・ヴェルディッキオ(伊:マルケ州:ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ:06)\1690
・甲州(日本:甲州市:勝沼:07)\1450
・リースリング(独:モーゼル地区:07)\1320
・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(仏:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC:07)\1040
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
中庸な黄色。
輝きあり。
ディスクは厚め。
ややオレンジっぽさあり。
【香り】
なし、かりんくらいの果実香。
やや過熟した酸のような印象がある。
グラスを回すとやや腐敗果のような香りがある。
あまりコンディションが良くない印象。
【味わい】
とげとげしい酸味。
荒っぽい口当たり。
ボディは薄め。
後味に酸味が残るが、やや嫌な酸味。
【判定】
中庸な黄色ながらやや濃いので、甲州は消える。
香りはコンディションの悪いボルドーブランって感じ。
品種の特徴はつかめない。
飲み口はとげとげしくギスギスした酸味。
ボルドーブランの力の抜けたやつって感じですね。
ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
で、ピンポン
このワイン、ダメみたい??
【総評】
ガマージュ アントル・ドゥー・メール 2007
GAMAGE ENTRE-DEUX-MERS 2007
フランス:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
リカーランドトップで、1040円で購入。
このワイン、香りはやや難点がありますが、決して悪くありません。
なんかですねー、ちょっとノスタルジーを感じるというか、昔のワインって酸っぱいのを我慢しながら飲んだよなー、みたいな、ある意味ポリシーを感じるワインです。
一口目から人当たりのいい、最近のワインに慣れてしまうと、こういった癖のあるワインは嫌われるんでしょうね。
第一印象は最悪だけど、本当はいいやつだった、みたいな感じ。
このワイン結構好きです。
ただ、この香りだけちょっと気になるんですよね。
口に入れてしまえば美味しいので、息を止めて飲んでしまいます。
でもねー、この感じもちょっとノスタルジーなんですよね、なんか懐かしい。
単に痛んだワインを飲みすぎてただけかな?
まあ、このボトルだけちょっと傷んでいたのかもしれないので、きっと本当はいいワインなんだと思います。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
閲覧数の多い記事
-
<2017年8月22日> 2016年の二次試験結果発表では、選択項目までは開示されませんでした。 出題された品種のみですので、これはまた別途お知らせします。 どのような選択項目が出されたかは不明ですね~。 大きな変更は無いとは思いますが、最新の情報はワインスクールなどに...
-
ワインのテイスティングの際に、グラスを回す事をスワリングといいます。 グラスを回す方向も、時計回りと反時計回りでいろいろ薀蓄があるようです。 一般的には自分の方向に回す、反時計回りでスワリングするのが良いとされているようです。 万が一ワインが飛び出しても、対面の人にかからないとい...
-
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2021 Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2021 フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ アルコール度:12.5% ブドウ品種:ガメイ 外観は、紫がかった鮮やかな色調で、底がしっか...
-
いままで、ワインは飲みきってしまうことが多く、余ったら料理用にして、ワインの保存はあまり気にしていませんでした。 でも最近、年齢とともにワインが多めに残るようになってきたので、ワイン保存のパイオニア、「バキュバン」を購入。 で、ホントに効果があるのか、早速テストしてみました...
-
先日飲んだ、メルシャンのビストロ。 このワイン、ボトルがプラスチックのように軽いんです。 ちょっとびっくりするような軽さなんですが、ボトルが重いほどワインはおいしいなどという俗説があるので、いくつか重さを量ってみました。 手元にあるボトルで調べると、一般的なワインの空瓶の重さは5...
0 件のコメント:
コメントを投稿