2010/03/14

タラス ピノ・ノワール 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シラー、テンプラニーリョ(スペイン:アラゴン州:カリニェーナ:07)\1280
(2)ピノ・ノワール(米:ヴァン・ド・ペイ・ド・エローのワインをアメリカで元詰:07)\940
(3)グルナッシュ、シラー(フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\926 (6本セット5555円
(4)シラーズ、マルベック(アルゼンチン:サン・ファン州:バジェ・デル・トゥルン:08)\926 (6本セット5555円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

タラス ピノ・ノワール 2007
【外観】
深い透明感のある、鮮やかなルビー。
底が見えるくらいの透明感。
色味は鮮やかで、若々しい。
輝きは少し弱め。
粘性は強めで、脚が長い間残る。

【香り】
赤いフレッシュな果実と、ドライフルーツ。
いやドライフラワーかも。
グラスを回すとなめし革。
少しケミカルさを感じる。
あまりグラスを回すと香りが落ちてくる。
力なく、頼りない香り。

【味わい】
残糖を多く感じる、やや辛口くらいの味わい。
酸味はフレッシュで、ジュースっぽい。
タンニンはほとんど無く、後味はそっけない。
やや苦味が残る。
ボディはライトで、アルコール度は低そう。
というか半分ジュースのような味わい。
余韻は無し。

【判定】
明るい外観はピノ・ノワール。
ローヌの可能性もある。
香りは弱いが、ドライフラワーやなめし革の感じはピノ・ノワール。
味わいは、半分ジュース。
果汁を輸入して国内でワインにするタイプの味わい。
今回のピノ・ノワールはフランス産のワインをアメリカで瓶詰めしているが、まさにそういったタイプの味わい。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

なんとも微妙なピノ・ノワールです・・・

【総評】
タラス ピノ・ノワール 2007
Talus Pinot Noir 2007

アメリカ:フランスのヴァン・ド・ペイ・ド・エローのワインをアメリカで元詰
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール85%

リカーランドトップで、940円で購入。

口当たりが良くて、フレッシュでジューシー、カジュアルなピノ・ノワールです!
ってのが、アピールポイントになるんでしょうけど、ワインとしてどうなの?って感じの完成度です。

半分くらいジュースの印象。
ワインライクなアルコール飲料って感じ。

香りは弱いながらも、ちゃんとピノ・ノワールの特徴があるんですが、飲み口はほぼジュース。

口当たりは良くて後味もスッキリしているので、飲み物としては良くまとまってます。

渋いワインが苦手な人にとっては美味しいワインでしょうね。

ただ、ワインを飲み慣れている人にとっては・・・やっぱりジュース?

少なくとも私は、人には薦めませんね。
休日に開けるとちょっとがっかり、って感じ。

今日の晩ご飯は餃子だったのですが、試しに合わせてみると、ワインの甘さが気になります。

このジュースっぽさが料理に合わせるには難しいかも。

ファストフードみたいなものだと問題ないのかもしれませんね。
ハンバーガーとか良く合うのかも。

ずーっと印象が変わらなくて、ずーっとジュースを飲んでるような感じで、なんだかそろそろ飽きてきました・・・

パーティでおつまみと一緒に飲むようなタイプのワインですね。

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