2009/12/20

カスターニョ ラ カソナ 2007(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シラーズ(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:07)\1350
(2)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\1080
(3)モナストレル(スペイン:ムルシア州:DOイエクラ:07)\980
(4)マルベック(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:08)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

カスターニョ ラ カソナ 2007
【外観】
若々しい色合いの、黒く濃いガーネット。
透明感はほとんど無く、底はまったく見えない。
フチは赤みが強く若々しいが、色はほとんど黒。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと降りてくる。
雫に色素が残る。

【香り】
濃縮感のある果実。
タバコの葉。
チョコレート。
スパイス。
香りは強く、鼻の奥にドンとくる。
グラスを回すと官能的な動物香。

【味わい】
やや残糖を感じるセック。
濃縮感のあるフルーティな味わい。
アルコール度は強く、甘さを感じる。
ボリューム感があるフルボディ。
酸味は程よくしっかりしている。
タンニンは柔らかく、細かい。
アルコール度が強いせいか、後味は乾く。
余韻は少し続く。

【判定】
真っ黒な外観。
透明感なし。
外観はシラーズかマルベック。
ニューワールドが怪しい。
香りはシラーズ。
濃厚な果実、スパイス、チョコレートで、シラーズ。
でもマルベックもあるかも?
味わいは、フルボディで、濃厚フルーツ。
少し甘い口当たり。
ここでもシラーズ。
マルベックはもう少し優しいのでは。
オーストラリアのシラーズがあったらそれを選ぶかな?
でも強烈に濃いので、やっぱチリって感じ?

ファイナルアンサーで、シラーズ
で、ブー

スペインのモナストレルでした。。

【総評】
カスターニョ ラ カソナ 2007
BODEGAS CASTANO LA CASONA 2007

スペイン:ムルシア州:DOイエクラ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:モナストレル

リカーランドトップで、950円で購入。

最近のスペインワインに良くある、ニューワールドチックな濃厚フルーティワイン。
確かにネタバレしてみるとシラーではありませんね。
もうちょっとジューシーなフルーティさがあります。

アルコール度は高いですが、フルーティで飲みやすいワインです。

しかもアルコール度が強く濃厚なので、ワンクラス上の印象もあります。

カミさんの意見も好印象。
デイリーワインとして、良くまとまっていて美味しい、って言ってました。

最初ちょっと重いかな、って感じでしたが、飲む進むと、カジュアルな印象が強くなりますね。

濃厚フルーティなワインが好きな人にはおすすめです。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事