2008/02/09

アラン・ジョフロワ ドメーヌ ル・ヴァルジェ シャブリ 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・シャルドネ(シャブリ)\1980
・リースリング(豪:南オーストラリア:クナワラ)\1848
・シャルドネ(アメリカ)1599

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アラン・ジョフロワ ドメーヌ ル・ヴァルジェ シャブリ 2006 ボトル ラベル
【外観】
淡い黄色、やや緑がかっている。
艶があり、粘性は中程度。
明らかに炭酸を含んでいて、フチに多くの小さな気泡が見られる。

【香り】
トロピカルフルーツのような明るいフルーツ香。
やや、蜜っぽい香り。
ヴァニラの香りもある。
ほんのりスモーキーな感じがあるが、ペトロール香は感じない。
グラスを回してみるが、あまり印象が変わらず。
イチジクのような印象や、メロンやパイナップルなど厚みのあるフルーツ香。

【味わい】
軽くて、スリムで、ふくらみの無い、スレンダーな飲み口。
余韻はとても短く、切れの良い後味。
かなりすっきりとした、クリーンな飲み口。
酸味も穏やかで、少しまろやかさを感じる。

【判定】
小さな気泡が多く見られるところでは、恐らくリースリング。
シャルドネではあまり見られない。
香りはこれといった決定的な要素は感じられない。
フルーツ香もすっきりとしていて、ややトロピカルフルーツっぽさを感じる。
シャルドネっぽいフルーツ香では無いのでリースリングを疑うが、決定的なペトロール香は感じられない。
味わいはスレンダーでふくらみがなく、酸味もそれほど強くない。
シャルドネらしいボリューム感を感じないので、恐らくリースリング。
ただ、ペトロール香を捉えられないところがやや不安要素。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ブー

久々にシャルドネとリースリング間違えました。

【総評】
アラン・ジョフロワ ドメーヌ ル・ヴァルジェ シャブリ 2006
Alain GEOFFROY DOMAIN "LE VARGER" Chablis 2006

フランス:ブルゴーニュ地方:シャブリAC
アルコール度:12.5%

リカーランドトップで、1980円で購入。

試験で出たら間違えそうなシャルドネのタイプです。
ペトロール香がしない限りリースリングを選んではダメなんですよねー。
いままでの教訓が活かされていません。
シャルドネは相変わらず、多彩な味わいがあって幅が広いので、要注意。
シャルドネの品種の特徴が自分の中で定着してきていたと思っていたのに、ちょっとショック。。。

このワイン、「シャブリ」というイメージでは全然ありません。
いわゆる、凛とした芯の強さ、打てば響くような硬さはありません。
力のない品種のワインようなイメージさせて、シャルドネらしいふくよかさや広がりはありません。
2000円近いワインの印象でも無いんですよね。
カミさんは980円くらい?って言ってました。

クリーンで、飲みやすくて悪いワインでは無いんですが、シャブリっぽく無いというか、なんだか物足りないっていうか。
新興産地のシャルドネみたいに、スタイルを模索しているワインのような、不安定な印象を受けてしまいます。

我が家的にはいまいちなワインかな。

ちなみに、アラン・ジョフロワって、シャブリで、150年もやっている生産者で、賞もたくさんもらっているみたいです。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452051/452062/545040/767707/#793665

うちの好みの傾向がやや偏っているのかな。
また今度同じ生産者を見つけたら試してみようかなと思います。

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