2010/01/16

エスティヴァル 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュAC:04)\1850
(2)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(3)グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル、シラー(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\1220
(4)グルナッシュ(仏:プロヴァンス・コルス地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・メディティラネ:08)\1040

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

エスティヴァル 2008
【外観】
深い透明感のある、若い色調のルビー色。
底がうっすら見えるくらいの透明感。
色合いは若さを感じるが、色調は落ち着いている。
中心部は黒っぽい。
粘性は弱く、さらっとしている。
雫に少し色素が残る。

【香り】
フレッシュな黒い果実香。
ブルーベリーくらい。
グラスを回すと、赤身の肉のような印象。
グリーン系のスパイス。
ケミカルな印象もあり、なめし革のような要素もあり。
温度が低く、あまり香りが立ってこないが、あまり香りは弱め。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ミディアムボディ。
酸味はしっかりしていて、渋みも程よくある。
サバサバした飲み口で、後味は酸味と渋みが残る。
あまり乾くような印象は無いが、アルコール度は意外と強そう。

【判定】
やや透明感のある、濃いめの色調。
ピノ・ノワールにしては濃い。
シラーにしては明るい。
4本中3本にグルナッシュが入っているが、グルナッシュっぽい。

香りはフレッシュな黒い果実のような香りで、ややカジュアル。
コルビエールって感じじゃないかも。

飲み口は、セックでサバサバしている。
ちょっと荒っぽい。
グルナッシュの単一品種のような感じがある。

価格帯の印象も1000円前後。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ
で、ピンポン

カジュアルなグルナッシュです。

【総評】
エスティヴァル 2008
ESTIVALE 2008

フランス:プロヴァンス・コルス地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・メディティラネ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グルナッシュ

リカーランドトップで、1040円で購入。

ちょっと荒っぽい飲み口ですが、カジュアルで飲みやすいタイプのワインです。

甘さの印象がほとんど無いので、かなり辛い感じで、男性的。
フルーティさも、それほど強くありません。
ニューワールドのフルーティなワインが好きな人にはちょっとキツイかも。

食事に合わせて活きるタイプでしょうか。

肉料理というよりはパスタくらいが合いそうです。
トマトソースのパスタとか合いそう。

肉料理だったらチキンのグリルにトマトソース?

ハンバーグくらいでも合うかな。

時間が経つと、ちょっと柔らかくなってきました。
チャーミングなまとまり、とでも言いましょうか。

ニューワールドワインに良くある、濃厚フルーティって感じではなく、チャーミングなフルーティさです。

バターをたっぷり使った焼きたてのクロワッサンがいい感じでしたね。

カジュアルなタイプなんですが、あまり冷やし過ぎない方がいいみたい。

少し温度高めの方が、まろやかなフルーティさが味わえます。

というか、時間とともに美味しくなってくるタイプみたいですね。

カミさんに値段を聞いたら、1280円。

確かに1000円前後だとお買い得感があります。

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