2009/01/09

ドメーヌ バロン ド ロートシルト ボルドー レゼルブ スペシアル(白)2007(ブラインドテイスティング:外す)

・セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドーAC:07)\1580
・シャルドネ(豪:ニュー・サウス・ウェールズ州:ハンター・ヴァレー:05)\1380
・甲州(日本:山梨県:05)\1320
・ユニ・ブラン、コロンバール、シャルドネ(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\609

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ バロン ド ロートシルト ボルドー レゼルブ スペシアル(白)2007
【外観】
やや淡い、中庸な黄色。
ほんのりグリーンで、輝きがある。
粘性は中庸。
フチにむかって無色になる。

【香り】
柑橘系、バナナ?パッションフルーツのような複雑な果実香。
ヴァニラの印象も強い。
その後にスモーキーなグリーン香。
グリーンのハーブのような印象。
グラスを回すとヴァニラ香が強くなり、樽の影響を強いことを想像させる。

【味わい】
とても軽い飲み口。
サバサバした酸味で、後味に強い酸味が残る。
フレッシュ感が強く、ボディはとてもスマート。
アルコール度も低そう。

【判定】
外観の輝きはやや高いランクか?
香りはソーヴィニヨン・ブラン。
青草っぽいハーブ香や、パッションフルーツのような印象がドンピシャ。

でも飲み口が軽すぎる?
飲んだ印象は、甲州?
力の無い品種をうまく仕上げているような感じ。
上出来な甲州、ってイメージがある。

樽をうまく使っている感じだが、ちょっとネタバレしてる感じも日本のワイン?って感じがする。
でも甲州によくあるシュールリーのような印象は無いのも気になる。

香りの印象では、ボルドー。
飲み口の印象では甲州。
さて、どちらをとるか。

何度か口に運んでみると、とてもすっきりしたキレイな飲み口なことが分かる。
これはやっぱり甲州かな~。

ファイナルアンサーで甲州。
で、 ブー!

ああ、ボルドーでした。。

【総評】
ドメーヌ バロン ド ロートシルト ボルドー レゼルブ スペシアル(白)2007
BARONS DE ROTHSCHILD BORDEAUX RESERVE SPECIALS 2007

フランス:ボルドーAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、1580円で購入。

「甲州ならもっと白いでしょ。」
ってカミさんに怒られました。
ごもっとも。
しかもここのところ3連敗です・・・

バロン ド ロートシルトなので、もっとこってりしてるかと思ってましたが、とてもシャープな飲み口のボルドーです。

ネタバレしてみても、一般的なボルドーって感じじゃないんですよね。
ちょっとニューワールドっぽいというか。

ちなみに今日のおかずは桜えびのかきあげ。

標準的なボルドーの白だと合わないイメージですが、このボルドーはそこそこ大丈夫。
つける塩を工夫したら、結構相性いいかも。

アルコール度も低めなので、家庭料理にも合わせやすいのではないでしょうか。

二人で飲むと1本すぐ無くなってしまう、おいしいボルドーブランです。

■楽天ショップへのリンク

http://item.rakuten.co.jp/wine-sakesen/ri-3615-ff/

※サイトより引用
《シャトー ラフィット》を擁するロスチャイルド家が醸した、ファン待望のボルドーACワインです。スッキリした辛口ながらも、蜜を思わせるほどに優しい口当たりと、ふくらみある柔らかい後味をお楽しみいただけます。

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