2008/01/01

アデガス・バルミニョール バルミニョール・アルバリーニョ 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・アルバリーニョ(バルミニョール・アルバリーニョ)\2380
・シャルドネ(ソノマ・カウンティ)\2080
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック レ・ヴィニュロン・ド・カルナス2003)\1780
・ルーサンヌ、クレーレット、ヴィオニエブール・ブラン、グルナッシュ・ブラン(ローヌ:ギガル)\1380

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アデガス・バルミニョール バルミニョール・アルバリーニョ 2006 ボトル ラベル
【外観】
中庸な黄色、ほんのりグリーン。
やや気泡を含んでいる。
粘性は中程度。

【香り】
かりん、グレープフルーツ。
きれいで澄んだ フルーツ香。

【味わい】
最初に強いインパクトがあって、すーっと伸びながら余韻が続く。
すっきりして切れの良い後味。
とてもクリーンな印象。
最初のアタックはやや甘さを感じる。

【判定】
香りの印象はすっきりしたフルーツ香が主体。
どちらかというと南の方のフルーツ香。
すっきりしたフルーツ香でやや南の印象というとソーヴィニヨン・ブランだけど、今回は入ってない。
ソーヴィニヨン・ブラン独特なスモーキーなグリーン香があるとスペインの可能性もあるが、それも感じない。
味わいは最初のインパクトが強く、余韻を残しながらキレイに消えていく。
後味にやや炭酸を含んだ印象がある。
フルーツ香がすっきりしている感じやボディがスレンダーな印象でシャルドネは外れる。
ローヌかスペインだが、どちらとも判定つかず。
最初のアタックの甘さの印象がやや強いのと、とてもすっきりした飲み口で上質なフランスのやや南のワインという判断がやや優勢。
スペインのワインも可能性として捨てがたいが、ソーヴィニヨン・ブランっぽかったり、シェリーっぽかったりで癖のある印象が強いので、このあまり癖のない感じがやはりギガルかな?

ファイナルアンサーで、ローヌ
で、ブー

スペインでした。

【総評】
アデガス・バルミニョール バルミニョール・アルバリーニョ 2006
Adegas Valiminor Valiminor Albarino 2006

スペイン:ガリシア地方:リアス・バイシャスDO
アルコール度:12.5%

町田の蔵家さんで、2380円で購入。
 
時間が経つとややスモーキーなグリーン香がしてきました。
この香りが最初からしていたら当たっていたんですけどね(言い訳)。

TANAKA-YA WINEさんのサイトから引用
http://www.tanakaya3.com/Spain/S4103.htm
“バルミニョール アルバリーニョ 2005”が『最優秀旧世界白ワイン』に選ばれました!
2000年以来、毎年アイルランドの首都ダブリンで開かれているコンクール “アイリッシュ・ワイン・ショー・ゴールド・スター・アワード”での受賞です。
ワイン・ライターや小売、輸入元といった専門家で構成される審査員が、500を超える出展ワインの中から「品質と価格のバランス」で 選出します。
5つの部門に分けて審査され、各部門は3つの価格帯に分けられるので、合計15アイテムが受賞します。
ヨーロッパ中の白ワインと競い合っての受賞です。ヨーロッパ最高のコストパフォーマンスと言えるのではないでしょうか!


以前飲んだベルデホもそうでしたが、スペインの上質なワインは、ロワールのソーヴィニヨン・ブランのような爽やかさがあります。
すっきりとして雑味の無い、クリーンな飲み口で、とてもバランスの良いワインですね。
今年最初のワインとしては当たりです。

お正月なのでおせちに合わせてみました。
数の子、田作りは、生臭くなってアウト
ブリの刺身、かまぼこ、筑前煮は、お互い干渉なし、って感じ。
意外と合ったのが、栗きんとん。
ちょっとレモンを絞ったような爽やかな味わいになります。
そのまま食べるよりもおいしくなりますね。
同じ甘いものでも合わないのが、錦卵。
卵はワインには合わないって言われますが、やはり不思議と合いませんね。

とてもバランスが良くておいしいのですが、2380円ってのはちょっと高いかなーって感じもします。
やや炭酸を含んでいる感じと、少し甘い口当たりが個人的にはやや気になる点です。
でもトータルでとてもバランスが良いですね。
あっという間に無くなってしまいそうで、セーブしながら飲んでしまいました。

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