・グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー(ローヌ:ウェイトローズ)\1480
・ピノ・ノアール(豪:プラティパス)\1020
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098
・メルロー(ヴァン・ド・ペイ・ドック:マルキ・ド・ペノティエ)\1180
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
明るい外観。
底がはっきり見えるくらいの透明感。
ちょっと落ち着いた色調。
粘度は以外とある印象。
この段階ではほぼ、ピノ・ノアール。
【香り】
少しケミカルっぽい、硫黄のようなニュアンスがある。
フルーツよりは、ミネラルやスパイスの香りが強い。
それほど香りも強くなく、これといったポイントが見つからない。
グラスを回すとほんのり動物香がたってくる。
【味わい】
フレッシュでスッキリした飲み口。
心地よいタンニンで、ほんのり渋みを感じる。
ちょっと苦味も残る。
ボリューム感はあまり無く、すっきりとした印象。
余韻は短い。
【判定】
外観の印象ではほぼピノ・ノアール。
可能性があるとするとメルロー。
ただ、香りからはこれといった特定できる情報が得られず。
あまりに品種の特徴がつかめないのでやや混乱。
飲み口に関しても特にこれといって、特定出来る情報は得られず。
これは外観の印象で決めるしかないか。
ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ブー
なんと、グルナッシュ、ローヌ。
グルナッシュは想定外だった。
【反省点】
ウェイトローズ コート・デュ・ローヌ 2004
Waitrose Cote du Rhone 2004
フランス:ローヌ地方:コート・デュ・ローヌ
大丸ピーコックで、1480円で購入
時間が経つと、焦げ臭やタバコのような印象がしてきた。
明らかにピノ・ノアールとは違う香り。
香りの段階でとまどった原因としては、試験の主要品種にグルナッシュが無かった事が大きい。
いままでのブラインドテイスティングでは覚えなくて良かった品種なんですよね。
グルナッシュの品種の特徴を覚える必要がなかったので、そりゃ戸惑うわ、って感じです。
試験も終わっていまだブラインドテイスティングを続けていますが、これからは主要品種では無い品種もある程度分かるようにするのが目標でしょうか。
ちなみに今回のグルナッシュに限っての特徴をリストアップすると。
・ピノ・ノアール並みに明るい透明感
・香りは、陰で重い印象ながら、スパイスが効いているので、メリハリを感じる。
・動物香もあり、ケミカルな印象もあるので、いわゆるなめし革の部類だけど、ピノ・ノアールのそれはと、ちょっと違う。やはりケミカルっぽさやスパイス香が強いのかな。
・飲み口は軽く、ふくらみも少なく、余韻も短い。
・飲み口は軽いが、水っぽくは無く、安っぽい印象も無い。
・一番特徴的な香りはスパイスの印象。
・シラーとの違いは、ジャムっぽい濃縮感や飲み口の甘い印象。
・他に間違えそうなのは、ピノ・タージュとか、カベルネ・フランとかかな。
ちなみに我が家的には悪くないワインですね。
好きなタイプです。
【カミさんのコメント】
スパイシー
おいしい
餃子に合いそう(おかずが餃子でした)
値段は1280円くらい?
ただ、この価格帯でローヌだと、やはりギガルに行っちゃうかな~。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
閲覧数の多い記事
-
<2017年8月22日> 2016年の二次試験結果発表では、選択項目までは開示されませんでした。 出題された品種のみですので、これはまた別途お知らせします。 どのような選択項目が出されたかは不明ですね~。 大きな変更は無いとは思いますが、最新の情報はワインスクールなどに...
-
ワインのテイスティングの際に、グラスを回す事をスワリングといいます。 グラスを回す方向も、時計回りと反時計回りでいろいろ薀蓄があるようです。 一般的には自分の方向に回す、反時計回りでスワリングするのが良いとされているようです。 万が一ワインが飛び出しても、対面の人にかからないとい...
-
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2021 Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2021 フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ アルコール度:12.5% ブドウ品種:ガメイ 外観は、紫がかった鮮やかな色調で、底がしっか...
-
いままで、ワインは飲みきってしまうことが多く、余ったら料理用にして、ワインの保存はあまり気にしていませんでした。 でも最近、年齢とともにワインが多めに残るようになってきたので、ワイン保存のパイオニア、「バキュバン」を購入。 で、ホントに効果があるのか、早速テストしてみました...
-
先日飲んだ、メルシャンのビストロ。 このワイン、ボトルがプラスチックのように軽いんです。 ちょっとびっくりするような軽さなんですが、ボトルが重いほどワインはおいしいなどという俗説があるので、いくつか重さを量ってみました。 手元にあるボトルで調べると、一般的なワインの空瓶の重さは5...
0 件のコメント:
コメントを投稿