・シラー、マルベック(アルゼンチン)\1974
・ガルナーチャ(スペイン:ノルデステ カタロニア地方)\1620
・メルロー65%、カベルネソーヴィニヨン20%、カベルネフラン15%(仏:ボルドー)\1600
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
深い透明感のあるガーネット色。
彩度は高く若々しい印象。
【香り】
最初フローラル
生系の肉っぽい香り。
タバコの葉や焦げ臭。
スパイス。
【味わい】
こってりとした甘さを感じるアタック。
なめらかさがあって、タンニンと酸味のバランスが良い。
余韻は長く続き、ややアルコールのアタックを感じる。
【判定】
外観ではどれも範囲内。
香りは、生っぽい肉の感じがあり、スパイスの印象。
まさにシラーって感じ。
味わいも最初に甘さを感じる口当たりでこれはまさにシラー?
ファイナルアンサーで、シラー、マルベック
で、ブー
なんとガルナッチャ(グルナッシュ)の方でした。
【総評】
トーレス サン ヴァレンティン 赤 2005
TORRES SAN VALENTIN 2005
スペイン:カタルーニャDO
アルコール度:14%
ブドウ品種:ガルナッチャ
リカーランドトップで、1620円で購入。
シラーとグルナッシュって似てるところがありますよね、そういえば。
しかも、スペインとアルゼンチン。
これは間違ってもしょうがない??
飲めば飲むほどシラーなんですよね。
違うとするとやはり透明度かな。
一般的なシラーと比べると透明度が高いような気がします。
でも、ローヌの北部のシラーと同じくらいかな?
このワインだけの特徴でいくととてもアルコール度が高いですね。
14%もあって、飲み口にかなり影響してます。
酒精強化ワインくらいの強さを感じます。
でもこれはスペインっぽさなのかな?
こんなにシラーっぽいグルナッシュも今まで無いですよね。
というか、ガルナッチャなんですけどね。
このワイン、とても良く出来てます。
何とも言えない、こってりとした魅力がありますね。
そんなに果実味が強いタイプではなくて、アルコール度が高い感じがありますが、全体的には飲みやすくてとても14%もあるようには感じません。
といってもその分酔いますのでご注意。
トータルな印象では、飲み口の最初の印象が割りと甘いのに、あと味が結構セックなので、このアンバランスな感じはアルコール度が高すぎるところにあるのではないでしょうか。
ちなみにカミさんには、この甘さが不評でした。
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