・シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:プティ・シャブリAC:06)\1280(特売品)
・トロンテス(アルゼンチン:07) \1280
・ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:04)\950
・インソリア70%、シャルドネ30%(伊:シチーリア州:I.G.T.シシリア:03)\598(特売品)
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
黄金がかった、やや落ち着いた色調の、濃い黄色。
ディスクの厚みは普通。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと降りてくる。
濃い色調ながら、フチはほとんど無色。
【香り】
熟成感のある、ややスパイスの効いた第一アタック。
フルーツはアプリコットやパイナップル。
やや加熱されたような印象もある。
ちょっと癖のあるハーブのような印象。
香りはあまり強くは無い。
【味わい】
まろやかで軽い口当たりだが、酸味が強く、後味は苦味と共に酸味が残る。
セックで、残糖は少なめ。
舌の両脇に苦味が強く感じられる。
熟成感があり、樽のニュアンスも感じられる。
余韻はほんのりと少し続く。
【判定】
熟成感のある外観からは、2004年ボルドーと、2003年イタリアが候補。
香りの印象はやや南国系の果実とスパイス。
樽の印象もあるが、何となくイタリアっぽさがある。
飲んだ印象では、酸味と苦味が特徴。
ボディもあまり厚くなく、スレンダーな感じ。
イタリアはインソリアという聞きなれないぶどう品種。
飲んだ事無いと思うけど、何となくイタリアっぽい?
ファイナルアンサーで、イタリア。
で、ピンポン
ちょっと熟し過ぎたイタリアですね。
【総評】
マッジョ ピトイ ビアンコ 2003
Maggiovini PITHOI Bianco 2003
イタリア:シチーリア州:I.G.T.シシリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:インソリア70%、シャルドネ30%
リカーランドトップで、ワゴンセール特売、598円で購入。
ワゴンセールで安かったのでついつい買ってしまいましたが、このクラスの白で、6年前のワインってのはさすがにピークを過ぎてる印象です。
ワインは悪くないので、痛んでいるという印象ではありません。
一番いい時期に飲めば美味しかったんだろうな~、って感じがします。
ちょっとシェリーっぽいんですよね。
ナッティな香りがちょっとあって、充分に熟成された印象と相まってシェリーっぽさを感じるみたいです。
温度が高いと重い印象が強くなるので、ちょっと冷やしてみました。
冷たくなると飲みやすくなって、過熟したような印象も少なくなります。
口当たりはまろやかなので、重い印象が無くなれば美味しく飲めますね。
伝統的なイタリアワインというよりは、やや現代的なニュアンスのワインだと思います。
やや難アリなワインとはいえ、598円では味わえないクラスなので、充分お買い得感のあるワゴンセールですね。
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