2007/11/14

メリーニ エスト!エスト!!エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・ヴィオニエ(オックスフォード ランディング)\1480
・ソーヴィニヨン・ブラン(シャトー・ベレール ベルジュラック)\1180
・トレッビアーノ、マルヴァジーア(メリーニ:エスト!エスト!!エスト!!!)\1000
・ピクプール(ピクプール・ドゥ・ピネ2003)\980

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

メリーニ エスト!エスト!!エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ 2006 ボトル ラベル
【外観】
淡い黄色で、ほんのりグレーがかっている。
粘性は割りと強く、艶っぽさも感じる。

【香り】
やや熟した印象のフルーツ香。
ミネラルやハーブのニュアンス。
グラスを回すと、スモーキーな印象が出てくる。
ソーヴィニヨン・ブランか、あるいはペトロール香のような印象。

【味わい】
とてもライトな味わい。
すっきりと入ってふわっとすぐ消えてしまう。
あっけないくらいの飲み口だが、アルコール度が高そうで、消えたあとにアルコールの余韻のようなものが再び顔を出す。
後味に若干の塩味を感じる。

【判定】
外観ではあまり品種が特定できない。
熟した甘さを感じるフルーツ香では、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、トレッビアーノ。
やや硬質なミネラルの印象やスモーキーな印象が出てきたところで、ソーヴィニヨン・ブラン。
口に含むととてもあっさりとしたライトな飲み口。
んん?
とても独特なこの飲み口はフランスのものではなさそうだぞ。
とってもイタリアっぽい飲み口。
香りも再度嗅いでみると、ソーヴィニヨン・ブランというよりややペトロール香の印象がある。
そういえばトレッビアーノとかガルガーネガでペトロール香を感じた事があったなー。
後味の塩味もイタリアぽい。

ファイナルアンサーで、エスト!エスト!!エスト!!!
で、ピンポン

今回はきちんと当てたぞー。

【総評】
メリーニ エスト!エスト!!エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ 2006
Melini EST!EST!!EST!!! DI MONTEFIASCONE 2006

イタリア:ラツィオ州
アルコール度:12%

レシピ青葉台店で、1000円で購入。

エスト!エスト!!エスト!!!は今まで随分飲んでますが、このメリーニのものはちょっと硬派でまじめな感じがして、今までの印象と違うような気がします。

軽快でライトボディ、口当たりもすっきりなんですが、フルーティさはあまり無く、ややアルコール度が高めでしっかりとした骨格をしています。
ちょっと辛口の日本酒のようなイメージでしょうか。

樽の影響か、ヴァニラやクリーミーな香りもちょっとありますね。
とても丁寧に作られている印象で、雑味もなく、クリーンです。
欠点をあえて言うと、ちょっとまじめすぎるイメージでしょうか。
でもそれは好みの問題として、ワインとしてはとても良くできてます、すばらしい。

合わせる料理は、オイルサーデンを使ったパスタとか、ハーブを使った魚のグリルなんかいいですね。
スズキとかアジとか、白身でさっぱりしている魚がとても合いそうです。
おいしそー。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/queens-wine/705055/705138/#748372

※サイトより引用
■メリーニ
トスカーナ州シエナ県ポッジボンシ
創業1705年
瓶をワラで巻いた"フィアスコ・ボトル"(こもかぶり瓶)を考案し、キアンティ地方に初めてクリュ(単一畑)の概念を持ち込んだのがメリーニ社。現在は 170ヘクタールの自社畑を持ち、年間700万本の生産力を有する、キアンティのリーディング・ワイナリーです。「高品質ワインを少量造るのはさして難しいことではない。高品質なものを安定供給させることのほうがよほど困難である」という、醸造責任者ヌンツィオ・カプルソ氏の指導のもと、それを実現しているのがこのメリーニ社です。

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