2010/12/31

トマ・バッソ コート・デュ・ローヌ 白 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:07)\2180
(3)クレレット(仏:プロバンス・コルス地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ:03)\1380
(4)ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ、グルナッシュ・ブラン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:09)\1121
(5)ピノ・グリージョ(伊:ロンバルディーア州:プロヴィンチャ・ディ・パヴィアI.G.T.:09)\1080

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トマ・バッソ コート・デュ・ローヌ 白 2008
【外観】
かすかにオレンジを感じる、中庸なイエロー。
若々しい印象だが、ちょっとオレンジっぽい。
輝きは強めで、ギラギラしている。
粘性はやや強く、細い脚が長く残る。

【香り】
熟した果実。
ミネラル。
柑橘系の果実。
クリーム。
こってりした印象の中にも爽やかな果実感がある。
グラスを回すと、白い花や、ハーブの印象が出てくる。
スモーキーな印象もある。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
収斂性のある強い酸味。
後味に少し苦みが残る。
アルコール度は強そうだが、全体的にはスッキリとまとまっている。
ただ、後味がやや辛い。
フルーツ感は少なく、スッキリとした辛口。

【判定】
明かりのせいかどうか、ちょっとオレンジがかってみえる。
でも全体の印象は若々しい。
2007年のアリゴテあたりまで候補か?

香りはしっかりしていて、高品質ワインのイメージ。
熟した果実香や、スモーキーな印象があり、この中ではシャルドネが一番近い?

味わいは思ったよりシャープ。
でもアルコール度が高くバランスもいいので、2000円超えの2本が怪しい。

シャルドネかアリゴテ。

前回、プティ・シャブリをアリゴテに間違っているので、慎重に選ぶ。

空気に触れてワインが落ち着いてくると、とても良いバランスでまとまっている。

クリーンな飲み口で、透き通るような後味。
これはかなり高品質だとみた。

ファイナルアンサーで、シャブリ
で、ブー

ええー、コート・デュ・ローヌでした・・・

【総評】
トマ・バッソ コート・デュ・ローヌ 白 2008
Thomas Bassot Cotes-du-Rhone Blanc 2008

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ、グルナッシュ・ブラン

ジャスコで、1121円で購入。

今年最後のブラインドテイスティングで、外してしまいました。
しかも、この外し方は結構恥ずかしい。

産地も、品種も、値段も外してます。
特に値段は2倍以上も違うし・・・とほほ。

カミさんに価格を聞いたら、1780円。
言い訳する訳ではありませんが、結構、品質が高い印象なんですよね。

コストパフォーマンスの高いワインだと思います。

でもさすがにネタばれしてみると、シャブリではありません。

まず色調も複雑で、色合いがオレンジっぽいってのが、シャルドネじゃないかな。
ただヴィオニエにしては、クセが少ない感じ。

ライトな感じが食事にも合わせやすそうですね。

今日は大晦日だったので、年越しそばとおせちの余り。
筑前煮とか熨斗鶏とかは意外と合いました。

食事が終わって、チーズとクラッカー、ポテチに合わせてみると、結構幅広く対応します。

食べ物が入ると、上品なフルーツ感が出てきますが、このあたりが、ヴィオニエっぽいのかも。

そんなに力強いタイプではありませんが、グラスの少量残っても、香りも味も飛びません。
リッチ感はありませんが、芯のしっかりした、飲み口のキレイなワインですね。

1000円台前半だと、かなりお買い得ですね。オススメです。

2010/12/30

クロ・デュ・マルキ 1993

 
クロ・デュ・マルキ 1993クロ・デュ・マルキ 1993
CLOS DU MARQUIS 1993

フランス:ボルドー地方:AOCサン・ジュリアン
アルコール度12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド

町田の蔵家さんで、6380円で購入。

【外観】
少しオレンジがかった、落ち着いたルビー色。
深い透明感があるが、底は見えない。
フチにオレンジ色がさしている。
粘性は強く、脚が長く残る。

【香り】
瓶の底に澱が多く見られるので、、デキャンタージュ。
最初は香りが閉じている印象。
グラスを回して時間が経つと、強いスミレの香り。
ボルドーらしい印象。
ドライフルーツやドライフラワー。
紹興酒のようなオリエンタルスパイス。
熟成感をしっかり感じる香り。
ちょっと酸化してる印象もあり。

【味わい】
酸味の強いアタック。
残糖をわずかに感じるセック。
まろやかな口当たりで、バランス良い。
タンニンはキレイに溶けていて滑らか。
熟成感の中にフルーティさも残っていて、飲みやすい。
グランヴァンを感じさせる、口の中で消えてしまうような飲み口を持っている。
少し下り坂にさしかかっているような印象もある。
余韻は長く続く。

【総評】
クロ・デュ・マルキは、みなさんご存知の、レオヴィル・ラス・カーズのセカンドワインですね。

17年前の1993年。
1993年は、ボルドーのオフビンテージなので、古酒でも比較的安く買えます。
実は、1993年は結婚した年なので、この年のワインをよく飲みます。

同じ年のレオヴィル・ラス・カーズを飲んだことがありますが、グランヴァンの素質を持った、とても素晴らしいまとまりだった記憶がありますね。
オフビンテージとはいえ、とても美味しかった。

その時の記憶と比べると、やはり力不足感と、熟成の下り坂に入っている様な感じを受けます。
でも十分美味しいですね~。

カミさんに価格を聞いたら4800円。

確かに最初の印象は、ちょっと期待はずれ?みたいな印象。

今日の晩ご飯は、ぶりの刺身と、ローストビーフ。

さすがにぶりの刺身はやめて、もも肉のローストビーフに合わせてみたら、良く合いました。
正確にはフライパンで焼いているので、牛のたたき、らしいですが。

ラムよりはビーフくらいの方が合う感じ。
脂身の少ないもも肉がよく合います。

食事が終わって、スモークチーズ、ラムレーズン入りのクリームチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノの3種類のチーズにも合わせてみました。

それぞれよく合いますが、その中でもパルミジャーノ・レッジャーノにバジルをふったものが一番良く合いますね。

熟成した穏やかで優しい味わいなので、合わせる食事もあまり主張の強くないものがよく合います。

ビーフジャーキーもあったのですが、想像しただけで合わなさそうなのでやめました。

このワイン、時間がたって、ワインが開いてくると、どんどん良くなってきました。

ちょっと力が落ちてるなんてとんでもないですね。

香りはどんどん強くなって、味わいはさらにまろやかに。

気になっていた酸化した印象もどこへやら、ものすごくマイルドな、上質な口当たりの、完璧なバランスのワインになってきました。

酔っ払ってからじゃありません!(と思います)

1級のグラン・クリュクラスの完璧なバランスじゃないでしょうか。(言い過ぎ?)
こんな完璧に近いワインを飲んだのは久しぶりですね~。

以前飲んだ記憶は・・・あー、やっぱりレオヴィル・ラス・カーズかな。

この価格でこの味わいってのは、スーパーディスカウントじゃないでしょうか。
いやー、今年も終りになって、こんなに良いワインが味わえて、とても幸せです。

ちなみに、しっかり開かせないと、良さが出てきませんのでご注意を。

熟成したクロ・デュ・マルキ、超オススメですね。

■楽天ショップへのリンク
クロ・デュ・マルキ[1993] 税込 6,930 円 送料別
※サイトより引用
販売している私が、一番驚いているかもしれません(汗)
ご存じのように、造り手の『シャトー・レオヴィル=ラス・カーズ』は、ボルドーの第2級格付けではありますが、この造り手が、第1級格付けシャトーに並ぶ実力の持ち主である事は、周知の事実で、もし『格付けの見直し』が実現すれば、間違いなく1級に昇格すると言われています。
そんなレオヴィル・ラスカーズが造るセカンド・ワインの『クロ・デュ・マルキ』は、ボルドーで最も優れたセカンド・ワインの1つ言われ、ロバート・パーカー氏からも…納得の評価
レオヴィル=ラス・カーズのセカンド・ワインの品質は、疑いもなく、ボルドーの名高い1855年の格付けにおける第2級、第3級シャトーのいくつかよりも優れている。またボルドーで、最も優れたセカンド・ワインの1つであり、優れたサンジュリアンの1つである。(講談社『ボルドー 第3版』より抜粋)
と、絶大な評価をされています。
そんなセカンドの《16年熟成》を経た1993年が、今どき、7千円以下で手に入るなんて、ちょっと信じられません(;^^)
手頃な価格で、本格派ボルドーの熟成感を楽しめる、またとないチャンスです!
まさに飲み頃を迎えた、本格派ボルドーを、是非、心ゆくまで堪能して下さい!!

2010/12/29

ドメーヌ・アムラン プティ・シャブリ 2007(ブラインドテイスティング:外す)

(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:07)\2180
(2)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ:07)\1780
(3)ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ、グルナッシュ・ブラン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:09)\1121
(4)ピノ・グリージョ(伊:ロンバルディーア州:プロヴィンチャ・ディ・パヴィアI.G.T.:09)\1080
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:10)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ・アムラン プティ・シャブリ 2007
【外観】
少し濃くベージュがかった色合いの、イエロー。
輝きは強め。
フチはほぼ無色でディスクは厚め。
粘性は強く、脚が長く残る。

【香り】
熟した果実。
クリームやバターの印象。
甘い花の蜜のような香り。
グラスを回すとクリーム系の香りが強くなる。
裏に爽やかな柑橘系の印象もあり。
こってりした厚みのある香り。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
少し荒さのある酸味を持ったアタック。
酸っぱい感じ。
少し酸化したリンゴのような酸味。
ボディはそれほど膨らまず、ただスレンダーでもない。
しっかりしてるが、膨らまずにキレイに消える印象。
後味はスッキリと消えて、心地よい余韻が残る。
雑味をほとんど感じない口当たり。
苦みや塩味などもほとんどない。
余韻は少し続く。

【判定】
濃い外観からは2007年のアリゴテとシャルドネが候補。

香りはコッテリ系。
ただ品種の持っている香りは弱そうで、シャルドネよりはアリゴテ。

飲み口の印象は、ボディが弱めで収斂性のある酸味、リンゴのような酸味はアリゴテ。

ただ、シャルドネも念のため再確認。

香りもシャルドネのスモーキーな印象はなく、飲み口もソーヴィニヨン・ブランに近いスレンダーなイメージ。

ファイナルアンサーで、アリゴテ
で、ブー

あーれー、シャルドネでした。

【総評】
ドメーヌ・アムラン プティ・シャブリ 2007
Domaine Hamelin Petit Chablis 2007

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCプティ・シャブリ
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ

町田の蔵家さんで、1780円で購入。

シャブリらしい、スレンダー系のシャルドネで、こういったタイプってブラインドテイスティングでは鬼門なんですよね。

ただ、このプティ・シャブリはとっても美味しいです。

リッチで濃厚、ってタイプではありません。
スッキリしてて、シャープなボディで、アフターがとてもキレイ。

軽いタイプですが、フィネスを感じるワインです。

今日はカニ鍋。
年末なので、ちょっと豪華な晩ご飯。

瓶のエビスビールと、二階堂麦焼酎吉四六を揃えて、万全の体制でのぞみましたが、案の定、プティ・シャブリにはほとんど手が伸びず・・・

試しに合わせてみましたが、やっぱイマイチ。

シャブリは魚介類というイメージがありますが、最近のシャブリは、ハーブやオリーブオイルを加えて加熱したものがよく合いますね。
生や塩ゆでのものは磯の香りが強すぎて、最近のマイルドなシャブリには合いません。

このワインは、軽い飲み口でスッキリしているので、クリームやチーズの濃厚なものよりは、サッパリとしたシーフードの方が合いそうではあります。

ワインだけでも、美味しく飲めますね。
後味がいいので、ついついグラスに手が伸びてしまいます。

ボリューム感とかリッチ感は無いけど、とても素直なキレのいい味わいで、上質な美味しいプティ・シャブリです。

■楽天ショップへのリンク
シャブリ[2008]年・パリ農業コンクール金賞受賞酒・ドメーヌ・アムラン元詰(ティエリー・アムラン元詰)・AOCシャブリ 税込 1,764 円 送料別
※サイトより引用
本格派シャブリ愛好家大注目!シャブリ地区で1840年から歴史のある名門ドメーヌ!現当主は当店オーナーもメンバーである、ピリエ・シャブリジャン(シャブリ騎士団)の元団長であり、ドメーヌ・アムラン7代目のティエリー・アムラン氏!ワインプレスの評価も高く、ロバート・パーカー氏注目!ゴーミヨ誌大注目!ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス(現クラスマン)2011年版でも大注目!ワインスペクテーター誌大注目!アシェット・ガイド誌大注目!の最強ドメーヌ!!特にキンメリジャン土壌が厚い、ポワンシー村とべーヌ村とリニョーレル村にプティ・シャブリと村名シャブリとプルミエ畑の合計36.75haを所有!平均樹齢25~30年のシャルドネを「伝統的な手法と近代的な手法を上手く調和させ、フィルターを極力抑え、土壌の特徴やぶどうの持つポテンシャルをフルに発揮できるようにして、“常に満足のいくものを”」とその努力は惜しみません。しかもこのシャブリはワイン王国23号では「厳選シャブリ ベスト25」に選ばれました。このシャブリは一級畑に近い最上の畑からのブドウで造られているため、他のシャブリに比べ、非常に凝縮した果実味が引き出され、華やかな香りと引き締まったドライな口当たりは注目に値します。しかもこの2008年はパリの国際コンクールでゴールドメダルを受賞!シャブリファン垂涎の逸品が限定で少量入荷!

2010/12/28

コート・デュ・ローヌ・ルージュ テル・ド・ミストラル カーヴ・デステザルグ 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:08)\1449(6本セット@997円で購入)
(2)メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%(仏:ボルドー地方:AOCコート・ド・カスティヨン:02)\1399
(3)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・シューペリュール:00)\1080
(4)ガメイ(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:10)\980
(5)品種不明(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\598

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

コート・デュ・ローヌ・ルージュ テル・ド・ミストラル カーヴ・デステザルグ 2008
【外観】
若い色調の、濃いガーネット。
深い透明感があり、底がうっすらと見える。
色合いは青味の強いヴァイオレット。
底光りする輝きがある。
年始えはやや強め。

【香り】
ややケミカル。
黒い果実。
グラスを回すと、なめし革の香り。
香りは弱めで、頼りない。
グラスを回しても香りが立ってこない。

【味わい】
残糖を多めに感じる、中辛口?
フレッシュでフルーティな口当たりだが、ややワインに成りきってない印象。
酸味は穏やかで、フレッシュ。
タンニンは後からしっかりと渋い。
アルコール度は低めだが、後味にアルコールの印象が残る。
余韻は短い。

【判定】
若い色調で、少し透明感があるのは、この中ではガメイ。
コート・デュ・ローヌも少し可能性あり。

香りはとても貧弱で弱い。
なめし革の印象はガメイか。

味わいは、ワインになりかけのぶどうジュースって印象。
甘さも結構ある。
こういうタイプのワインが許されるのは新酒だけ。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ブー

ええー、コート・デュ・ローヌ・・・

【総評】
コート・デュ・ローヌ・ルージュ テル・ド・ミストラル カーヴ・デステザルグ 2008
Cotes du Rhone Rouge Terre de Mistral 2008

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:14%
ブドウ品種:グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%

ワインショップ ソムリエの通販で、6本セット5980円、1本あたり997円で購入。
参考価格は1449円。

昨日、銀座しぇりークラブに行って、シェリー酒を飲み過ぎたから、ちょっと味覚がおかしくなってるのかな?
カミさんに、これはヒドイね、って言ったら、そうでも無いよ、と言われました。

価格を当ててもらったら、1680円。

う~ん、意外と高い評価ですね。

マイルドで、濃厚なフルーティさを持ったワインで、温度が上がってきたら、香木のような上品な香りが出てきました。

確かに悪くはないかも。

チーズのブリーに合わせると、クスリのような苦みが出ていまいち。

レーズン入りのクリームチーズはとても良く合いました。

飲み進んでみると、そんなに悪いワインではないみたい。
でもそんなに良いワインでもないかな。

まろやかでジューシー、でもジュースっぽいんですよね。

クールな飲み口で、爽やかさはあるんだけど、深みがない、みたいな。

この辺は好みの問題かもしれませんが、個人的にはイマイチかな~。

2010/12/26

ミニミニワインアンケート:クリスマスワインの予算は?

今年もクリスマスが終わってしまいましたね。
みなさん、楽しいクリスマスを過ごしましたか?

今回のアンケートはクリスマスワインの予算を聞いてみました。

【質問】

クリスマスワインの予算は?

【回答】

□□□□□□■■ 10000円以上 2 (13%)
□□■■■■■■ 5000~10000円 1 (6%)
■■■■■■■■ 2000~5000円 8 (53%)
□□□□■■■■ 2000円以下 4 (26%)


みなさんの回答は2000円~5000円が1位。
2位が5000円~10000円なので、5000円を中心とした価格帯がボリュームゾーンなんでしょうね。

シャンパーニュでそこそこイイヤツを飲もうと思ったら、5000円は軽く超えてしまいますからね。

深読みで想像すると、スティルワインだったら5000円以下、シャンパーニュだったら5000円以上なのかな~、って感じ?

日頃節約してても、年末年始くらい、良いワインを飲みたいですよね。

お酒の量が多くなる時期ですが、体に気をつけて、楽しい年末ワインライフを!

ヴァン・プリムール ヴィニュロン・クリエーター ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ルージュ 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)グルナッシュ80%、シラー10%、サンソー5%、ムールヴェードル5%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCシャトーヌフ・デュ・パプ:05)\2980
(2)グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:08)\1449 (6本セット@997円で購入)
(3)メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%(仏:ボルドー地方:AOCコート・ド・カスティヨン:02)\1399
(4)ガメイ(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:10)\980
(5)シラー(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:10)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴァン・プリムール ヴィニュロン・クリエーター ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ルージュ 2010
【外観】
若々しい色調の、濃いガーネット。
ほとんど黒に近く、フチは鮮やかなヴァイオレット。
テラテラした輝きのある液面。
透明感はほとんどなく、底はまったく見えない。
粘性は高く、脚が長く残る。

【香り】
キャンディ。
赤いフレッシュな果実。
揮発性のある溶剤のような香りがある。
発酵途中のような炭酸の印象。
グラスを回すとよりキャンディの印象が強くなる。
甘い感じ。
香りはそれほど強くないが、刺激的。

【味わい】
残糖をほんのり感じるセック。
フルーティでフレッシュなアタック。
酸味はフレッシュで、しっかりしている。
後味までずっと酸の印象が続く。
アルコール度は少し高めで、飲み終わりにアルコールの香りが強く出る。
タンニンは弱めで、舌の真ん中あたりが少し乾く感じ。
フルーティで甘さを感じるが、飲み終わりはアルコールの影響があって辛さが残る。

【判定】
フチの色が青味が極端に強いヴァイオレット。
これは新酒と思われる。

香りは新酒独特の揮発性の強いセメダインのような香りと、キャンディ香。
ガメイかシラーかは判断が出来ないが、この濃さはシラーと思われる。

味わいはほのかに甘みを感じるフルーティタイプ。
ガメイのようなクセがない、濃厚なフルーティさはシラーっぽい。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ピンポン

ボージョレとは違う、コッテリとしたヌーボーです。

【総評】
ヴァン・プリムール ヴィニュロン・クリエーター ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ルージュ 2010 
Vin Primeur Vignerons Créateurs Les vins de Pays du Gard Rouge 2010

フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー

町田の蔵家さんで、予約価格980円で購入。

新酒らしい、フレッシュで、フルーティな飲み口。

うちで焼いた鶏のモモと合わせてみたのですが、塩コショウで焼いたそのままだとよく合います。
口をフレッシュにしてくれる相性ですが、またお肉に手が伸びます。

トマトソースをつけてあわせると、ちょっとワインが邪魔する感じ。
ワインが邪魔するのか、トマトソースが邪魔するのかわかりませんが、ソースをつけない肉の方がよく合いますね。

骨付きのもも肉にかぶりついて、ワインで口を潤す、みたいな、ちょっとワイルドな合わせ方が、なかなかいい感じ。

新酒にしてはマイルドで飲みやすいタイプ。

シラーらしい、チャーミングでリッチなフルーツ感が、ボージョレ・ヌーヴォーとは違うポイントですね。

デュック・ド・リシェ ヴァン・ムスー ブリュット NV

 
デュック・ド・リシェ ヴァン・ムスー ブリュット NVデュック・ド・リシェ ヴァン・ムスー ブリュット NV
Duc de Richet Vin Mousseux Brut NV

フランス:ヴァン・ムスー
アルコール度:11%
ブドウ品種:ミュスカデル50%、セミヨン25%、ソーヴィニヨン・ブラン25%
※密閉タンクに入れ二次発酵させてから瓶詰めするシャルマン方式。

町田の蔵屋さんで、1280円で購入。

【外観】
わずかにグリーンがかった、淡いイエロー。
勢い良く注いだ為か、ほとんど泡立たない。
ポツポツと泡が上がるくらい。
粘性は中庸。

【香り】
熟した果実香。
カリン。
ミネラル。
酵母の印象。
冷えているので香りは弱め。
フレッシュな

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
やや収斂性のある、リンゴのような酸味。
ボディは固めでボリューム感は無い。
やや硬質な味わい。
余韻は少し続く。

【総評】
このスパークリング、泡が立たなさすぎ。
注いだ瞬間しか泡が立たないですね。
あとは普通の白ワインみたい。

味はフルーティさや甘さの少ない、硬派な印象。
リンゴのような酸味があって、美味しいです。

でも泡が立たないという点では、スパークリングとしてはアウトですよね。
こんなに泡の立たないスパークリングは初めてかも。

泡モノが苦手な人にはいいかもしれませんね。
って、そんなススメ方はないか・・・

スパークリングワインとしては、全然オススメできませんが、我が家的には結構美味しく飲めました。

2010/12/24

シャトー・トゥール・シャプー 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:アントル・ドゥ・メールA.C.:09)\1365
(2)ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ、グルナッシュ・ブラン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:09)\1121
(3)ピノ・グリージョ(伊:ロンバルディーア州:プロヴィンチャ・ディ・パヴィアI.G.T.:09)\1080
(4)マカベオ50%、シャルドネ50%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:08)\1050(6本セット@997円で購入)
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:10)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・トゥール・シャプー 2009
【外観】
少しベージュっぽい色調の、淡いイエロー。
色味はグレーっぽく、ほのかな黄色で、しかもちょっとベージュっぽい。
穏やかな輝きがある。
粘性は弱い。

【香り】
柑橘系の果実香。
青草香。
石灰のようなミネラルの印象。
かすかに蜜のような、南国系のフルーツのような甘い香り。
グラスを回すと、熟した果実の香りが強くなる。
ただ爽やかさは変わらない。
石油香の印象も少し。

【味わい】
残糖をほんのり感じるセック。
口当たりはマイルドだが、少し水っぽさを感じる。
酸味はやや弱く、頼りない。
梨の芯の部分の酸味のような、フレッシュな果実の酸味がある。
苦みはかすかに後味に残る。
余韻は短い。

【判定】
淡い外観からは、ソーヴィニヨン・ブランかピノ・グリージョ。
ちょっと新酒が怪しい。

香りはソーヴィニヨン・ブラン。
青草香や柑橘系の印象。

飲み口は、やや頼りない感じだが、果汁のようなフレッシュさがある。
でもジュースっぽい訳ではない。

新酒のソーヴィニヨン・ブランだともっとグリーンがかった色合いになりそうだが、今年の新酒は収穫を1ヶ月遅らせたそうなので、果皮自体が黄色っぽくなったと想像される。

でも、ピノ・グリージョの可能性も少し探っておく。

ピノ・グリージョのヴァラエタルアロマは把握してないが、いわゆるイタリアっぽい香りではない。

だた、マロラクティック発酵をイメージさせるクリーム系の印象と穏やかな酸味があり、果たして新酒でマロラクティック発酵ってするのかな?という疑問もある。

とにかく飲み口が新酒っぽくない。

そうなるとアントル・ドゥ・メールのボルドーって可能性も出てくる。
いやいや、案外ローヌもある?

う~ん、かなり混乱してきた。

もう一度落ち着いて、少し空気に触れて開いてきたワインを確認。

最初に感じた、ソーヴィニヨン・ブランの印象はすでに無い。
どちらかというと、やや力の無い品種、グルナッシュ・ブランくらいが近い。
さらに香りは弱いながら、複雑な要素があり、複数の品種がブレンドされている印象がある。

これはやっぱりローヌ?

ファイナルアンサーで、コート・デュ・ローヌ
で、ブー

なんとボルドーでした・・

【総評】
シャトー・トゥール・シャプー 2009
Chateau Tour Chapoux 2009

フランス:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル

伊勢丹で、1365円で購入。

最初に感じた、ソーヴィニヨン・ブランの印象とか、マロラクティック発酵の印象は、たぶん正解だったのですが、水っぽくて安いワインと感じた部分で、外してしまいましたね。(言い訳)

カミさんに価格を聞いたら、1280円。
まあ、近いですね。

飲み進むと、水っぽくて安っぽいと思っていた部分が、スッキリと飲みやすい、という印象に変わってきました。

意外と悪くないですね。
結構美味しいかも。

ワインだけだと、やや軽い感じがマイナスポイントになるのですが、食事と一緒だと気になりません。

今日の晩ご飯はキノコ入りのスパニッシュオムレツ。
ワインが軽いので、まあそこそこ合います。

レトルトのカルボナーラを合わせてみると、ワインの上品さが感じられます。

でも、ちょっとアルコールの印象が強めなのが気になりますね。

軽いんだけど、アルコールが浮いてる感じ。

バランスが悪いのかな?

飲み進むと、出来の悪い国産ワインみたいな、アルコール感がありますね。

フレッシュでライトな口当たりはいいのですが、軽すぎる感じとアルコールの印象が気になります。

ちょっと、ユニ・ブランやコロンバールみたいな、大量生産ワインのイメージもありますね。

魅力的な部分もあるのですが、我が家的にはイマイチかも。

2010/12/23

トマ・バッソ コート・デュ・ローヌ 赤 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:08)\1449 (6本セット@997円で購入)
(2)メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%(仏:ボルドー地方:コート・ド・カスティヨンAC:02)\1399(特売)
(3)グルナッシュ、シラー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:09)\1121
(4)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:ボルドー・シューペリュールAC:00)\1080
(5)品種不明(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\598

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トマ・バッソ コート・デュ・ローヌ 赤 2009
【外観】
若々しい色調の、濃いルビー色。
フチは青味の強いバイオレットでかなり若い印象。
深い透明感があり、底がうっすら見える。
粘性は弱め。

【香り】
フレッシュな赤い果実。
生木のようなグリーン香。
パンのような酵母の印象。
グラスを回すと、生木のような印象が強くなる。
炭酸のような、新酒の印象がある。
香りは弱めで、生っぽい。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ミディアムボディ。
酸味は強く、刺激的で、若々しい。
タンニンはちょっと荒くて強め。
フレッシュなジュースっぽい味わいで、ボリューム感は無い。
少しクールな印象があり、飲みやすい。
アルコール度は低め。
後味はタンニンが強く残る。

【判定】
まず若い外観から、2000年、2002年のボルドーは消える。
可能性としては、2009年のローヌ。

香りは生木のようなグリーン香が印象的。
カベルネ・ソーヴィニヨン?

味わいは、ちょっと雑な印象で、新酒っぽい。
残糖は少ないが、フルーティでちょっと甘い印象がある。
この甘みはグルナッシュとかシラーの印象。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ、シラーの2009年コート・デュ・ローヌ
で、ピンポン

う~ん、ちょっとイマイチなローヌ?

【総評】
トマ・バッソ コート・デュ・ローヌ 赤 2009
Thomas Bassot Cotes-du-Rhone Rouge 2009

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー

ジャスコで、1121円で購入。

カミさんに価格を聞いたら、1680円。
意外と高評価。
香りが華やかで飲みやすい、そうです。

私が新酒みたいで安っぽい印象って思った部分を、華やか、と感じたみたです。
いやいや、本当に評価って人それぞれですね。

確かにカミさんに華やかと言われると、そう感じてきました・・・

口当たりはちょっと若々しくて荒っぽいところがあるのですが、クールな印象があって、魅力的ではあります。
コストパフォーマンスはいいのでは。

今日の晩ご飯は焼肉サラダ。
韓国風の焼肉の味付けをした豚肉をサラダの上に乗せたものです。

焼肉味のお肉と合わせると、ケンカする感じでワインも肉も味がキツくなりますね。

サラダとお肉を一緒に合わせると、少し馴染んで、ワインも美味しくなりました。
パンにはさむともっと合いそう。

ワインだけで飲んでも結構辛い印象ですが、食事に合わせるとより辛さが気になります。

脂分が多くて、辛さを弱めてくれるような食事が合うのかな。
ビーフシチューとか、ステーキとか。
カレーも良いかもしれません。

食事が終わって、チーズのブリーと、自家製のシュトーレンに合わせてみました。

ブリーはオーダーチーズ・ドットコムで買った、塩気が少なく上品でまろやかな味わい。
どんなワインでも大体合うんですが、このワインはやっぱり辛さが気になります。

シュトーレンは、ラムに漬け込んだレーズン、ナッツ、パン生地の味の構成が、ワインと良く似てるので、大体のワインに合うのですが、このワインはやっぱり辛くなってしまいます。

なんでしょうね?
飲み進むと、どんどん辛い印象になってきました。

最初にあった華やかな香りも無くなり、地味な印象に・・・

いいところもあるのですが、全体的なバランスがもうひとつ、って感じのワインでしょうか。

2010/12/22

ドミニオ・エスピナル マカベオ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:アントル・ドゥ・メールA.C.:09)\1365
(2)ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ、グルナッシュ・ブラン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:09)\1121
(3)ピノ・グリージョ(伊:ロンバルディーア州:プロヴィンチャ・ディ・パヴィアI.G.T.:09)\1080
(4)マカベオ50%、シャルドネ50%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:08)\1050(6本セット@997円で購入)
(5)マカベオ(スペイン:ムルシア州:イエクラDO:09)\598

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドミニオ・エスピナル マカベオ 2009
【外観】
グリーンがかった、やや淡いレモンイエロー。
色味はグリーンがかっていて、若い印象。
やや淡く、グレーっぽさがある。
輝きは硬質で、ギラギラした印象。
ディスクは厚め。
粘性は強めで脚がゆっくり降りてくる。

【香り】
厚みのある熟した果実香。
バターやクリームのような乳製品の印象。
ミネラル。
グラスを回すと果実香がさらに強くなり、南国系の果実と柑橘系の果実が混ざったような印象になる。
グリーン系のハーブの印象も少し。
スモーキーさも少し。
香りはそれほど強くないが、複雑な要素を持っている。

【味わい】
残糖をほとんど感じない、セック。
ライトボディ。
軽い口当たりで、やや水っぽさを感じる。
酸味は果実のフレッシュさがあり、酸っぱい梨のような印象。
アルコール度はそこそこ強そう。
ボディはスレンダーで膨らまない。
やや頼りない。
後味は刺激的な、果実のような酸が残る。
余韻は短い。

【判定】
若々しく、少し淡めの外観からは、ほぼどれも候補。

香りは、複雑性を持っているので、複数品種のブレンドが考えられる。
樽の影響も感じられる。

口当たりはやや軽め。
少し水っぽくて、ジューシーさが強い。

飲み口にリンゴのような印象があって、ボルドーっぽい。

でも価格の印象は、1000円以下?

いやいや意外と口当たりがいいので、これから良くなってくるかも。

香りには少しクセがあるが、飲み口は上品。
これはやっぱりボルドー?

ローヌの線も考えるが、ヴィオニエの印象を全く感じない。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ブー

ええー、マカベオでした・・・

【総評】
ドミニオ・エスピナル マカベオ 2009
DOMINIO ESPINAL BLANCO 2009

スペイン:ムルシア州:イエクラDO
アルコール度:12%
ブドウ品種:マカベオ

リカーランドトップで、598円で購入。

確かに、軽さとか全体のまとまりは、安いワインの印象なんですが、それを上回る素性の良さ、みたいなものを感じます。

カミさんに価格を聞いたら、スペインだし見た目安そうだし680円、でも味は880円くらい、という判定。

今日の晩ご飯はホッケ。
当たり前ですが、合いません。

しかたないので、レトルトのパスタソースで、ペペロンチーノを作って合わせてみました。

このワイン、食事と合わせると、レモンを絞ったような合い方になります。

やはり高貴品種とは違う、独特な味わい、個性を持っています。

マカベオ独特のブドウの種のような香り?
ちょっとマスカットっぽいのかな?

飲み進むと価格なりで、ボリューム感はありませんが、爽やかでシャープな印象があります。

でも軽いなりにバランスがいいので、コストパフォーマンスはとても高いと思います。

サントリー 登美の丘 ワイナリー マスカット・ベーリーA 2008

 
サントリー 登美の丘 ワイナリー マスカット・ベーリーA 2008サントリー 登美の丘 ワイナリー マスカット・ベーリーA 2008
SUNTORY TOMI NO OKA WINERY MUSCAT BAIKEY A 2008

日本:山梨県
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA

ジャスコで、1311円で購入。

【外観】
鮮やかなアセロラジュースのようなピンク色のロゼ。
赤味が強いピンクで、フチは無色。
やや濃いロゼ。
フルーツゼリーのような輝きがある。
小さな気泡がフチに多く現れる。
粘性は弱め。

【香り】
赤いフレッシュな果実。
キャンディのような、アメのような、カラメルっぽい印象。
キャンディというよりは、日本のアメ、って感じ。
そうそう、カンロ飴とか純露のよう。
グラスを回しても香りは強くならない。
印象も変わらない。
もう少し時間をおくと、少しスパイシーなハーブっぽさが出てくる。
ミネラルの印象もある?

【味わい】
残糖を多めに残す、中辛口。
思った以上に甘い。
ロゼ・ダンジューくらいの甘さ。
酸味は柔らかく、ちょっと大人しい。
タンニンはほとんど感じられない。
ライトボディだが、わずかに膨らむボリューム感がある。
アルコール度はとても低い。10.5%くらい?
後味はキレイに消える。
余韻は細く続く。

【総評】
カミさんに、サントリー登美の丘ワイナリー、というのを伝えた上で、価格を聞いたら、1680円。
まあ、登美の丘というブランドだと3000円以上しますからね。

甘いワインが嫌いなカミさんには不評ですが、マスカット・ベーリーAの特性を活かしてロゼを造ったら、このまとまりがベストなのかもしれません。

甘い口当たりは確かに気になりますが、バランスが良くて、キレイな口当たりのワインですね。
アルコール度も低いので、お酒がちょっと苦手な人でも美味しく飲めるのではないでしょうか。

飲みやすいだけじゃなくて、後味がいいので、飲み終わったあとにまたグラスに手が伸びるタイプです。
チャーミングなフルーティさのある余韻なんですよね。

と、調子よく飲み進んでましたが・・・だんだん飽きてきました。

時間がたっても変化がない事と、ワインに力が無いので、やや薄っぺらいジュースっぽい味わいなのが、気になりますね。

口当たりは良いいのですが、飲んでると、だんだんお腹にたまる感じなんですよね~。

2010/12/21

満月ロゼで願いが叶うのか?その2

 
前回、満月ロゼにTOTO mini BIGが当たるのを祈願してみましたが見事にハズレてしまいました。

それから1ヶ月、ふたたび満月の日が来たので、ロゼ飲んでリベンジです。

今回のロゼは、サントリー登美の丘ワイナリー マスカット・ベーリーA 2008。

ジャスコで、1311円で買いました。

ちょっと甘いロゼですが、バランスが良くて、後味のキレイな、美味しいワインです。
軽くて、アルコール度も低いので、お酒が苦手な人でも美味しく飲めるのではないでしょうか。

今回の願いは、「TOTO GOAL 3、当ててくれー!」。

ほんと、満月ロゼに恋愛祈願をしてるひと、すみません・・・

それにしても前回同様、今回も大雨!
このキャンペーン、天に味方されてないですよね~。

しかも今日は皆既月食!

今日がキレイな星空で、ビルの上層階で「皆既月食と満月ロゼの宵」なんてやってたら、ドッカン盛り上がりるのに・・・いやはや、天候に左右されるキャンペーンは大変ですね。

まあそんなこんなで、今回買ったのは、これ!



どうでしょうか、シミュレーションでは1等13万円です!

2010/12/20

ミニミニワインアンケート:クリスマスに飲む予定のスパークリングは?

 
クリスマスも近づいて、慌ただしくなってきましたね。
みなさん、プレゼントに頭を悩ませているのではないでしょうか。

クリスマスといえば、スパークリングワイン。

最近はシャンパーニュ以外にも美味しいスパークリングが増えてきたので、クリスマスにどこのスパークリングを飲むか聞いてみました。

【問題】

クリスマスに飲む予定のスパークリングは?

【回答】

■■■■■■■■■ フランス産 9 (64%)
□□□□□■■■■ スペイン産 4 (28%)
□□□□□□□□■ イタリア産 1 (7%)
□□□□□□□□□ 上記以外 0 (0%)


さすがにフランスがトップ。

クリスマスくらい、シャンパーニュを飲みたいですからね~。
うちは、ヴァン・ムスーの予定ですが・・・

次点はスペイン。
フレシネのコマーシャルをバンバン見ますが、イタリアを引き離して2位というのはちょっと意外?

3年前くらいは、アスティを代表とした、イタリアのスプマンテが人気があったような気がしますが、ここ数年ですっかりスペインのカヴァが定着して、ブランド力を上げましたね。

それにしても、フランス・スペイン・イタリア以外のスパークリングは1票も入ってません。

ニューワールドのスパークリングも最近良く見かけますが、特別な日に飲むにはまだまだ認知度が低いって事でしょうか。

それではみなさん、良いクリスマスを!

2010/12/19

おすすめワイン:最近のイチオシ

 
モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・パストゥーグラン 2008
MONGEARD-MUGNERET BOURGOGNE PASSETOUTGRAIN 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・パストゥーグランAC
ブドウ品種:ガメイ、ピノ・ノワール
価格:1500円くらい

口当たりは荒いのですが、飲み終わった後の余韻がとても良く、ついついグラスに手が伸びてしまうワイン。
ジュースっぽくは無いのですが、不思議と喉が潤うようなジューシーさを持っているんですよね。
素朴な魅力的を持っているワインだと思います。

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ラウル・クラージェ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2007
RAOUL CLERGET BOURGOGNE PINOT NOIR 2007

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・ピノ・ノワールAC
ブドウ品種:ピノ・ノワール
価格:1500円くらい

ライトなブルゴーニュ・ルージュですが、上質な存在感があります。
価格なりのボリューム感ですが、体に沁みる美味しさを持っていますね。
少し神経質さもあって、個性を持っているのも、魅力の一つだと思います。

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モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・ロゼ 2009
MONGEARD MUGNERET BOURGOGNE ROSE 2009

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・ロゼAC
ブドウ品種:ピノ・ノワール
価格:1500~2000円

ブルゴーニュらしい繊細さを持っていて、後味がとてもキレイなロゼ。
ロゼにしてはちょっと強めの味わいなのですが、飲み終わったあとに心地よい余韻が長く残ります。
とても幸せな気分になれるワインです。

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ドメーヌ・デュ・タリケ セレクション ユニ・ブラン コロンバール 2009
DOMAINE DU TARIQUET SELECTION UGNI BLANC-COLOMBARD 2009

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ
ブドウ品種:ユニ・ブラン、コロンバール
価格:1000円くらい

シャルドネでも、ソーヴィニヨン・ブランでもない、独特の味わい。
溌剌とした、とても元気のいいワインです。
ユニ・ブラン、コロンバールだって美味しいワインが出来るんですね。

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シャトー・セレスタン・ラランド メドック 2006
CHATEAU CERESTIN LALANDE MEDOC 2006

フランス:ボルドー地方:メドックAC
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ20%、カベルネ・フラン10%
価格:1000円くらい

リトル・メドック、って感じの味わい。
メドックらしい味わいですが、軽く仕上がってます。
軽くても深みのある味わいで、さらに家庭料理にも合わせやすいですね。
熟成感もちょうど良くて、今が飲み頃だと思います。(2010年)

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レ・グラニティエール ロゼ 2009
Les Granitiers Rose 2009

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン
ブドウ品種:ブロコル、シラー、ガメイ
価格:1000円くらい

スッキリ軽やかなタイプのロゼですが、とても上品な味わいがあります。
穏やかな味わいなので、家庭の食事にもよく合いそうです。
暑い日にキリッと冷やして飲むのもオススメですね。

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M.シャプティエ コート・デュ・ローヌ ベルルーシュ ブラン 2008
M. Chapoutier COTES-DU-RHONE Belleruche Blanc 2008

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC
ブドウ品種:グルナッシュ・ブラン50%、クレレット30%、ブールブーラン20%
価格:1600円くらい

オーガニックらしい、ナチュラル感を持っている、自然体なワイン。
派手さはありませんが、体にすっと沁み込むような美味しさです。
飲み終わった後の余韻も、とても心地よいんですよね。

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ドメーヌ・デュ・タリケ ロゼ・ド・プレッセ 2008
DOMAINE DU TARIQUET ROSE DE PRESSE 2008

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・コート・ド・ガスコーニュ
ブドウ品種:メルロー、シラー、タナ
価格:1000円くらい

香木のようなスパイス香を持っている、個性的なロゼワイン。
軽い飲み口ですが、切れ味のよさやバランスは、ワンクラス上の印象ですね。
和食から中華まで、いろいろな料理に合いそうな懐の深さを感じます。

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ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ 2008
ROUX PERE & FILS BOURGOGNE 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC
ブドウ品種:ピノ・ノワール
価格:1300円~1800円

とってもライトなブルゴーニュ。
すいすい飲めて、じんわりと美味しい。
濃いワインが増えているなか、この軽やかさは素敵です。

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ドメーヌ・ヴィテコーレ・デ・ラ・ヴィユ・デ・コルマール ヴァン・ダルザス ゲヴュルツトラミネール 2004
Domaine Viticole de la Ville de Colmar Vin d'Alsace Gewurztraminer 2004

フランス:アルザス地方:アルザスAC
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール
価格:2300円くらい

中辛口くらいの、自然な甘さを感じるゲヴュルツトラミネール。
日ごろ辛口のワインしか飲まない人にもおすすめです。
ナチュラルで上品、包み込むような甘さを持っている、上質なアルザスワインです。

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グレイス 甲州 鳥居平畑 2008グレイス 甲州 鳥居平畑 2008
GRACE KOSHU TORIIBIRA VINEYARD 2008

日本:山梨県:甲州市:勝沼町:鳥居平地区
ブドウ品種:甲州
価格:2400円くらい

甲州ワインとしては、最高レベルではないでしょうか。
ほんのりと甘みがあるのですが、それがとても上品さを感じさせます。
上質な湧き水のような、素朴で自然な美味しさのワインです。

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ラ・ロゼ・ド・パヴィ 2004ラ・ロゼ・ド・パヴィ 2004
La Rose de Pavie 2004

フランス:ボルドー地方:ボルドー・ロゼAC
ブドウ品種:メルロー・カベルネフラン・カベルネ・ソーヴィニヨン
価格:2000円くらい

サンテミリオン第一特別級、シャトー・パヴィのロゼ。
マセラシオン工程で抜かれた、セニエの果汁で造られているそう。
この価格帯で飲めるうちに、買っておいた方がいいですね。

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コノスル シラー ヴァラエタル 2008
Cono Sur Syrah 2008

チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー
ブドウ品種:シラー
価格:800円くらい

コート・デュ・ローヌの風格を持ったチリワイン。
コノスルの品質は定評がありますが、期待をさらに上回る品質です。
今まで飲んだチリワインの中でも一番美味しいんじゃないか、って思うくらい。
コノスルのワインには魔法がかかっていますね。

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シグロ 赤 2006シグロ 赤 2006
Siglo Red 2006

スペイン:リオハ州:リオハDOC
ブドウ品種:テンプラニーリョ、ガルナーチャ、マスエロ
価格:1500円くらい

ボルドーをイメージさせる洗練されたスペインワイン。
昔ながらの美味しさというか、時代に流されないアイデンティティを感じますね。
シグロは、白もオススメです。

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シャンモリワイン 柑橘香 甲州 2008シャンモリワイン 柑橘香 甲州 2008
Chanmoris wine kankitukou koshu 2008

日本:山梨県:甲州市:勝沼町
ブドウ品種:甲州(勝沼町産甲州種100%使用)
価格:1500円くらい

最近、甲州はどんどん良くなっていますが、このワインは繊細なバランスという点でバツグンですね。
これから夏にかけて、キンキンに冷やして飲むと美味しそう。
この軽く繊細なまとまりは、日本にしか作れないワインじゃないでしょうか。

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ラドワ 2002 ドメーヌ・ガストン・エ・ピエール・ラヴォー
Ladoix 2002 DOMAINE GASTON & PIERRE RAVAUT


フランス:ブルゴーニュ地方:コート・ド・ボーヌ地区:ラドワ・セリニー村:ラドワAC
ブドウ品種:ピノ・ノワール
価格:3000円くらい

ブルゴーニュの村名AOCなのに安いワインって、まあ価格なり、みたいなワインが結構ありますが、このワインは本当にお買い得。
ブルゴーニュらしさを残しながら、少しモダンな飲みやすさもあります。
香りは深く華やかで、特別な日にも十分な味わいです。

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マスカットベリーA 樽熟成 2007
Muscat Bailey A Barrel Aged 2007

日本:甲府市:酒折町
ブドウ品種:マスカット・ベリーA
価格:2000円くらい

いわゆるグローバルスタンダードな美味しさではありません。
力強い品種では無いので、濃縮感もボリューム感もありません。
それでもこのワインには、沁みてくる美味しさがあります。
とにかくいいワインですね~。ファンになりました。

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アルティーガ・フステル ミローネ ロゼ 2007
Artiga Fustel Mirone Rose 2007

スペイン:アラゴン州:カンポ・デ・ボルハD.O.
ブドウ品種:ガルナッチャ
価格:800円くらい

ロゼの安いワインって少ないですが、このワインは超お買い得。
しっかりした辛口タイプで、中華などの味の濃い料理にも十分合いそうです。
しかもラベルは可愛く、ロゼ色もキレイ。価格もお手ごろです。

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シャトー・メルシャン ももいろメルロー 2007
Chateau Mercian Momoiro Merlot 2007

日本:山梨県甲州市:勝沼町
ブドウ品種:長野産メルロー76%、山梨産マスカット・ベリーA24%
価格:1500円くらい

素敵なピンク色がキレイな、春の雰囲気がたっぷりのワインです。
軽やかで、飲みやすく、いろいろな料理に合わせやすいので、お花見におすすめ。
お昼からいただくのにぴったりですね。

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ルイ・ラトゥール ボージョレ・ヴィラージュ・シャムロワ 2006
Louis Latour Beaujolais-Villages Chameroy 2006

フランス:ブルゴーニュ地方:ボージョレ地区:ボージョレ・ヴィラージュ
ブドウ品種:ガメイ
価格:1700円くらい

ガメイっぽいカジュアルな雰囲気がありながら、繊細で上品。
ルイ・ラトゥールらしさがしっかりとあるボージョレです。
この価格でブルゴーニュらしさが楽しめるというのも良いですね。

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ビルギット・アイヒンガー グリューナー・フェルトリーナー ハーセル 2007
Birgit EICHINGER Gruner Veltliner Hasel 2007

オーストリア:ニーダーエステルライヒ州, カンプタール地区
ブドウ品種:グリューナー・フェルトリーナー
価格:2600円くらい

グレープフルーツを絞ったようなフレッシュな味わい。
上質で繊細なバランスで、女性的な感性を持っているワインです。
軽めの白なので、お休みの日のランチにも良さそう。
 
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コート・デュ・ヴァントゥー フランソワ・マルトノ 2007
COTES DU VENTOUX FRANCOIS MARTENOT 2007

フランス:ローヌ川流域:南部地区:コート・デュ・ヴァントゥーAC
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル
価格:1000円くらい

クールで上品、洗練された味わいです。
やや軽めのミディアムボディが家庭料理に良く合います。
素材の味を生かした、シンプルな料理がおすすめですね。

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カーヴ・ナチュール・ビオ・ブラン 2006 ルシアン・リュルトン エ・フィス
CAVE NATURE BLANC 2006 LUCIEN LURTON & FILS

フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
ブドウ品種:ミュスカデ50%、ソーヴィニヨン・ブラン25%、セミヨン25%
価格:1600円くらい

ピュアでクリーンな飲み口は体にすーっと染込んでくる感じです。
飲むだけで幸せを感じるような、キレイな飲み口のワインです。
ラベルがちょっと野暮ったいですが、味の印象はとてもエレガントです。

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ボルゲス ガタオ ロゼ
BORGES GATAO ROSE

ポルトガル:トラズ・オス・モンテス地方
ブドウ品種:樹齢30年~40年のトウリガ・フランカ種、モウリスコ種
価格:1000円くらい

まず、ラベルがかわいいんですよね。
価格もとてもリーズナブル。
微発泡のロゼなんですが、軽くバランス良くまとまっていて、暑い日に冷やして飲むとバッチリ。
お土産にも喜ばれそう。

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シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2006年
Chateau Mercian KOSHU KIIROKA 2006

日本:山梨県
ブドウ品種:甲州
価格:2400円くらい

甲州が他の高貴品種のブドウと肩を並べた事を実感させるワインですね。
酸味がとてもしっかりしていてスッキリした飲み口ですが、懐の深さというか、ゆとりというか、奥深さを感じます。
揚げたてのおいしい天ぷらと合わせたいですね。(ごくり)

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モンテス クラシックシリーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2006モンテス クラシックシリーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2006
MONTES Classic Series SAUVIGNON BLANC 2006

チリ:カサブランカヴァレー、クリコヴァレー
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
価格:1300円くらい

しっかりとした酸味があって、軽快で飲みやすいワイン。
これからの暑い季節に美味しそうです。
家庭の料理にも合わせやすいので、オススメですね。

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シャブリ ピエール・シャノー 2004
Chablis Pierre Chanau 2004

フランス:ブルゴーニュ地方:シャブリAC
ブドウ品種:シャルドネ
価格:1700円くらい

ラベルのデザインはいまいちですが、すっきりとした口当たりの美味しいシャブリです。酸味がしっかりとしていて、ミネラル感が強く、クラシックなシャブリの味わいですね。
軽い口当たりながらも、しっかりとしたボディを持っていて、次の日でも美味しく飲めます。
コストパフォーマンスが高く、バツグンにお買い得なワインです。

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フェアヴァレー シュナン・ブラン 2007
fairvalley CHENIN BLANC 2007
南アフリカ:コスタルリジョン(沿岸地方):パール地区
ブドウ品種:シュナン・ブラン(スティーン?)
価格:1300円くらい

南アフリカンのネイティブアフリカンだけで作られたワインだそうです。
シュナン・ブランらしい厚みのある果実の香りがしっかりとしていて、それでいてスッキリ飲みやすい。
食事と合わせるよりもそのまま楽しめるタイプのおいしいワインですね。

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ブラックタワー クラシック リースリング 2006
Black Tower Classic Riesling 2006

ドイツ:ファルツ地方:QbA
ブドウ品種:リースリング
価格:1200円くらい

まろやかですっきりと爽やかな、おいしいリースリング。
ドイツの辛口ワインはちょっと・・・という人にもおすすめです。
ここのところあまり人気の無いドイツワインですが、これから巻き返してきそうな勢いを感じさせる1本ですね。

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ジャンテ・パンショ ブルゴーニュ アリゴテ 2002
GEANTET-PANSIOT BOURGOGNE ALIGOTE 2002

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・アリゴテAC
ブドウ品種:アリゴテ
価格:2000円くらい

最近、評価がどんどん上がっている、「ジャンテ・パンショ」。
国内ではあまり流通していないので、見つけたら即買い、と言われてます。
このワインはアリゴテなので、癖があること前提ですが、とても美味しいワインです。

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シャトー ラ シェーズ ソーヴィニヨン 2006シャトー ラ シェーズ ソーヴィニヨン 2006
CHATEAU LA CHEZE SAUVIGNON 2005

フランス:ボルドー地区:ボルドーAC
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
価格:1800円くらい

しっかりとした辛口の白ですが、キレがあって飲み口はとても爽やか。
苦味が心地よく残って、グレープフルーツのような味わいがあります。

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ドニャ パウラ シラー・マルベック 2006ドニャ パウラ シラー・マルベック 2006
DONA PAULA SHIRAZ-MALBEC 2006

アルゼンチン:メンドーサ州:ルハン・デ・クージョ
ブドウ品種:シラー60%、マルベック40%
価格:2000円くらい

ワイン王国41号で、「素直に美味しいワイン」と紹介されたアルゼンチンワイン。
しっかりとした肉料理でも合いそうなフルボディですが、爽やかさがあり、そのままでも上質な大人のスイーツのような美味しさを持っています。

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メニュ メゾン・リヴィエール ボルドー2002メニュ メゾン・リヴィエール ボルドー2002
Menuts Pierre Riviere Bordeaux 2002

フランス:ボルドーAC
ブドウ品種:メルロー65%、カベルネソーヴィニヨン20%、カベルネフラン15%(ネット調べ)
価格:1700円くらい

サンテミリオン特級「クロ・デ・メニュ」のメゾン・リヴィエール社が造る高品質なA.C.ボルドー。
とても1000円台とは思えない香りの厚みと、上質な味わいです。

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コノスル ピノ・ノワール コンバージョン 2007コノスル ピノ・ノワール コンバージョン 2007
Cono Sur Pinot Noir 2007

チリ:コルチャグア・ヴァレー
ブドウ品種:ピノ・ノワール
価格:1100円くらい

まろやかですっきりした、飲みやすいピノ・ノワール。
コノスルのワインはチリで最も栄誉あるコンクールである“チリ・ワインガイド2002”で“ベスト・チリワイン賞”に選ばれています。

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ルイ・ラトゥール アルデッシュ・シャルドネ 2005ルイ・ラトゥール アルデッシュ・シャルドネ 2005
Louis Latour Ardeche Chardonney 2005

フランス:ヴァン・ド・ペイ・デ・コトー・ド・ラルデッシュ
ブドウ品種:シャルドネ
価格:1040円くらい

”コルトンの帝王”ルイ・ラトゥールがコード・デュ・ローヌ地方の南部「アルデッシュ」でつくるシャルドネ。
ステンレス醸造による、すっきりとしたエレガントな味わいです。

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トーレス ヴィニャ エスメラルダ 2006トーレス ヴィニャ エスメラルダ 2006
TORRES VINA ESMERALDA 2006

スペイン:カタルーニャ地方
ブドウ品種:モスカテル、ゲヴュルツトラミネール
価格:1600円くらい

ワイン王国41号で5つ星、超特選ベストバイワインに選ばれたワインです。
華やかでウキウキする果実の香りと、すっきりとした味わいは、女性におすすめ。

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コノスル ゲヴェルツトラミネール ヴァラエタル 2007コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2007
Cono Sur GEWURZTRAMINER 2007

チリ:ビオ・ビオ・ヴァレー
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール
価格:800円くらい

品質の高さで、いままでのチリワインの印象を変えたコノスル。
イギリスで最も売れているチリワインです。
またラベルのセンスもとても良いんですよね。おしゃれな感じ。
ゲヴュルツトラミネールというと独特な香りで敬遠している人もいるかと思いますが、このワインはおすすめです。

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モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・パストゥーグラン 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ピノ・ノワール、ガメイ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・パストゥグランAC:08)\1460
(2)グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:08)\1449(6本セット@997円で購入)
(3)メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%(仏:ボルドー地方:コート・ド・カスティヨンAC:02)\1399
(4)品種不明(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:09)\1121
(5)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:ボルドー・シューペリュールAC:00)\1080

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・パストゥーグラン 2008
【外観】
若い色調の、濃いルビー色。
色合いは青味がかったヴァイオレットで、やや黒っぽい。
透明感があり、底がしっかり見える。
粘性は中庸で、脚が多く現れる。

【香り】
赤い果実。
キャンディ。
わずかになめし革。
グラスを回すと、動物香と、ケミカルな印象。
張りのあるなめし革の印象が強くなる。
香りは弱めで、若干腐臭がある?
温度が低いせいか、グラスを回しても香りが立ってこない。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ライトからミディアムボディ。
フレッシュで、軽い口当たり。
酸味は強めだが、やや荒っぽさがある。
タンニンは細かいがやや強く、舌の表面が全体的に乾いてくる感じ。
全体的に収斂性を感じる。
余韻は短い。

【判定】
透明感のある外観からは、ピノ・ノワール、ガメイ。

香りは弱めだが、ガメイっぽいキャンディの印象がある。

味わいは、ライトで少し荒っぽい口当たりだが、旨みをもっている。

全体的にほぼガメイだが、他の選択肢を検討。
今回のメルローは、2002と2000年なので、まず違う。

ローヌも、グルナッシュやシラーのようなフルーツ感は無いので、これも違うだろう。

ファイナルアンサーで、ガメイ、ピノ・ノワール
で、ピンポン

ガメイらしい、荒っぽい口当たりですが、沁みる美味しさがあります。

【総評】
モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・パストゥーグラン 2008
MONGEARD-MUGNERET BOURGOGNE PASSETOUTGRAIN 2008

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・パストゥーグランAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ、ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1460円で購入。

このワイン、基本的には美味しいのですが、何か傷んだ果実が混ざっているような匂いが、時々ふっと顔を出すんですよね。
軽いブショネなのかな?

でもとても美味しいです。

バサバサした荒っぽい味わいが嫌いな人には勧められませんが、安いブルゴーニュ特有の、人を突っぱねるような荒い口当たりが平気な人にはオススメですね。

飲み終わった後の余韻がとてもいいので、ついついグラスに手が伸びてしまいます。

今日の晩ご飯は鶏の照焼き。
オニオンマヨネーズソースがかかってます。

合いもしないし、邪魔もしない、って感じ。

チーズのブリーは良く合いました。

コストパフォーマンスは高いですね。
ガメイらしいクセを持っているので、好き嫌いはあるかもしれませんが、個人的にはとても好きなタイプです。

うまく言えないんですが、フルーティでは無いのに、喉が潤うようなジュージーさを持っていて、どんどん飲みたくなるタイプです。
やっぱり後味というか、余韻がいいんですね。

それにしても最初に感じた、ちょっと傷んだ香りはすっかりしなくなりましたが、何だったんだろう?

遅れたヴァン・ヌーボー

注文していたヴァン・ヌーボーが、12月になってようやく入荷したと電話があり、町田の蔵家さんまで行ってきました。

さすがに12月に入ってのヴァン・ヌーボーは「いまさらヌーボー?」って感じですが、蔵家のご主人から、入荷が遅れた原因を聞いて、今年のヌーボー事情がちょっと分かりました。

今年は天候不順で、ガール県のブドウの生育が遅く、しっかり成熟するのを待って収穫したので、ヴァン・ヌーボーの出荷が1ヶ月遅れたそうです。

ということは・・・

ガール県の話なので、ボージョレ地方と一緒には出来ないとは思いますが、解禁の日が決まっているボージョレ・ヌーヴォーは、いくらブドウの成熟が遅れても、待ったなしで収穫しないと間に合いません。

今年のボージョレ・ヌーヴォーはあまり美味しくなかった、という話を聞きますが・・・それが原因?と思ってしまいました。
「ミニミニ ワインアンケート:今年のボージョレ・ヌーヴォーはどうだった?」

逆に、しっかりブドウが成熟するを待って造られたヴァン・ヌーボーは、生産者の誠意を感じて飲んでみたいと思います。

そんな、こだわりのヴァン・ヌーボーは町田の蔵家さんで販売中です。
(o⌒∇⌒o)

http://www.kura-ya.com/

ラウル・クラージェ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・ピノ・ノワールA.C.:07)\1575
(2)ピノ・ノワール、ガメイ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・パストゥグランAC:08)\1460
(3)グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:08)\1449(6本セット@997円で購入)
(4)メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%(仏:ボルドー地方:コート・ド・カスティヨンAC:02)\1399
(5)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:ボルドー・シューペリュールAC:00)\1080

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ラウル・クラージェ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2007
【外観】
少し落ち着いた印象の、明るいルビー色。
色味は黒っぽく、2~3年の熟成感を感じる色調。
透明感が高く、底までハッキリ見える。
底光りするような輝きがある。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
なめし革。
ドライフルーツ。
ドライフラワー。
香りは弱め。
グラスを回しても香りが立ってこない。
ちょっと冷えすぎかも。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ライトからミディアムボディ。
酸味は優しく落ち着いているが、しっかり効いている。
タンニンはきめ細かく柔らかいが、全体をしっかりシメている。
軽いが、とてもいいバランス。
アルコール度は意外と強そう。12.5%くらい?
後味はとてもキレイでスッキリしていて、ジューシーさが残る。
余韻は細く長く続く。

【判定】
かなり明るい外観からは完全にピノ・ノワール。

香りもピノ・ノワール。

味わいはとても上品なピノ・ノワールの印象。

あとはガメイが入っているかどうか。

パストゥグランは、ガメイが主要品種で、ピノ・ノワールが3分の1、15%以内でピノ・ブラン、ピノ・グリ、シャルドネが認められている。(フランスAOCワイン事典2009年版)

ということは、ピノ・ノワールかガメイ。

再度、香りと味を確かめるが、ガメイのキャンディっぽさのようなものは無く、これは明らかに、ピノ・ノワールだろう。

ファイナルアンサーで、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール
で、ピンポン

これはいいピノ・ノワールです。

【総評】
ラウル・クラージェ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2007
RAOUL CLERGET BOURGOGNE PINOT NOIR 2007

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・ピノ・ノワールAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

伊勢丹で、1575円で購入。

軽くてスッキリしているんですが、ジワッと深みのある味わい。
後味もとてもキレイで、とてもいいブルゴーニュですね。

神経質な感じがなくて、洗練されているんですが、ニューワールドのピノ・ノワールみたいに、八方美人的な印象はありません。
楚々とした美人?で、しかも自分に好意を持っている?ような素敵な印象。(妄想)

カミさんに価格を聞いたら、2300円。
そうなんですよね、とても上質な印象があります。

飲み進むと価格なりの軽さですが、その軽さが飲みやすさになっていて、どんどんいけます。

今日の晩ご飯は自家製ハンバーグで、赤ワインのソースがかかっていたのですが、このワインだとちょっと負ける感じ。

肉料理よりもチーズとか野菜の方が合うかも知れません。

チーズのブリーと合わせてみると、ワインが急に主張を始めました。

いままで大人しかったのに、急に前に出てくる、みたいな。

決して合わなくはないのですが、印象が変わる、って感じ。

食事に合わせると、ブルゴーニュらしい、神経質さがちょっと出てきますね。
欠点というよりは、個性が顔を出す、って印象で、悪くありません。

この価格帯とは思えない完成度なので、気軽に飲むブルゴーニュとしては超おすすめです。

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