2009/01/31

ルイ・ラトゥール リュリー 1999(ブラインドテイスティング:外す)

・シャルドネ(仏:ブルゴーニュ:99)\2980 A
・ソーヴィニヨン・ブラン(ニュージーランド:南島:マールボロ:08)\1560
・シャルドネ(豪:ニュー・サウス・ウェールズ州:ハンター・ヴァレー:05)\1380 C
・シュナン・ブラン、シャルドネ(南アフリカ:ウエスタン・ケープ州:07)\750 C

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
ルイ・ラトゥール リュリー 1999
【外観】
濃い黄色。
輝きがある。
ディスクが厚く、フチに向かって透明感が強くなる。
粘性は強い。

【香り】
ハーブ。
柑橘系のフルーツ。
レモンのような印象。
グラスを回すとチーズのような発酵香。
ミネラル。

【味わい】
やや残糖を感じる甘みがあるが、酸味がしっかりしていてバランスを取っている。
まろやかな口当たりで、ボディはわりとしっかりしている印象。
アルコール度も高い印象。
余韻も長めに続く。

【判定】
来い黄色で色味が強いが、熟成感は感じられないので、99のシャルドネは外れる。
オーストラリアのシャルドネか、南アフリカのシュナン・ブランが候補。
香りはプチ・シャブリに感じられるようなミネラル感と発酵香。
南アフリカもシャルドネが入っているので、ここでは外せない。
味わいは新世界ワインを感じさせる、ほんのり甘みがあってまろやかな口当たり。
シュナン・ブランが入っているかと、価格帯の選択になる。
時間がたつと樽の印象が強くなってきた。
これはオーストラリアのシャルドネかな、やっぱり。

ファイナルアンサーで、オーストラリアのシャルドネ
で、ブーーー!

ぎゃふん! 99のシャルドネでした。

【総評】
ルイ・ラトゥール リュリー 1999
Louis Latour Rully 1999

フランス:ブルゴーニュ地方:コート・シャロネーズ地区:リュリーAC
アルコール度:
ブドウ品種:シャルドネ

町田の蔵家さんで、2980円で購入。

10年まえのシャルドネなんですが、色もややグリーンっぽく、そんなに熟成されているワインの印象では無いんですよね。
というか、ヴィンテージの感覚が無さ過ぎるのかしらん?
しかも新世界ワインだとばかり思っていたし、全部間違ってますよねー。(反省)

時間とともにどんどん力強さが出てきて、さすがにルイ・ラトゥールって感じになってきます。

良いワインは熟成期間が長くても若々しさを残している事が多いですが、このワインもまさにそんな感じ。
ホントに99?って印象があります。

香りは濃厚なヴァニラやクリームの香りが強くのですが、味わいはシャープな口当たり。

しかし飲み進むと、やや後味にカルピスみたいなエグミが残るのがちょっと気になります。
酸味もちょっと角が立っている感じがするんですよね。

なかなか評価が難しいですね。

とはいいながら1本開いてしまいました。
美味しいんでしょうね、やっぱり。

【カミさんのコメント】

このワインはおいしいね。
2800円くらい?

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事