2010/05/30

プロトコロ ティント テンプラニーリョ 2007(ブラインドテイスティング:外す)

(1)メルロー主体(仏:ボルドー地方:コート・ド・カスティヨンAC:02)\1450
(2)ピノ・ノワール(ルーマニア:デアルマーレ:06)\1080
(3)テンプラニーリョ(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:07)\1050
(4)メルロー(チリ:セントラル・ヴァレー:08)\1050
(5)シラー45%、グルナシュ45%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:NV)\900

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

プロトコロ ティント テンプラニーリョ 2007
【外観】
若々しい色調の、濃いガーネット。
底は全然見えない。
ほとんど黒だが、フチは鮮やかなバイオレット。
透明感がほとんど無いので、輝きは分からないが、全体的に艶っぽさがある。
粘性は強く、脚が長く残る。

【香り】
黒いフレッシュな果実香と、凝縮感のある果実香が混ざっている。
タバコの葉のような焦げ臭。
グラスを回すと、赤身の肉のような動物香。
焦げ臭も若干あるが、フルーティさの方が強い。
香りはそれほど強くないが、鼻の奥を押すような強さがある。

【味わい】
残糖をわりと感じる、セック。
フルボディ。
アルコール度は強い。
酸味は柔らかいがしっかりしていて、フレッシュなフルーティさがある。
濃厚フルーティで、少し甘さを感じる、ニューワールドタイプ。
タンニンは柔らかく、控え目。
余韻は少し続く。

【判定】
真っ黒に近い濃さの外観で、若々しい色合いは、07か08のテンプラニーリョかメルロー。

香りは、フルーティさが強い。
焦げ臭もあるがフルーティさが中心。
テンプラニーリョ独特の土っぽい動物香は・・・微妙にある?
でも印象としてはメルロー。

味わいは残糖が多く、チリっぽい。
フルーティさが強く、細かいタンニンの特徴はメルロー。
生産年も2007というよりは、2008。

ファイナルアンサーで、メルロー、チリ
で、ブー

テンプラニーリョでした・・

【総評】
プロトコロ ティント テンプラニーリョ 2007
PROTOCOLO TINTO TEMPRANILLO 2007

スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

リカーランドトップで、1050円で購入。

スペインはニューワールドですか、ってくらい、ニューワールドな味わい。
最近特にスペインは多いですね、こういうワイン。
フルーティさを重視した、濃厚なタイプです。

カミさんに価格を聞いたら、「880円」。
どうしてもニューワールドタイプって安く感じてしまいます。

カジュアルで飲みやすくて、ずっと印象が変わりません。

食事が無くても楽しめるタイプですね。

今日の晩御飯は野菜入りの肉団子だったので、いまいち合いませんでしたが、合わせるとしたら牛肉でしょうね。
たとえばカレーと合わせても負けないくらの味わいです。

ただやはり、甘さがあってフルーティなタイプなので、おつまみと合わせるくらいが良さそうです。

レーズンの入った甘いチーズなんて良さそう。

カジュアルで飲みやすいタイプですが、うちのカミさんにはちょっと不評でした。
後味にエグ味がたまる感じがダメみたい。

とはいえ、全体のまとまりは良くて、コストパフォーマンスも高いと思います。
濃厚でフルーティなワインが好きな人にはオススメですね。

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※サイトより引用
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凝縮した果実味とエレガントなタンニンはワイン全体のバランスを整え、優しい酸味が一層ボリュームを与えます。
そして丁寧に育てられたぶどうが最後に心地良い余韻を残します。

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