ジェイコブス・クリーク シラーズ カベルネ 2007 ハーフボトル
JACOB'S CREEK Shiraz Cabernet 2007 375ml
オーストラリア:南東部
アルコール度:
ブドウ品種:シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン
ナチュラルローソンで、ハーフボトルを620円で購入。
【外観】
少し落ち着いた色調の、透明感のあるルビー色。
深い透明感があり、そこはしっかり見える。
フチの色調は、少し落ち着いていて、わずかにオレンジを感じる。
輝きは大人しい。
粘性は中庸。
雫に色素が残る。
【香り】
濃縮感のある果実香。
スパイス。
グラスを回すと、生っぽい動物香。
焦げ臭も強め。
それほど香りは強くない。
【飲み口】
残糖をほとんど感じないセック。
ミディアムからフルボディ。
酸味はしっかり強い。
タンニンは溶けていて細かいが、しっかりと効いている。
アルコール度が高いのか、後味は乾く印象。
余韻は短い。
【総評】
ジェイコブス・クリークは、相変わらず、ソツなく安定感がありますね。
コストパフォーマンスは高いワインだと思います。
とてもバランスがいい。
そのまま飲んでも十分美味しい。
温度が高くても低くても大丈夫なタイプですね。
冷やすとフルーティで、温めるとボリューム感が出てきます。
今日の晩御飯は、コンビニパスタの、ペッパーチキンのボロネーゼ。
グリルしたチキンが豪快に乗ってます。
ソースはボロネーゼといいながら、デミグラスソースみたいなちょっと甘くて濃厚な(インスタントくさい)ソース。
このワイン、食事と合わせるとほんのりとした甘さが出てきます。
ワインだけで飲むと、シラーとは思えないくらい辛口なのですが。
シラーズとカベルネ・ソーヴィニヨンって、普段はあまり見かけないアッサンブラージュなのですが、このワインはしっくりとまとまってます。
カベルネ・ソーヴィニヨンだけのフルーティさってちょっとギクシャクした印象をうけますが、うまくシラーズがフォローしてる、って感じがします。
あくまで個人的な感想ですが、カベルネ・ソーヴィニヨンをフルーティに仕立ててあるワインって、ゴッツイ兄ちゃんが女装してるような、微妙に無理してる印象をうけてしまいます。
シラーは重厚ながら、フレッシュな果実味を持たせる事が出来るので、カベルネ・ソーヴィニヨンと相性がいいような気がします。
シラーとカベルネ・ソーヴィニヨンって、飛車と角、って感じ?
助さん・格さんの方が分かりやすいかな?
個性は違うけど、同じくらいパワーのあるコンビ、って言いたいだけです・・すみません。
しかし、このワイン、実にソツがない。
これくらいソツが無いと、逆にイヤミですね。(なんのこっちゃ)
コンビニパスタのような、香辛料の強い食事には良く合いますが、家庭料理だとどうなのでしょう?
赤ワインらしい、しっかりした渋みがあるので、ちゃんとした肉料理じゃないと合わなさそう。
チキンだと、やはり微妙に合いません。
なんか、ビーフを要求されているような後味になります。
赤身のデッカイブロックの牛肉、持ってこーい、ってワインが言ってますね。
ハーフで、620円って決して安くは無いのですが、どこでも手に入りやすいという点では、とても助かります。
平日にしっかりした赤が飲みたいときにはオススメです。
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