・ガルガーネガ、ピノ・グリージョ、ピノ・ビアンコ(伊:ヴェネト州:デッレ・ヴェネツィエIGT:07)\1370
・リースリング(独:モーゼル地区:07)\1320
・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:07)\998
・グルナッシュ・ブラン(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー:08)\840
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
中庸な黄色。
ほんのりオレンジがかっている。
輝きがあり、ディスクは厚め。
フチは無色に近い。
小さな気泡がグラスに多くついている。
粘性はやや強めで、脚がゆっくりと降りてくる。
【香り】
熟した果実。
リンゴの印象。
リンゴというかシードルの印象。
やや過熟した感じを受ける。
グラスを回すとさらにリンゴの印象が強くなり、ややフローラルなイメージも出てくる。
【味わい】
残糖を多く感じる。
辛口ではなく、やや辛口という印象。
まろやかな口当たりで、酸味も穏やか。
まるいバランスでまとまっているが、アルコール度はやや高い印象。
飲み口には過熟したような印象は無い。
後味もキレイで、余韻もほどよく続く。
【判定】
まずグラスに多くついている小さな気泡。
イメージとしてはイタリアかドイツ。
香りはリンゴの印象が強く、品種を特定できる要素がつかめない。
ただ、リースリングでは無さそう。
そうなるとイタリアだが、口に含んだときにやや炭酸の印象がありそれっぽい。
少なくともボルドーではない。
グルナッシュ・ブランも多分違う。
甘さと重さの感じはドイツっぽい気もするんだけど、う~ん悩むところですが、ここは素直にいきますか。
ファイナルアンサーで、ガルガーネガ(イタリア)
で、ピンポン
なんか、微妙なバランスのワインです。
【総評】
マァジ・モデッロ・ビアンコ・デッレ・ヴェネツィエ 2007
MASI MODELLO DELLE VENEZIE 2007
イタリア:ヴェネト州:デッレ・ヴェネツィエIGT
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルガーネガ、ピノ・グリージョ、ピノ・ビアンコ
ジュピターで、1370円で購入。
炭酸をわずかに含んでフレッシュでいながら、やや過熟したような重さがある。
まろやかな口当たりなんだけど、ちょっと酸がとげとげしい。
相反する要素が多く、飲んだときにちょっと「?」が出てくるワインですね。
傾向というか、性格がつかめない感じ。
グラスに注いで時間がたってもそれほど酸っぱい感じにはならないので、しっかりとしたボディは持っているみたいです。
ややアルコールの印象が前に出てくる印象ですが、そんなに度数が高いわけではありません。
飲み進んでもこのチグハグ感が収まりません。
なんでしょうね、なんだか落ち着かないというか。
我が家的にはいまいちなタイプですね、これは。
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