2008/11/26

ドゥルト b ボルドー 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーズ、ルビー・カベルネ(南アフリカ:ウェスタン・ケープ州:04)\1580
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(フランス:ヴァン・ド・ペイ・ラ・シテ・ド・カルカソンヌ:08プリムール)\980
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(仏:ボルドーAC:06)\990
・バルベーラ、ドルチェット、サンジョヴェーゼ(伊:ヴィーノ・ダ・ターボラ:NV)\698

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドゥルト b ボルドー 2006
【外観】
濃い外観ながら、深い透明感があり、底がかすかに見える。
色味は落ち着いている。
粘性は強く、脚が長く残る。
やや色素が雫に残る印象。

【香り】
ドライフルーツ。
動物香。
濡れた犬というか、ちょっとフォクシーぽいというか。
少し動物小屋に通じる悪臭の要素もある。
麝香っていっていいのかな?
埃っぽさも感じる。

【味わい】
セックで、そっけない飲み口。
ミディアムボディ。
余韻は短い。
後味は淡白。
ボディは薄い感じ。

【判定】
落ち着いた外観からは新酒が消える。
濃い外観だが、深い透明感があるので、とりあえずイタリアも残しておく。

香りはとにかく動物香。
フォクシーっぽいというか、鶏小屋っぽいというか。
何となくサンジョヴェーゼのイメージ。
カベルネ・ソーヴィニヨンでもメルローでもない。

味わいはサバサバしたそっけない辛口。
イタリアっぽくは無く、タンニンの残り方がメルローっぽい。
渋く残るが、粒子は細かいって感じ?

かなり軽い飲み口なので、イタリアもあるかも。
ただ全体の印象はイタリアっぽくない。
んん、難しい。

少なくとも、南アフリカは違うだろう。
これは04なのでもう少し熟成感があるはず。

残りはボルドーだけど、ちょっとボルドーって印象じゃないし。
ええい、となると消去法でイタリアか。

ファイナルアンサーで、イタリア
で、ブー

なんと、ボルドーでした。

【総評】
ドゥルト b ボルドー 2006
DOURTHE b BORDEAUX 2006

フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

グルメシティで、990円のところを30%オフで693円で購入。

何度も何度も外しているドゥルトのボルドー。
今回も外してしまいました。

それにしても、ボルドーとイタリアのテーブルワインを間違えるって。。。。かなり反省です。

印象がテーブルワインっぽいんですよね。
いろいろな品種が雑多に混ざっている感じ。
しかも飲み口も荒いし。
(言い訳が悪口になってるぞー)

などと文句を言いながら、このワイン決してまずくはありません。
第一印象はいまいちですが、飲み進んでいくうちにだんだん良くなってきます。

フルーティさも無いし、かなりの辛口なので、酒飲み用のワインって感じでしょうか。

口に含むといい感じでスーッと喉に入っていきますね。
気が付くとグラスのワインがすぐ無くなってます。

少しヒンヤリとした冷たい印象があって、そこがいいですねー。
クリーンだし、喉を潤すようなイメージです。

香りも控えめで飲み口も軽めなので、家庭料理にも合わせやすそうです。

醤油味にも意外と合いますね。

味噌汁の油揚げにも合うんじゃないかと思って合わせてみましたが、さすがに勘弁してくれ、って感じでした。
そこまで懐は深くないか。

おつまみ系では、ビーフジャーキーは大丈夫。
ナッツ類もそこそこ問題ないですね。

このワイン、少し冷たいくらいの方が美味しいですね。
温度が上がると、ちょっと渋みと辛さが強くなります。

やっぱりドゥルトのワインはいいですね。

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