2009/05/22

M.シャプティエ コート・デュ・ローヌ”ベルルーシュ”ブラン 2007(ブラインドテイスティング:外す)

・グルナッシュ・ブラン50%クレレット30%ブールブラン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\1560
・ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:04)\950
・シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\630 (6本セット3780円)
・品種不明(スペイン:ヴィノ・デ・メサ:NV)\580

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

M.シャプティエ コート・デュ・ローヌ”ベルルーシュ”ブラン 2007
【外観】
やや淡めの、中庸な黄色。
色味は大人しく、ややグレーがかっている。
粘性はわりと強く、脚がゆっくりと降りてくる。
ディスクは薄め。

【香り】
ミネラル。
柑橘系。
スモーキー。
青草香。
グラスを回すとよりグリーンっぽさが強くなる。

【味わい】
酸味が強く、シャープな味わい。
やや重く、キレの悪い感じ。
後味にアルコールの印象が残る。
ちょっと甘い印象がありそれが重さになっている。
余韻は短い。
飲んだときには苦味を感じるが後味にはあまり残らない。

【判定】
外観から若々しさを感じるので、04のボルドーは違うか。
香りはソーヴィニヨン・ブランの印象。
ただ、ブレンドされている感じ。

そうなると、ヴァン・ド・ターブルだが、ワインの力はもうちょっと上の印象?

味わいはアルコールの印象が強く、コロンバールを使ったワインのような感じがある。
そうなるとますますヴァン・ド・ターブル。

スペインのヴィノ・デ・メサは少し甘いはずなので、ここはフランスのヴァン・ド・ターブルか。
飲み口もアルコールは強めだが、ストラクチャーというか芯のようなものはやや弱い。

ファイナルアンサーで、フランスのヴァン・ド・ターブル
で、ブー

ひぇ~、シャプティエのコート・デュ・ローヌでした。。。

【総評】
M.シャプティエ コート・デュ・ローヌ”ベルルーシュ”ブラン 2007
M.CHAPOUTIER Cotes du Rhone"Belleruche"Blanc 2007

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ・ブラン50%クレレット30%ブールブラン20%

リカーランドトップで、1560円で購入。

ギガルもそうなんですが、ローヌのワインって最初の1杯の評価が難しいんですよね。
飲む進むと、良さがじわじわ出てくるのですが、最初の一口目の評価が厳しい。

にしても、テーブルワインと間違えるってのは・・・

シャルドネやソーヴィニヨン・ブランみたいな「華」が無いからでしょうか。

飲むにつれて良さが分かってきます。
特に、食事に合わせるとさらに真価が出る感じ。

今日の晩御飯は親子丼だったのですが、割と問題なし。
(そんなものに合わせるな、って言われそう・・)

ポテトサラダには良く合いましたね。

ただ、そのまま飲むとやはりちょっと重い印象が出てきます。

特にグラスに入れて時間が経つと重さが出てくる感じ。
香りも若干、水っぽい、生っぽい印象が出てきます。

やはり全体的に、バランスがちぐはくな印象なのかな?

度数も高すぎるのか、妙にアルコールが浮いてるようなイメージです。

このベルルーシュシリーズは良い印象が強かったのですが、今回は微妙。。。

是非ともまた買いたい!というところまではいかないかな?

【追記】
あんまり美味しくない、と思いながら、ついつい飲んでしまう魅力を持っているワインです。

なんでしょうかね、美人じゃないけど、愛嬌がある、って感じ?

いつも辛口コメントのカミさんもこのワインは「おいしい」って言ってました。

枠にはまらない魅力のある1本とでもしておきましょうか。

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