2010/06/27

カルドラ トレッビアーノ・ダブルッツォ NV(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:プティ・シャブリAC:07)\1780
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(南アフリカ:コースタルリージョン:パール:09)\1680
(3)ゲヴュルツトラミネール(チリ:アコンカグア:カサブランカ・ヴァレー:09)\1250
(4)シャルドネ(伊:ピエモンテ州:ピエモンテDOC:08)\1180
(5)トレッビアーノ(伊:アブルッツォ州:トレッビアーノ・ダブルッツォDOC:NV)\1040

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
カルドラ トレッビアーノ・ダブルッツォ NV

【外観】
ベージュがかった、中庸なイエロー。
少し輝きがあり、艶っぽい。
色味はベージュで、熟成感を感じる。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
熟したフルーツ。
洋なしや、カリン。
香りは弱め。
シロップのような、キャンディのような甘い印象がある。
グラスを回すとまたフルーツ感が変わってくる。
皮をむいて、熟れた果肉を嗅いでいるような感じ。
マンゴーというか、パパイヤというか。
時間がたつと、純露のような飴の印象が出てくる。
カラメルっぽいというか。

【味わい】
残糖をやや多めに感じるセック。
酸味はとてもフルーティだが、やや雑な味わい。
ボディは軽い。
軽いまとまりだが、アルコール度は少し高め?
アタックはまろやかな酸味とフルーティさ。
そのままフィニッシュまで酸味が続く。
余韻は短い。

【判定】
ベージュっぽい外観からは、ある程度熟成されたワインが想像される。
せめて3~4年前くらい?
このなかでは、シャブリと、トレッビアーノ。

香りの印象は、フルーツ中心で、カジュアルで軽い感じ。
少なくともシャブリの印象は無い。

味わいも軽く、価格も安そう。

トレッビアーノらしさという点では、梨というかモモというか、独特な甘い果実感がそれっぽい。

ファイナルアンサーで、トレッビアーノ
で、ピンポン

何とも言葉で言い表せない、トレッビアーノっぽさがあります。

【総評】
カルドラ トレッビアーノ・ダブルッツォ NV
CALDORA TREBBIANO D'ABRUZZO NV

イタリア:アブルッツォ州:トレッビアーノ・ダブルッツォDOC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ

リカーランドトップで、1040円で購入。

トレッビアーノは、当たり外れの大きいイメージがありますね。
このワインは・・・ふつう?

飛び抜けて良いわけではありませんが、そこそこ問題なし。

冷たい方が美味しいですね。

ちょっとグレープフルーツみたいな爽やかさがあって暑い季節にはピッタリです。

今日の晩ご飯はから揚げだったのですが、ビールのような合い方をします。
というか、レモンを絞ったような感じかな。

このトレッビアーノなかなかいいかも。
ぐっと後半良くなってきました。

ほんのり甘い印象とフルーティさが、そのままでも美味しく飲めますが、合わせる食事も幅が広そう。
もちろんカジュアルな食事ですね、パスタとかピザとか。
トマトと相性が良さそうな感じです。

それほど主張が強いタイプじゃなくて、シンプルな味わいが、いいんでしょうね。

シャルドネとソーヴィニヨン・ブランじゃない、ワインが飲みたい時にはいいのではないでしょうか。

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