2010/02/07

メゾン・ルロワ ブルゴーニュ・ルージュ 2001

 
メゾン・ルロワ ブルゴーニュ・ルージュ 2001
LEROY BOURGOGNE ROUGE 2001

メゾン・ルロワ ブルゴーニュ・ルージュ 2001
フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

町田の蔵家さんで4780円で購入。

少しオリがあるので、半分だけデキャンタージュして、残りはオリと一緒にいただく。
コルクにはビッシリとカビが生えていた。

【外観】
落ち着いた色調の透明感のあるルビー色。
底がはっきり見える位の透明感。
色合いは、フチにちょっとオレンジを感じる。
粘性は強めで、脚が長く残る。
輝きもあり、キレイなルビー。

【香り】
ドライフルーツ。
カラメル香。
少しなめし革。
温度が低いせいか、まだ閉じている印象。
グラスを回すと香りが開いてくるが、腐敗臭を微妙に感じる。
カビというか、雑巾というか。
気のせい?

【味わい】
ミディアムボディで、やや痩せた印象の飲み口。
酸味が強めで、ふくよかさは無く、神経質な印象。
タンニンは繊細ながら、ちょっと舌に残る。
全体的に神経質で、そっけない味わいだが、後味がキレイなので、グラスにまた手がのびる。
ヒンヤリしたクールな感覚の飲み口で、繊細な味わい。

【総評】
ちょっとブショネ疑惑のあるワインです。
もう少し様子を見てみます。

温度が低いせいか、香りはそれほど立ってきませんが、味わいはクールで繊細。
最初の印象は神経質で飲みにくい感じ。
でも飲めば飲むほど美味しさが沁みてきます。

味わいがキレイといか、センスがいいというか。

ソリッドで、無駄な要素は無く、研ぎ澄まされた、張り詰めたような気品を感じるワインです。

これぞブルゴーニュって感じの、実に美味しいワインですね。

今日はチキンのトマト煮込み。
ソテーしたチキンをトマトソースで軽く煮込んだものです。

料理とワインの力関係はバッチリ。
ただ、もう少し脂がある方がこのワインには合いそうですね。

サバサバしてるワインなので、もうちょっとこってりしてる料理の方が美味しいかも。

ただ時間とともに、ちょっと飛んできましたね。
A.O.C.ブルゴーニュなので、それほど力はありません。

力は無いけど素性はいい、ルロワを期待させる入門編ってところでしょうか。

ブラインドで飲んだら、多分もう少し安いと思うでしょうね。
でもルロワってだけでイベントみたいなものなので、トータルでは十分満足度があります。

最初に感じたブショネ疑惑はまだ残ってるものの、十分美味しく飲めました。

■楽天ショップへのリンク

ブルゴーニュ・ルージュ[1999]メゾン・ルロワ 税込3,980 円 送料別

※サイトより引用
ブルゴーニュ屈指の品質と抜群の安定感は高く評価されている為、価格は決して安いものではありませんが「並みの生産者の畑名ワインを凌駕する品質」という比喩もおおげさではありません。私も年に数回、ルロワのワインを口にしますが、このクラスのワインが持つ品質としては特別な領域に達している、数少ない存在だと思っています。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事