2008/01/29

エストリーニャ 白(ブラインドテイスティング:当てる)

・ヴィオニエ(ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール)\1197
・トレッビアーノ50%、マルヴァジーア50%(イタリア:モリーゼIGT)\525(元値609円)
・パロミノ、マカベオ(スペイン:ガリシア地方)\525(元値609円)

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

エストリーニャ(白)NV ボトル ラベル
【外観】
中庸な黄色で、ややグリーンがかっている。
艶っぽさや輝きは少ない。
粘性はそこそこ。

【香り】
ミネラル、発酵香、柑橘系のフルーツ。
やや、プチシャブリのような感じ。
香りは弱く、フルーティさはあまりない。
発酵・熟成由来の香りが強い印象。

【味わい】
軽く、酸味がしっかりあって、フレッシュな飲み口。
余韻は短く、後味は水っぽさを感じる。
バランスは悪くない。
やや喉に残る感じはあるが、嫌な印象はない。

【判定】
色合いでは判定つかず、粘性や輝きでは、低価格のイタリア、スペインが怪しい。
香りはミネラルや発酵香が強くフルーティさは少ない。
イタリアによくある、スモモのような甘いフルーツ香は感じられない。
飲み口は軽くて酸味がしっかりしているタイプ。
ボリューム感はまったくなく、とてもスレンダー、というか痩せた印象。
イタリアでもスペインでもどちらでも考えられるが、少しじっくりと口に含んでいると、コクのような、独特な品種の癖がある。
いわゆるシェリーっぽい感じ。

ファイナルアンサーで、スペイン
で、ピンポン

ちょっとスペインっぽさが分かってきたような気がします。

【総評】
エストリーニャ(白)NV
estrelina BLANCO NV

スペイン:ガリシア地方:VINO BLANCO DE MESA(テーブルワイン:白)
アルコール度:11%

TESCO Expressで、525円(よりどり2本、1050円)で購入。

セパージュは、シェリーの品種として有名なパロミノ種、カバの品種として有名なマカベオ種。
※メルシャンのニュースリリースより
http://www.mercian.co.jp/company/news/2005/0571.html

やっぱりシェリーっぽくて正解だったんですね。(自己満足)
というか、やはり独特な味わいがあります。

香りに関しては、ミネラル・鉱物っぽい印象が割りとあって、そこにやや動物的なニュアンスが少し加わり、独特な香りになっています。
極端な表現でいうと、「わきが」のような印象です。
決して悪い意味ではなく、ほんの少し混ざると深みが出るタイプの香りです。

私の勝手な解釈かもしれませんが、ペトロール香とわきがって共通点が結構あるんですよね。
すみません。

低価格のワインなので、それなりの軽い口当たりですが、独特な味わいが深みを出しています。

今日の晩御飯のワンタンには良く合ってました。
ライトな感じの家庭の中華料理には良く合いそうですね。
青菜の炒め物とか、かに玉とか。
ぎょうざにも合うかもしれません。

我が家の定番おつまみ、ストリングチーズのバジルかけはちょっと落ち着かない感じです。
よそよそしいというか、接点が無いというか。
邪魔はしないんですけどね。

このワイン、価格を超えたおいしさって訳ではありませんが、価格なりにバランスよくまとまっている感じです。
スペインらしさも感じられるので、スペイン好きな人は試してみてはいかがでしょうか。

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