2010/01/23

ルイ・ヴェルジェ コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュAC:04)\1850
(2)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(3)グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル、シラー(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\1220
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:08)\920

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ルイ・ヴェルジェ コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ 2004
【外観】
やや透明度のある、落ち着いた色調のルビー色。
底がうっすら見えるくらいの透明感。
色味や輝きは大人しい。
粘性は中庸で脚が現れるがすぐに消える。

【香り】
パンのような酵母の香り。
少し加熱された黒い果実。
ケミカル。
なめし革。
ドライフラワーのような印象も少し。
グラスを回すと腐葉土のような香り。
香りは複雑で繊細な印象。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
酸味は強く、主張している。
渋みは柔らかく穏やか。
アルコール度はやや低め。
少し熟成感を感じる。
余韻は細く長め。

【判定】
透明感のある外観からは、ピノ・ノワールか?
でもピノ・ノワールにしてはちょっと濃い。
香りの印象は、ちょっと神経質でピノ・ノワールとかガメイのような感じ。
飲み口は酸味が主体。
少しクセがあり、ブルゴーニュっぽい。
サンジョヴェーゼっぽくもある。
ちょっと硫黄のケミカル臭が強く、まだ開いていない感じ。
熟成感も2004年くらいの印象。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

ちょっと濃い色調のピノ・ノワールです。

【総評】
ルイ・ヴェルジェ コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ 2004
Louis Verge et Fils Cote-de-Beaune Villages 2004

フランス:ブルゴーニュ地方:コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュAC
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1850円で購入。

ブルゴーニュって、神経質だったり、ケミカルだったり、渋酸っぱかったり、素直に美味しいってタイプは少ないんですが、何となく惹かれる魅力があるんですよね。

このワインも、ちょっと人を撥ね付けるようなクセがあるんですが、でも何ともいえない魅力を感じます。

ケミカルで、ゴムのような収斂性があって、飲みにくさを感じますが、後味に心地よいフルーティさと華やかな香りが残ります。
で、また飲んでしまうんですね。

今日の晩御飯はチキンのグリル。
ちょうどいい感じでした。

色は濃い方ですが、飲み口は軽いブルゴーニュなので、チキンくらいが良く合いますね。

ゴムっぽい、ケミカルな香りが気になるものの、飲み口はチャーミングで最後まで美味しく飲めました。

ちなみにカミさんに価格を聞いたら、2380円。

確かにコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュとしては破格なワインです。
でもブラインドで飲むと価格なり?

と思っていたら、飲み進むにつれて、ケミカルな印象は華やかなフローラルな香りに変わってきました。

どんどん美味しくなってきて、最後の一杯を飲み干すのがもったいない感じに。

魅力的な美味しいワインな事は間違いないですね。

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※サイトより引用
通常『コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ』の名がつくワインは3,000~5,000円が相場ですので、2,000円前後で味わえるものはまず有り得ません!
ブルゴーニュの黄金の丘と呼ばれる『コート・ドール』の南半分に位置する産地から生まれたワイン。熟成により少しレンガ色を帯びたルビーの色合いに、しっかりと深い果実味が楽しめる妖艶な味わいが魅力です。
当店入荷60本のみの超限定品!!

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