2009/07/17

アラゴスタ ヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャ 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ:ブーズロンAC:03)\1880
(2)ヴェルメンティーノ(伊:サルデーニャ州:ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.:07)\1480
(3)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:プティ・シャブリAC:06)\1280(特売品)
(4)ソーヴィニヨン・ブラン65%、セミヨン35%(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:07)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アラゴスタ ヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャ 2007
【外観】
やや淡い、グリーンがかった、レモンイエロー。
小さな気泡がグラスに多く現れる。
輝きはやや大人しいが、澄んだ、クリーンな印象。
粘性は弱くさらっとしている。
ディスクも薄い。

【香り】
白桃、リンゴ、柑橘系などの果実香。
芋焼酎のようなエステル香。
グラスを回すと炭酸の印象。
やや痩せた、乾いた、鉱物質な印象に変わる。
香りは全体的に弱いが、白い花のような印象もある。

【味わい】
セックながら、ほんのりと残糖を感じる甘さがある。
酸味はしっかりしているが、全体的にはやや重いバランス。
アルコールがやや強いせいかと思われる。
余韻は短い。
ちょっとネクターのようなトロみがある。
見た目通り、炭酸の印象が強い。

【判定】
炭酸を含んだ、ぴちぴちした若さがあるので、07のイタリアかボルドー。
ただ、炭酸を多く含んでいる感じでかなりイタリアに絞られる。

香りもモモのような白い花のような、イタリアらしい優しい香りがある。
ただ飲み口はやや重く、トロッとしていて、そこはイタリアっぽくないかも。
でもこれでボルドーって事はまず無いので、完全にイタリア。

ファイナルアンサーで、ヴェルメンティーノ
で、ピンポン

ちょっと重いかな~、って感じのイタリアです。

【総評】
アラゴスタ ヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャ 2007
ARAGOSTA VERMENTINO DI SARDEGNA 2007

イタリア:サルデーニャ州:ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.
アルコール度:12%
ブドウ品種:ヴェルメンティーノ主体

リカーランドトップで、1480円で購入。

若干重い印象で、やや過熟したブドウを使っているのでは、という印象があります。
クリーンじゃない感じ、とでもいいますか。

そのまま飲んでいるとやや気になるので、食事に合わせてみました。

今日の晩御飯は子持ちがれいの煮付け。

ワインに合うメニューじゃありませんが、意外と破綻がありません。
芋焼酎みたいな印象があるので、そこでフィットしているのかも?

野菜の味噌炒めにも合わせてみましたが、このワイン、どんな料理でもソツなくこなす印象。

レトルトのパスタソースのカルボナーラに合わせてみたら、やっぱりクリーム系の料理が合いそうな感じ。
魚介のクリーム系ソースなんて、とても合いそうです。

このワインの弱点は、爽やかさとクリーミーさのどっちつかずなところかもしれませんね。

まあ気になる部分はあったにしても、カミさんと二人で1本すぐに空いてしまいました。

ただ、1500円近い価格は、ちょっと高いかな~。

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