2010/04/04

カレ ティント シラー テンプラニーリョ 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、メルロー(仏:ヴァン・ド・ターブル:Lot2007)参考価格2625円(6本セット10500円)
(2)ピノ・ノワール(NZ:マールボロ:08)参考価格2510円(6本セット10500円)
(3)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(4)シラー、テンプラニーリョ(スペイン:アラゴン州:カリニェーナ:07)\1280

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

カレ ティント シラー テンプラニーリョ 2007
【外観】
少し落ち着いた色調の濃いルビー。
深い透明感があり、うっすらと底が見える感じ。
ディスクは無し。
全体にまんべんなく同じトーンで、フチまで黒い。
色合いはやや落ち着いているものの若々しさがある。
粘性は強め。

【香り】
なめし革。
ドライフラワー。
タバコの葉のような焦げ臭。
グラスを回すと生っぽい動物香。
少し麝香のような悪臭系の要素あり。
香りは大人しいがしっかりと強い。

【味わい】
残糖がやや多めのセック。
ミディアムからフルボディ。
酸味は穏やかだが、しっかりしている。
タンニンは細かく、少し収斂性を感じる。
アルコールは高め。
やや単調な飲み口。
広がりが無いというか。
余韻は少し続く。

【判定】
濃い外観からは、ピノ・ノワール以外は候補。
グルナッシュもちょっと外れるか。
香りの第一印象はピノ・ノワール?
ただグラスを回すと印象が変わってくる。
口当たりも甘めで、シラーっぽい。
ニューワールド系でシラーだとスペインが怪しい。
やや重い動物香はテンプラニーリョを感じる。

ファイナルアンサーで、シラー、テンプラニーリョ
で、ピンポン

ニューワールドタイプのスペインです。

【総評】
カレ ティント シラー テンプラニーリョ 2007
CARE SYRAH TEMPRANILLO 2007

スペイン:アラゴン州:カリニェーナ
アルコール度:14%
ブドウ品種:シラー、テンプラニーリョ

ジャスコで、1280円で購入。

濃く重い印象のワインです。
凝縮感があってアルコール度が高く、いまどきのワインって感じ。

嫌味が無く、スッキリと飲みやすいタイプ。
多くの人に受け入れられそうな分かりやすい美味しいさがありますが、少し単調な印象も受けてしまいます。

奥深さが無いというか。
ずっと印象が変わらないというか。

意外と一日置くと美味しくなるタイプかもしれませんね。

テンプラニーリョだけの濃厚なワインと比べてシラーが入っている事でフルーティさが強くなっている気がします。

で・・・・

少しあまったので次の日に飲んでみました。

昨日とあまり変わりません。
まあ、ちょっと酸っぱくなってるのは、常温で放置してたからでしょうか。

でも少し飲みやすくなっているみたい。

アルコール度は高いのに、すいすい飲めます。

気のせいか、飲み終りにオレンジ(みかん)の味が残るんですよね。
なんでしょうか?

このタイプあまり好きじゃないのですが、これは結構美味しく飲めますね。いい感じ。

この価格だったらお買い得なワインだと思います。

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