2008/02/09

ラングロワ・シャトー ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(シャブリ)\1980
・リースリング(豪:南オーストラリア:クナワラ)\1848
・ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュル リーAC)\1522

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ラングロワ・シャトー ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー 2005 ボトル ラベル
【外観】
明るく淡い色合い。
少しグレーっぽくて、緑色を少し帯びている。
粘性は中庸で、小さな気泡が見られる。

【香り】
スモーキーで、ややコクのある香り。
グルタミン酸のようなうまみ成分を感じる香り。
いわゆるシュール・リーの香りかな。
フルーツは柑橘系。
ややペトロール香のようなミネラル感もある。

【味わい】
すっきりした軽い飲み口。
ふくらみはなく、ボディは軽い。
余韻は短く、切れの良い後味。
やや炭酸を含んでる。

【判定】
色合いでは、すべてが候補になるが、リースリングとミュスカデがやや優勢。
香りの印象では、まずシュール・リーの印象が強い。
ただ、ペトロール香のような印象があるので、慎重に判断する。
味わいは炭酸をやや含んでいて、ますますミュスカデが候補。
軽いのだがうまみ成分のような厚みのある味わい。

ファイナルアンサーで、ミュスカデ
で、ピンポン

このミュスカデはとても美味しいです。

【総評】
ラングロワ・シャトー ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー 2005
LANGLOIS CHATEAU MUSCADET SEVRE ET MAINE SUR LIE 2005

フランス:ロワール地方:ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リーAC
アルコール度:12%

レシピ町田で、1522円で購入。

ミュスカデらしい軽さと切れのよさがありながら、凛とした芯があり、香りと味わいに厚みがあります。
とてもクリーンで、すっきりとしたおいしいワインです。

ミュスカデはシュール・リー製法が多いので、滓と触れ合って出てくるシャンパンのようなうまみ成分を感じるような香りと、独特な炭酸飲料のような飲み口が特徴ですね。
この個性を捉えたら、まず外す事は無いと思います。

気をつける点としては、シュール・リーの香りは最初だけ強く感じますが、時間がたつと消えてしまう事でしょうか。
最初にシュール・リーと思ったら、初志貫徹で行くのがいいですね。

そうそう、もう一点気をつける点としては、甲州もシュール・リーで作っている事が多いので、注意が必要です。

今回、甲州が入っていたらかなり迷っていると思います。

少し温度が上がってくると、クリーミーな感じも出てきました。
樽の影響なのか分かりませんが、とても控えめでバランスが良く、造り手のセンスを感じます。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/wine-takamura/411877/411933/941714/

※サイトより引用
【ラングロワ・シャトー社】

ローヌ地方の北西に源を発するロワール河は、総延長1000キロに及び、大西洋に注ぐ。

河口付近のナント市は辛口白ワイン『ミュスカデ』で有名だが、そこから100キロほど上流にあるアンジュー&ソミュール地区がこのラングロワ・シャトーの本拠地。

同社は初心者向きの甘口ロゼワインの『ロゼ・ダンジュー』があまりにも有名だが、『クレマン』の生産者としても大変高い評価を国内外から受ける名醸蔵である。

現在かの『シャンパーニュ』のグランメゾン、ボランジェの傘下にあり、2007年の本年には地下数メートルに、この地方でテュホーと呼ばれる石灰岩をくりぬいたカーヴも新たに完成。

その品質へのこだわりは、敬服に値する。

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