2008/05/28

サンライズ カルメネール 2007(ブラインドテイスティング:外す)

・カベルネ・ソーヴィニヨン(豪)\950
・ピノ・タージュ(南アフリカ)\880
・カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー)\880
・シラー、サンソー、グルナッシュ(仏:ヴァン・ド・ターブル)\840

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

サンライズ カルメネール 2007 ボトル ラベル
【外観】
濃い外観。
深い透明感は感じられるが、底はまったく見えない。
色合いは赤味が強く、特にフチには強い赤味がある。
粘性は強く、脚が多く現れ、なかなか消えない。
雫に色素が残り、タンニンが溶けきれていない印象。

【香り】
カラメルのような香ばしい香り。
濃縮感のある果実香。
ややグリーンっぽいスパイス。
ヴァニラのような甘いニュアンスもある。
ほんのり動物香があり、なめし革くらいの印象。
ただ、グラスを回すとやや生っぽい、ムスクのような動物香に変わる。
香りは厚く、複雑性を感じる。

【味わい】
香りの印象よりはずっと軽い、フルーティな味わい。
ミディアムボディくらいの印象がある。
甘さもあり、酸味も効いていて、爽やかさを感じる。
まろやかな口当たりで、渋みは少ない。

【判定】
濃い外観からは、オーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨンとチリのカルメネールが候補。
フチに強いマゼンタの印象があり、オーストラリアかな、って感じ。

香りは強く、複雑性がある。
植物的か動物的かという判断では、やや植物的な印象が強い。
カベルネ・ソーヴィニヨンは茎をイメージさせるグリーンっぽい印象があるが、それを少し感じる。
カルメネールは、スパイシーでフルーティなメルローという認識だけど、それもありそうな感じ。

飲み口は、意外とあっさり、すっきりしている。
渋みもあまりなく、スムーズ。
フルーティさと、甘い印象があり、カルメネールかなという印象。

トータルでは、新世界ワインであることはまず間違いないだろう。
ピノ・タージュはスパイシーなピノ・ノアールという印象なので、今回は外れる。
フランスのヴァン・ド・ターブルもまず違う。
カベルネ・ソーヴィニヨンとカルメネールに絞られるが、これといって決定打が無い。

香りの印象はカベルネ・ソーヴィニヨンなんだよなー。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

いつも2つまで絞って、間違えます・・・

【総評】
サンライズ カルメネール 2007
SUNLISE CARMENERE 2007

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カルメネール

ジャスコで、880円で購入。

このワイン、濃厚さと軽やかさがなかなか良いバランスです。
フルーティなんですが、ベタベタした甘さは無くて、すっきりしてます。
香りも、厚みと複雑性があって、それなりに楽しめます。
新世界のモダンなワインの印象です。
妙に赤くて、雫にタンニンが残ってグラスが汚れるところはやや安っぽさを感じますが、この価格帯では文句は言えませんね。

サンライズは我が家的には信頼の無いブランドだったのですが、これからまた試してみようと思います。

※裏ラベルのコメント
チリNo.1ワイナリー、コンチャ・イ・トロ(Concha y Toro)の大人気ワイン「サンライズ」。
完熟したプラムやチョコレートのような、まろやかな味わいが魅力のこのワインは、チリでしか成功していない希少なぶどう「カルメネール」を100%使って丁寧にしあげた逸品。

なるほど完熟したプラムですね、ふむふむ。
確かに言われるとその通りですね。
チョコレートはやや微妙で、焦げ臭はタバコのような印象があります。

カルメネールの特徴として、今回特に感じるのは、
・フルーティ
・甘い印象
・カベルネ・ソーヴィニヨンのようなグリーン系のスパイス(ちょっとミントっぽくもある)
・渋みが少なく、まろやかな飲み口
でしょうか。

【カミさんのコメント】
このワイン、悪く無いね。
というか良いほうかな。
値段は、650円?(正解は880円)
でも、1000円しないくらいだとお買い得かな。

■楽天ショップへのリンク

http://www.rakuten.co.jp/esakiwine/1023418/1031216/#1074971

※サイトより引用
驚くほど飲み口の柔らかいワイン。完熟したチェリーやプラムの風味、優しい木の香りがほのかに広がります。カルメネールを贅沢に使い仕上げたチリの新しい魅力です。インターナショナル・ワイン・チャレンジ・ロンドン2003で銀賞を受賞しました。

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