2010/03/10
クレール・ド・シュッド カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
クレール・ド・シュッド カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
COULEURS DU SUD Cabernet Sauvignon 2008
フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
ファミリーマートで、ハーフボトル525円で購入。
【外観】
深い透明感のある、濃いルビー。
色合いは黒っぽく落ち着いている。
透明感があり、底がうっすら見えるくらい。
ディスクは薄く、粘性は弱め。
雫に色素が残る。
【香り】
黒い果実。
加熱されたフルーツ。
グリーン系の爽やかさを感じるスパイス。
グラスを回すと赤身の肉のような動物香。
ケミカルな薬箱のような印象も少し。
【味わい】
ほんのり残糖を感じるセック。
ライトからミディアムボディ。
酸味は柔らかいが、しっかりしている。
タンニンは思いのほか強め。
軽い飲み口ながら、後味は強めな印象。
アルコール度は低い。
余韻は短い。
【総評】
ライトで飲みやすいカベルネ・ソーヴィニヨンですが、しっかりしたタンニンが味を引き締めてます。
最初ライトな飲み口で、飲み終わりが少し重くなり、余韻はちょっと頼りない、というちょっと不思議なリズム。
香りにクールな爽やかさがあったので、飲み口もスッキリした印象があるかと思いましたが、意外と鈍調な飲み口ですね。
悪く無いんだけど、微妙にイマイチ感がただよいます・・・
このイマイチ感は、ちょっと温度が高めかもしれないので、少し冷やしてみることに。
温度が下がると、最初の口当たりが良くなりました。
でも、後味が頼りない感じに・・・
カベルネ・ソーヴィニヨンらしい男性的な部分を持ちながら、いざとなると情けない・・・みたいな。
でも、キャラクターとしては憎めない良さもあります。
渋みが強く、どちらかと言うと男性的な味わいなのですが、チャーミングなフルーティさも持っているワインですね。
ただ、メルローの持っている自然なフルーティさと違って、カベルネ・ソーヴィニヨンのフルーティさって、なんだか無理してるような印象を受けてしまいますね。
結局、最後までギクシャクした印象が続きました。
何とも評価の難しいワインですが、品質は悪くないと思います。
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