2008/09/15

シャトー・ラ・シャペル・ド・テンプリエ2001(ブラインドテイスティング:外す)

・メルロー33%、カベルネ・ソーヴィニヨン31%、ピノタージュ15%、マルベック9%、ピノ・ノワール7%、カベルネ・フラン7%(南アフリカ:ステレンボッシュ地区:シモンスベルク)\1680
・シラーズ(豪:南西オーストラリア)\1580
・メルロー主体(仏:サンテミリオン)\1590
・カベルネ・フラン主体(仏:サン・ニコラ・ド・ブルグイユ)\1280

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・ラ・シャペル・ド・テンプリエ2001
【外観】
やや濃い外観。
深い透明感があるが、底がギリギリ見えないくらい。
色合いは落ち着いていて、フチにオレンジをほんの少し感じる。
フチの一番端は透明。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
ジャムのような果実香。
なめし革のような動物香。
やや重く、暗い印象の香り。
香りは弱く、やや生っぽい動物香がある。

【味わい】
やや熟成感のある味わい。
酸味が独特で、紹興酒のような印象がある。
収斂性があり、辛い飲み口。
後味に強い苦味を残す。
ボディはミディアムくらい。

【判定】
落ち着いていて、やや透明度がある外観。
シラーズは消えるか。
香りは重く、哲学的な深みがある。
印象としてはカベルネ・フラン。
味わいは熟成したサンジョヴェーゼのような独特な酸味がある。
紹興酒みたいな独特の酸味。
価格帯も1000円台の前半の印象。

ファイナルアンサーで、カベルネ・フラン
で、ブー

メルローでした。。

【総評】
シャトー・ラ・シャペル・ド・テンプリエ2001
Chateau La Chapelle des Templiers 2001

フランス:ボルドー地方:サン・テミリオンAC
アルコール度:
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランン、マルベック

町田の蔵家さんで、1580円で購入。

熟成感のあるメルローを良く分かってませんでしたね。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/winekan/144746/183562

※サイトより引用
メルロー主体の典型的なサン・テミリオンのワインで、黒いベリー、プラム、チェリー、いちじくの香り、
やわらかく、まろやかな味わいです。
ボルドー右岸らしさを味わえる1本です。

ちょっとひねたドライフルーツのような感じが「いちじく」なんでしょうかね。
もっとフルーツのボキャブラリーを増やさないとダメですね。

ちょっとキツイ印象のワインなので、あまり一般受けはしなさそうですが、この価格でこの熟成感を味わえるというのは、ちょっとお買い得感があります。

フルーティさはかなり削り落とされているので、ワインだけで飲んでおいしいタイプでは無さそうです。
後味がかなり辛口で、苦味と塩味のような印象が残るので、合わせる料理も難しそう。

ひょっとしたら中華とか合うのかもしれませんね。
チンジャオロースとか、ホイコーローに合わせるとどうでしょうか。

責任持てませんけど。。

このくらい熟成感があると、いろいろとイメージが広がって面白いですよね。
一度試してみてはいかがでしょうか。

PS.
最後まで飲むと滓が結構あったので、デキャンタリングして飲んだ方が良さそうです。
空気に触れる面積の広いデキャンタよりはカラフェタイプの方がいいでしょうか。

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