2009/05/02

ヴィニョーブル アルボー エスペラント ガメイ 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

・サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、マルヴァジア(伊:トスカーナ:キアンティDOCG:07)\1180
・メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\1040
・ガメイ(フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:07)\880
・カベルネ・ソーヴィニヨン30%、ガメイ30%、ネグレット40%(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\680

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴィニョーブル アルボー エスペラント ガメイ 2007
【外観】
透明感のある外観。
底まで見える。
色味はやや青っぽい紫。
小さな気泡も少し見られる。
粘性は中庸。

【香り】
赤い果実。
ややキャンディ。
少しカラメル。
わずかにセメダインのようなケミカル臭がある。

【味わい】
ライトボディ。
しっかりした酸味。
タンニンは弱い。
フレッシュでフルーティでライト。
ボージョレのような味わい。

【判定】
明るい外観からはガメイが一番の候補。
ピノ・ノワールがあればそれも候補だが、なにしろ色が強いピンク。
色味で考えると、ピノ・ノワールは落ち着いた色味が多いので、マスカットベリーAかガメイって感じの外観。

香りはフレッシュな赤系果実とキャンディ、それにわずかなセメダイン臭。
まさにガメイって感じ。
味わいもライトでフレッシュ、季節外れのヌーボーを飲んでいるみたい。

と、ガメイまでは決まったが、ガメイ100%とカベルネ・ソーヴィニヨン、ネグレットとのブレンドがある。
色合いもシンプル、飲んだ感じもシンプルなので、ガメイ100%かな。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ピンポン

暖かい季節に冷やして飲むと美味しそう。

【総評】
ヴィニョーブル アルボー エスペラント ガメイ 2007
Vignobles Arbeau ESPERANTE VDP COMTE TOLOSAN GAMAY 2007

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

町田の蔵家さんで、880円で購入。

軽くてフレッシュなボージョレ的なワインです。
ただ、ボージョレよりもやや硬質な感じです。

ガメイらしい味わいですが、ボージョレと違って、フローラルやイチゴの印象はあまりありません。
ややゴムやセメダインのようなケミカル臭がありますが、そんなに気になる程ではないかな。

全体のバランスは良く、おいしいワインです。

このワイン冷やした方が美味しいですね。
冷蔵庫で冷やしたくらいがいい感じ。

ちょっと軽すぎるので、料理に合わせるのは難しそう。
トマトとバジルのピザとか、トマトソースのパスタとか、軽い食事が合いそうです。

グラスに入れて時間が経つと、ちょっとケミカルな印象が強くなるので、グラスに注いだらすぐ飲むのがいいですね。

まあ、安いワインなので少々気になる点はありますが、トータルではバランス良くてオススメです。

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