2008/08/14

シャポー・ブルー 赤 (ブラインドテイスティング:外す)

・ピノ・ノアール(仏:ブルゴーニュ)\2680
・グルナッシュ、シラー(仏:コスティエール・ド・ニーム)\1080
・プリミティーヴォ(伊:プーリア州)\698
・カリニャン、サンソー、グルナッシュ・ノワール(仏:ヴァン・ド・ターブル)\525

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャポー・ブルー(赤)
【外観】
明るいルビー色で、やや落ち着いた色調。
やや黒っぽい紫色で、底までハッキリ見える透明感。
粘性は中程度で脚が現れるが、長く残らない。

【香り】
なめし革。
ドライフラワー。
ややケミカル。
フルーツは赤系で、チェリーくらいか。

【味わい】
ライトボディで、まろやかで、すっきりとしたのみ口。
タンニンはキレイに溶けていて、渋みは穏やか。
酸味は割りと強く、このワインの特徴になっている。
余韻は短く、ほとんど残らない。

【判定】
明るい外観なので、ピノ・ノアールが候補になるが、グルナッシュ、シラー以外は可能性あり。
香りの印象はピノ・ノアール。
なめし革とドライフラワー。
味わいはドライで、渋みは優しいが収斂性を感じるのでここでもピノ・ノアールが怪しい。
ところが今回、ピノ・ノアールは2000円台後半。
とても軽いこの飲み口はとてもそんな印象ではない。
そうなると、低価格な二つが候補になるが、カリニャンの方はもっと色も濃くなると思われるので、ここは

飲んだ事がほとんどない、プリミティーヴォにしておくか。

ファイナルアンサーで、プリミティーヴォ
で、ブー

カリニャンの方でした。
確かにイタリアって印象じゃなかったですね。

【総評】
シャポー・ブルー(赤)
Chapeau Bleu Rouge

フランス:ヴァン・ド・ターブル
アルコール度:11%
ブドウ品種:カリニャン、サンソー、グルナッシュ・ノワール

テスコエクスプレスで、2本よりどり1050円、1本あたり525円で購入。

軽いなりにバランスよくまとまっていて、コストパフォーマンスの高いワインですね。
やや二酸化硫黄の量が多い印象で、香りにややケミカルさを感じます。

実は前回もカリニャンとピノ・ノアールを間違えていました。
案外近い印象なのかもしれませんね。

今日の晩御飯も和食中心。
それぞれ合わせてみました。

ナスの醤油炒めは意外と合って、びっくり。
しょうゆ味でも油が入ると大丈夫みたいです。

お豆腐の精進揚げのようなもは、ケンカせず割と合いますね。
油をつかった料理なら何となく合わせられそうです。

禁断の明太子合わせは、案の定双方撃沈。
赤ワインと納豆の組み合わせに匹敵する、相性の悪さです。

それにしても。。
今急に気になったのですが、明太子スパゲティとワインって相性が悪いのかな??
ちょっと試してみたいですね。

今後は買ってきたソーセージ。

香草が混ざっているタイプはなかなかグッドで、おいしいです。

普通のタイプのソーセージだと、ややワインが負ける感じですが、悪く無いですね。

チョリソータイプだと、ワインが水代わりになってしまいます。
すいすい飲んでしまって、もったいない。

市販のソーセージにフィットする味わいは、家庭で飲むワインとしてはちょうどいい感じではないでしょうか。

それにしても、香草の入っているソーセージが何ともいい感じ。
ちょっといい食事をしているような錯覚になります。

料理の許容範囲も広く、そのままでも飲んでも大丈夫なタイプなので、デイリーワインとしては重宝しそうですね。

暑い時期は冷蔵庫で冷やして飲んでも美味しく飲めるタイプなので、夏の平日に赤ワインが飲みたいときにはちょうどいいかも。

この価格ならまたリピートしたいワインです。

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