2009/08/25

アンクラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ガメイ70%、ピノ・ノワール30%(フランス:ブルゴーニュ:ブルゴーニュ・グラン・オルディネールAC:00)\1200
(2)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\1080
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:07)\798
(4)サンソー主体、カリニャン、グルナッシュ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・エロー:NV)\580

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アンクラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007
【外観】
とても濃い色調の黒っぽいガーネット。
透明感はほとんど無い。
色合いはやや落ち着いていて、黒っぽい。
小さな気泡が少し見られる。
ディスクは薄いが、粘性は強い。
やや濁っているような印象。

【香り】
濃縮感のある果実。
たばこの葉などの焦げ臭。
土っぽい動物香。
濡れた犬のような感じ。
グラスを回すと、動物香が悪臭に近い印象になる。
はっきり言うと糞尿系の香り。

【味わい】
やや残糖を感じる、甘い印象の味わい。
フルーティさも強い。
アルコール度は強く、フルボディ。
ただ、芯が弱く軽い印象がある。
タンニンは強く、酸味もしっかりしている。
余韻は短い。

【判定】
外観、は相当な濃さ。
チリカベって感じ。
香りは、やや悪臭系だが、グリーンの茎っぽさを感じるので、カベルネ・ソーヴィニヨン。
味わいは、まさにチリカベ。
最近珍しいくらいの、ステレオタイプのいわゆる「チリカベ」。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

まだ、こんなチリカベが生き残っていたんですね、って感じ。

【総評】
アンクラ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007
ANCLA CABERNET SAUVIGNON 2007

チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、798円で購入。

ちょっと前までは、「チリカベ」というと、やたら濃くて重いだけのワインでしたが、最近は見違えるように品質が良くなってきました。

でも、このワイン、そのちょっと前の「チリカベ」って感じです。

第一印象は完全にアウト。

でもちょっと良くなってきそうな気配があるので、もう少し様子を見てみます。

今日の晩御飯は煮込みハンバーグ。
トマトソースで煮込んでありますが、とても良く合いますね。

ちょっとフレッシュさが残るトマトソースと、ワインのフルーティさがマッチします。

ただアルコール度が高いので、食べ終わった後に、辛さが少し残るかな。

意外と家庭の肉料理には合わせやすいかも。

でも飲み進むと、やはりジュースっぽさが強くなってきました。

このワイン、我が家的にはリピートしないかなー。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事