・セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン(エール・ド・リューセック)\2180
・シャルドネ(シャブリ)\1980
・ヴィオニエ(ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール)\1197
・パレラーダ(スペイン:トーレス サングレ デ トロ)\1180
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ややオレンジっぽさを感じる中庸な黄色。
艶あり。
粘性は強い。
【香り】
爽やかなフルーツ香が主体。
トロピカルフルーツやパイナップル。
グラスを回すとミネラルのニュアンス。
フルーツの香りは何層にもなっていて、梨くらいからバナナくらいまで幅が広い印象。
ヴァニラの印象もあり、フルーツ香の甘さを引き立てている。
【味わい】
酸味がしっかりとしている、シャープなアタック。
ボリューム感は無く、スレンダーな印象。
ちょっとイタリアワインっぽい?今回入って無いけど。
とても軽い飲み口ながら、アルコール度が高そうで、しっかりとした印象の余韻が残る。
苦味やエグみのようなものはなく、とてもすっきりとしていてクリーンな飲み口。
【判定】
見た目の印象では、何となくヴィオニエっぽい。
香りの印象は、フルーツ香主体という事でまたヴィオニエっぽい感じ。
ところが飲み口がとてもシャープで軽い。
ここでスペインが浮上。
エール・ド・リューセックとシャブリは、価格的に合わない印象。
飲み口の決定的にボリューム感の無いところで外す。
香りは以前飲んだときと印象が違うけど、トータルで考えるとサンクレ・デ・トロかな。
ファイナルアンサーで、パレラーダ
で、ピンポン
香りの印象が、以前のイメージとちょっと違うんですよねー。
【総評】
トーレス サングレ デ トロ(白)2006
TORRES SANGRE DE TORO WHITE 2006
スペイン:ベネデス地区(ペネデスDO)
アルコール度:11.5%
リカーランドトップで、1180円で購入。
やや甘さを感じる香りと飲み口なんですが、ベタつきや嫌味な部分はなく、とてもすっきりとバランスの良いワインです。
以前はもっとシャブリっぽい香りだったような気がしましたが、醸造方法が変わったんでしょうか?
それとも記憶違いかな?
1000円台前半では安定感のある、お買い得ワインですね。
レモンを絞って美味しい料理には良く合うと思います。
今日は中華の海老の揚げものでしたが、とても良く合いました。
魚のフリッターとか、香草焼きなんて合うでしょうね。
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