ルイ・ラトゥール ポマール 1997
Louis Latour pommard 1997
フランス:ブルゴーニュ地方:コート・ド・ボーヌ地区:ポマールAC
アルコール度:13.5%
町田の蔵家さんでハーフボトルを、2184円で購入。
【外観】
明るいルビー色。
おちついたオレンジがかった色調。
【香り】
なめし革だけど、かなり使い込まれた感じ。
紹興酒のようなオリエンタルなスパイスの印象。
【味わい】
スムーズできれいな抜けるような味わい。
すこし冷たいテロワールを感じる。
とても上品で落ち着きがあり、余韻はとても細く長く続く。
いわゆる孔雀の羽ってやつ?
【総評】
ルイ・ラトゥールの赤ワインは色が明るいところがとても共感がもてます。
奥行きのある特徴のある香りと、キレイで深みのある飲み口。
最近あまりない、フィネスを感じるワインでしょうか。
やや癖があるので、人によっては受け入れられないかもしれませんが、個人的にはとても好きなタイプです。
ちょっとケミカルな香りが強く、しなやかな動物香があります。
なめし革でもやや薬品の香りが強い感じで、ちょっと鼻が痺れるような強さです。
多分、もう少し熟成が進むと鳥小屋のような香りになっていくんでしょうね。
繊細なバランスながら、まだまだ熟成できそうな力強さも感じます。
10年経っているのに目立ったオリもなく、デキャンタージュしなくても飲める所も好印象。
やたらオリのある、濃い色合いのブルゴーニュワインが増えている中で、ルイ・ラトゥールのアイデンティティを感じます。
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