2010/02/17

タコネス 赤 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)マルベック(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:08)\950
(2)グルナッシュ、シラー(フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\926 (6本セット5555円
(3)シラーズ、マルベック(アルゼンチン:サン・ファン州:バジェ・デル・トゥルン:08)\926 (6本セット5555円
(4)テンプラニーリョ、ボナルダ(アルゼンチン:メンドーサ州:08)\428

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

タコネス(赤) 2008
【外観】
少し黒っぽさを感じる、透明感のあるルビー。
底が見えるくらいの透明感。
若さを感じる色合い。
輝きは少しある。
粘性はやや弱め。

【香り】
ケミカルな印象がある、なめし革。
赤系の果実。
グラスを回すと少し生っぽい動物香に変わる。
杉のようなグリーン香。
白コショウ?

【味わい】
残糖を多く感じる、やや辛口。
というかかなり甘い?
ボディはライトからミディアム。
渋みは細かいが少し下に残る。
酸味は弱め。
全体に力が弱いが、バランスよくまとまっている。

【判定】
やや透明感のあるルビー色は、ローヌか、テンプラニーリョ。
香りはややケミカル臭のある動物香。
少し鼻にツンとくる香り。
ボリューム感などは無いので、低価格のテンプラニーリョか?
味わいは甘さを強く感じる。
セックというよりは中辛口くらいの甘さ。
しかもとても軽い。
価格帯としては500円くらいのイメージ。
テンプラニーリョ独特の鼻の奥を押すような重い印象がある。

ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ、ボナルダ
で、ピンポン

これは価格当てでした。

【総評】
タコネス(赤) 2008
TACONES RED 2008

アルゼンチン:メンドーサ州
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、ボナルダ

グルメシティで、428円で購入。

以前飲んだ時とちょっと印象が違うかも。
とは言っても、いままで2回飲んだ時もそれぞれ感想が違ってますね。

甘くて、軽くて、飲みやすくて、ジュースっぽい、という印象でしょうか。
以前飲んだ時にも感じた、ケミカル印象がやや気になりますね。

この価格なので、基本的にはOKなのですが、最近激安ワインが増えてきたので、比較するとライバルに負けてる?

チリカベに日本の安い赤ワインを混ぜたような感じですが、意外と素直で美味しいワインです。

カジュアルに楽しむなら問題ないですね。

今日の晩ご飯はすき焼き風の肉豆腐。

牛肉に合わせると、ワインの甘さがイマイチだったのですが、すき焼き味の煮込まれた白菜にはとても良く合いました。
ちなみに豆腐だと、ワインがちょっと苦くなります。

なんだか飲めば飲むほどこれで十分って気がしてきました。

週末だとやや力不足な印象ですが、平日に気軽に飲むには最適ではないでしょうか。

たとえばピザとかパスタで、今日はビールって気分じゃないな、なんてときには最適ですね。
レトルト、インスタントものには合わせていませんが、力関係では問題なさそうです。

やや日本人好みに合わせた、アルゼンチンワインって感じでしょうか。

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