2008/02/01

アレクシス・リシーヌ ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ヴィオニエ 2002(ブラインドテイスティング:当てる)

・リースリング(豪:南オーストラリア:クナワラ)\1848
・ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュル リーAC)\1522
・ヴィオニエ(ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール)\1197

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アレクシス・リシーヌ ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ヴィオニエ 2002 ボトル ラベル
【外観】
濃い黄色。
ややオレンジがかっている。
フチに向けて極端に色が薄くなる。
やや複雑な色合い。
輝きがあり、粘性は強い。
脚がゆっくりと後から下りてくる。

【香り】
過熟したフルーツ香。
樽の影響も強い印象。
少し痛んで酸化してるような、渋酸っぱいような感じ。
濃縮感のある蜜のようなニュアンスもある。
香りは強い方だが、刺激的な印象。

【飲み口】
意外と穏やかな飲み口。
酸味もほどよく効いている。
酸化したような印象はなく、すっきりとしている。
後味もキレイに消えて、余韻も静かに続く。

【判定】
外観からは、ヴィオニエが優勢。
リースリングは作り方によってこれくらいの濃さはあるかもしれないが、ミュスカデは明ら

かに違う。
香りは、ボルドーのあまり良くない白にある感じ。
木酢液のような渋すっぱいようなイメージ。
ボルドーが入っていたら間違いなく選んだかも。
ただ、飲み口はすっきりとしていて、香りの印象とは大分違う。
ややまろやかで穏やかな飲み口と、複雑でボリューム感のあるフルーツ香。
これはまさにヴィオニエって感じです。

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ。
で、ピンポン

この3本だったら当たるでしょうね。
ボルドーとシャルドネが入っていたら外したかも。

【総評】
アレクシス・リシーヌ ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール ヴィオニエ 2002
ALEXIS LICHINE Vin de Pays du Gard Viognier 2002

フランス:ガール県:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール
アルコール度:13%

リカーランドトップで、1197円で購入。

※裏ラベルの記述
フランスのガールは、ローマ軍の侵攻により始まったフランスワインの歴史の中で、最初にブドウ栽培の行われた場所として、非常に重要な土地です。アレクシス・リシーヌ・ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガールはニームとアヴィニヨンの間の、コート・デュ・ローヌ地方の南部地区に当たる、地中海から50キロ離れた場所で生産されています。100%ヴィオニエ種を使用したこのワインは、緑がかった黄金色の色合いを持ち、柑橘系果実の香りが感じられます。魚介類や鶏肉料理に良く合います。


2002年のワインなので6年経ってますが、ビン熟成がちょっと長すぎたって感じです。
もう少し若いうちに飲んでいたら、印象は全然違うでしょう。

今の状態だととても人におすすめできる様なレベルではありませんが、もう少し状態が良ければ、きっとおいしいワインだと思います。

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