2008/06/29

エーデルワイン コンツェルト白(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:カサブランカ-クリコ・ヴァレー)\1300
・リースリング・リオン(日本:岩手県花巻市)\1007
・シャルドネ(仏:ボージョレ)\1000
・アイレン(スペイン:テーブルワイン)\580

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

エーデルワイン コンツェルト白 ボトル ラベル
【外観】
淡い色調。
色味がほとんどなく、グレーっぽい。
粘性は中程度で、あとから脚が降りてくる。

【香り】
ややアルコールの印象。
白い花。
柑橘系のフルーツ。
わずかに過熟したような印象。
甘いシロップのようなイメージもある。
全体的に香りは控えめで上品。

【味わい】
酸味がしっかりと強いが、かなりライトな飲み口。
セックでシャープな印象で、後味はすっきりと消える。
悪くいうと水っぽい味わいだが、まとまりとしては悪くない。

【判定】
ほとんど色味のないグレーがかった色調は、日本のワインっぽい。
香りもちょっと力が無く、アルコールの印象があり、ちょっと酵母のような印象も日本酒っぽい。
飲み口もあきらかに力の無い品種で、醸造でがんばっている感がいなめない。

ファイナルアンサーで、リースリング・リオン
で、ピンポン

ワインとしては力が足りない感じですが、好感の持てるバランスです。

【総評】
エーデルワイン コンツェルト白
EDEL WEIN KONZERT

日本:岩手県花巻市
アルコール度:11%
ブドウ品種:リースリンス・リオン

伊勢丹で、1007円で購入。

エーデルワインは、15年前くらいに岩手に旅行に行ったとき初めて飲みました。
日本のワインって事であまり期待せずに飲んだのですが、ジューシーで美味しいことに驚いた記憶があります。
今回のワインもとても繊細な味わいでまとまっていて、最近の出来のいい日本のワインの印象です。
和食にも合いそうですね。

やはり香りが強いワインは和食に合わせにくいんですよね。
ちょっと香り控えめ、ボディも軽いタイプが合わせやすいかもですね。

ちなみにアジのみりん干しに合わせてみたところ、やはり生臭さが出てしまいダメでした。
焼酎の代わりにはなりませんね。
ピーマンの炒め物は、お互い干渉なし、って感じです。

きゅうりのぬか漬けは酸味が強くなって、ダメ。
イカの塩辛は以外と問題なく、レモンを絞ったような味わいになりますが、合うかどうかというと微妙な感じですね。

和食で合うとしたら、天ぷらとかでしょうかね。

リースリング・リオンという品種がどういった特徴なのか分かりませんが、いわゆるリースリングの感じではありません。

微妙に、石油化したミネラル香がありますが、シュールリーのような印象もあって、これだけで飲んだら甲州と思うでしょうね。

■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/edelwein/10000002/

「コンツェルト」は辛口タイプのシリーズです。
岩手県大迫町のぶどう栽培者全てがエコファーマーの認定を受けた、安心・安全で良質な原料を丹念に醸造しました。
白ワインはこの良質なぶどうを使用し、爽やかな香りと心地よい酸味が特徴です。
このワインは、第5回国産ワインコンクール(Japan Wine Competition2007)において
奨励賞を受賞しました。

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