厚な果実香。
スパイス。
タバコのような焦げ臭。
ジャム。
厚みがあり、ボリューム感を感じる香り。
グラスを回すと、生っぽい動物香が出てくる。
茎っぽいスパイス香。
スモーク。

【味わい】
残糖をほとんど感じ無いセック。
酸味は優しいがしっかりしている。
タンニンは細かいがどっしりしている。
フルボディ。
それでいてフルーティ。
アルコール度は高く、後味がかなり辛く、乾く印象。
ただ全体に柔らかさがある。
余韻は長めに続く。

【判定】
ものすごく濃い感じは、ひと昔前のチリカベ。
アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨンも考えられるが、2004年産なので若々しさの印象が違う。

香りの印象もチリカベ。
濃いフルーツ香にスモーキーなグリーン香。
濃厚ながらシラーとは違う感じ。
ただこの選択肢の中ではマルベックもあるので注意。

味わいは思いのほか辛い。
カッシェロ・デル・ディアブロのカベルネ・ソーヴィニヨンも辛かったがちょうどそんな感じ?
ただ、フルーティさと、アルコールのもつ甘みがあり、不思議な清涼感がある。

香りといい、芯の強さといい、完全にカベルネ・ソーヴィニヨンの印象。
ガルナッチャやモナストレルだったらこんなに芯の強いワインは出来ないだろう。
マルベックでもない。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

え~、マルベック??

【総評】
モンテス・クラシック マルべック 2008
MONTES CLASSIC MALBEC 2008

チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレーDO
アルコール度:14%
ブドウ品種:マルベック

エノテカのオンラインショップで、12本セット9975円、一本あたり831円で購入。
参考価格は、1659円。

いままでフニャフニャなマルベックしか飲んだこと無かったので、こんなにしっかりしたマルベックは初めてです。
しかもアルゼンチンじゃなくて、チリ。

日本でマッコリつくってる感じ?(全然違う!)

マルベックってアルゼンチンのイメージが強いですが、原産はフランスの南西部。
どちらかというと、このワインは、南西地方のAOC、カオールの黒ワインをイメージしているのかもしれませんね。

それにしても、このワイン美味しいですね。

アルコール度が14%もあるのに、スイスイ飲めてしまいます。
平日に開けるワインじゃないぞ、こりゃ。
明日は午前中撃沈ですね。

力強い印象でカベルネ・ソーヴィニヨンと思ってしまいましたが、飲み進んでみると、強さの中になんとも包容力のある優しさ、を感じます。

たくましいお母さん、って感じ?

マルベックってちょっと「ほわん」としたイメージがあるのですが、このワインも力強さの中に、「ほわん」とした柔らかい部分を持ってます。
そこがとても魅力になってますね。

あー、でもこのワイン、全く和食には合いません。
肉持ってこーい!って叫んでます。

ワカメともやしの酢の物があったので、ためしに合わせてみたら・・・
何だかよく分かりませんが・・・ でも、思ったほど悪くない??

今日の晩ご飯は麻婆豆腐。
カミさんいわく、陳建一さんのレシピだそうです。

合わせてみると・・・
あれー、意外と大丈夫??

このワイン、そうとうフトコロが深いみたいですね。

ステーキ以外喰わないぞ!っていう彫りの深い外人顔なのに、しゃべると大阪弁、みたいな親近感があります。

とはいえ、普通に食事に合わせてみると、やっぱりアルコール度が高いのか、料理から離れていきますね。
やっぱり、牛肉の赤身のブロックを、豪快に焼いた感じに合いそうなワインです。

食卓を見ると、子供の食べ残しのスナックに、チートスのバジル・チキン味が残ってる・・
試しに合わせてみよう。

なんでしょうね、自己主張の強い二人が、殴り合いのケンカをしてる、って感じ。
大暴れです。

こんなに香りも味も強いスナック菓子に、堂々と立ち向かえるってのはさすがですが、ワインが可哀想なのでやめておきます。

それにしても、ワインだけで飲んでると、何か欲しくなるタイプですね。
しかもしっかりとした食事。

許容範囲が広いので、レストランでも出せるし、家庭料理のハンバーグとか、焼肉でも合いそうです。

カミさんに価格を聞いたら、「1280円」
ワインだけで飲んでると、渋味がたまってきてしまうからですね。
それとちょっとマルベック独特の、気の抜けたような印象があるからかな。

火曜日なのに、すっかり二人で1本空いてしまいました。

良いワインですね。
こんどは牛肉かラムと合わせてみたいと思います。

それにしても、このエノテカのワインセット、半端なくお買い得感がありますね。
オススメです。

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■関連リンク(モンテスのワイン)

2010/10/03

マプ・レゼルヴァ メルロー 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレーDO:08)\1659(12本セット@831円で購入)
(2)メルロー(チリ:セントラル・ヴァレー:09)\1638(12本セット@831円で購入)
(3)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(4)モナストレル(スペイン:バレンシア州:アリカンテDO:03)\1260(12本セット@831円で購入)
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン(アメリカ:カリフォルニア州:04)\999

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

マプ・レゼルヴァ メルロー 2009
【外観】
若々しさのある、濃いガーネット。
色はほとんど黒に近く、底は全く見えない。
フチは鮮やかなバイオレットで、若々しさがある。
粘性は弱め。
雫に色素が残る。

【香り】
濃縮感のある、ジャムのような果実香。
茎っぽいグリーン系のスパイス香。
コーヒーのような焦げ臭。
グラスを回すと、動物香と焦げ臭が強くなる。
香りはそれほどボリューム感は無いが、やや刺激的な強さがある。

【味わい】
少し残糖を感じるセック。
スムーズな口当たりで、柔らかく、フルーティ。
酸味は優しいがしっかりしている。
アルコール度がかなり高く、後味は乾くような辛さがある。
タンニンは弱く、渋味はほとんど無い。
ミディアムからフルボディ。
わずかにヒンヤリしたクールな印象を持っている。
フレッシュなフルーツ感のあるアタックから、ほとんど膨らまず、スマートな印象が続き、後味はアルコールの辛さが残る。

【判定】
濃く若々しい外観からは、2003モナストレル、2004カリフォルニア、2005ガルナッチャは外れる。

香りの印象はカベルネ・ソーヴィニヨン独特のグリーン香がある。

味わいは、スッキリしたクリーンな印象で、フルーツ感が強く、上質なニューワールドの印象。
チリの上質ワインって感じですね。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

チリのメルローでした・・・一番外してはいけないパターンで、外してしまいました。

【総評】
マプ・レゼルヴァ メルロー 2009
MAPU RESERVA MERLOT 2009

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー

エノテカのオンラインショップで、12本セット9975円、一本あたり831円で購入。
参考価格は、1638円。

ほとんど同じくらいの生産年で同じ産地、品種だけ違うというパターンで、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを外してしまいました。トホホ。

なんだかとっても、カベルネ・ソーヴィニヨンっぽいんですよね~。(言い訳)

ネタバレしてみて、メルローらしさを探すと、軽やかなフルーツ感と、細かいタンニン、ってあたりは確かにメルローっぽい。

カベルネ・ソーヴィニヨンだったら、この繊細な果実感は無いんでしょうね。

アルコール度が高いにも関わらず、クセがなくて、スイスイ飲めるタイプです。

今日の晩ご飯は冷凍のシウマイ。
駅弁に入ってるシウマイみたいな味。

合わせてみると、まあそこそこ悪くない、って感じの合い方です。

メルローらしく、スッキリしたフルーツ感があって、食事なしでも美味しく飲めるタイプなのですが、意外と食事の幅も広いかもしれません。

香りがそんなに主張してないからかな?

ニューワールドタイプも進化してますよね。
ベタベタした甘さは無くて、すっきりとしたフルーティさがあります。

誰が飲んでも美味しいって言いそうな万人受けするまとまりで、長く飲んでる人は、こんなのワインじゃない、って言いそうですね。
ひっかかるところが無くて、スムーズ過ぎる感じ。

カミさんに感想を聞いたら、「これは美味しいね、1880円くらい?」とのこと。
ちょっと甘いので、食事に合わせにくそう、とも言ってました。

少なくとも和食には合わないでしょうね。
でもハンバーグとか、カレーとか、焼肉とか、意外と合いそうです。

上質なワインのカジュアル版って感じ?
いいワインであることは、間違いないでしょう。


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