2008/02/10

ジャン・フィリップ・マルシャン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・シラー、マルベック(アルゼンチン)\1974
・メルロ40%、カベルネ・ソーヴィニョン30%、カベルネ・フラン30%(ボルドー)\1580
・ピノ・ノワール(ブルゴーニュ)\1580

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ジャン・フィリップ・マルシャン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2005 ボトル ラベル
【外観】
深みのある中庸な濃さ、底がようやく見えるくらいの透明感。
黒っぽい深いルビー色。
粘性は弱い。

【香り】
なめし革。
しおれたバラ。
ドライフルーツ。

【味わい】
酸味がしっかりとしていて、タンニンも程よくある。
ライト~ミディアムなボディ。
やや鉄っぽい、収斂性を感じる。
余韻はあまり長くなく、5~7秒くらい?

【判定】
ちょっと色が濃いが、トータルの印象ではピノ・ノワール。
ガメイが入っていたら、ガメイを選んだかも。
ちょっとカベルネ・フランっぽくもある???

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

ちょっと深遠で哲学的なタイプのピノ・ノワールです。

【総評】
ジャン・フィリップ・マルシャン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2005
MAISON Jean-Philippe MARCHAND BOURGOGNE PINOT NOIR 2005

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC
アルコール度:12.5%

町田の蔵家さんで、1580円で購入。

ちょっと鶏小屋系の動物香がします。
サンジョヴェーゼのようなニュアンスでしょうか。
2005年なのでそんなに寝かせている訳ではありませんが、ちょっと熟成している印象がありますね。

ケミカルな動物香、タバコの葉、枯れた花、干した果実。
やや悪臭系の印象も混ざってます。
ちょっと退廃的で、ゴシックをイメージさせる感じでしょうか。
明るさや華やかさはありませんが、深みを感じる魅力があります。

このワインに合うゴシックな料理を想像しましたが、いまいちピンと来ず、カミさんに「どんな料理が合いそう?」って聞いてみると、「メンチカツ、ビーフカツ、カツサンド。」だそうです。
渋みが割とあって、酸味がしっかりしているので、少し脂っぽくて、レモンを絞るとおいしいフライものが合いそう、だそうです。

意外なところでは、カレーパンとかピロシキとかミートパイとか合うかな、って言ってましたが、確かに、ピロシキとか合いそう。
料理のバリエーションがたくさん出てくるのはさすが主婦ですね。
しかも、みんな家庭的(笑)。

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