2007/10/20

シャトー・グロリア2002

シャトー・グロリア 2002
Chateau Gloria 2002

フランス:ボルドー地方:サン・ジュリアン
カベルネソーヴィニヨン65%、 メルローおよびカベルネフラン25%、プティヴェルド5%

成城石井でラベル破損ものを、3323円で購入。
滓がありそうだったので、デキャンタージュしてテイスティング。

シャトー・グロリア2002 ボトル ラベル
【外観】
紫色を感じる濃い色調。
透明感はほとんど無く、雫にややタンニンが残る。
粘性は強く、あとからあとから脚がたってくる。
少し濁っているような印象を受けるが、量が少なくなると濃いガーネット色の艶のある透明感がある。

【香り】
分厚く重みがあり強い香り。
すみれ。
濃縮した果実、カシス。
動物香、なめし革。
やや鉄っぽい印象。

【味わい】
なめらかでスムーズ。
ふわっと消える印象はグランヴァンの印象。
バランスがとてもよく、フルーティさと厚みを感じる。
繊細というよりは、フルーティで力強さを感じる飲み口。

【総評】
どちらかというとやや硬質な印象で、華やかな印象ではない。
香りはなめし革の印象が強く、そこにやや鉄っぽさを感じる。
なめらかでスムーズな飲み口だが、フルーツを強く感じる飲み口はボルドーっぽくない感じを受ける。(個人的な感想)
よく出来たイタリアとか新世界のワインみたい。
フィネスというよりは力で押してくるタイプに感じる。
ただ、とても力強いボディなのに、飲み口はとてもやわらかく爽やかさがあり、いいワインだなー、と実感する。
家ではローストビーフに合わせたが、ワイン自体のまとまりが良いので、料理の許容範囲は広いだろう。
ちょっと文句をつけるとすると、飲み進んでも印象があまり変わらず、癖というか個性があまり無く、複雑性を感じないので、ややつまらない印象を受ける。
雫にタンニンが残るのもちょっと不満で、見た目が安いワインみたい。
今回はラベル破損で3000円台前半で買ったが、この価格ではとてもお買い得感を感じる。
外で飲んだら10000円以上は間違いないね。
グラスが空になると動物っぽい香りが残る。トリ小屋みたいな匂い。
ところが、次の日になるとグラスの残り香は、バラの香りに変わっていました。
ひょっとして良さを出し切れないうちに飲みきっちゃったかな?
機会があればもう一度飲んでみたいワインです。

【カミさんのコメント】
おいしい。
飲み口がいい。
すいすいいけそうだけど、アルコール度は強そう。
印象がずっと変わらないのはちょっと残念。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/nakashimaya/478452/679483/#759395

※サイトより引用
常に「クリュ・クラッセに格付けされるべき」と評価され続けているプティ・シャトー。
丸みとコクを兼ね備えた素晴らしいワインで、スパイシーなブケも特徴的です。
メドック格付け以降に設立された為、格付けには入っていないが、常にパーカーには「ヴィンテージによっては4級、5級にも匹敵する品質。」と評価されている。

http://www.rakuten.co.jp/yoshiya/421504/421684/803688/#890709

※サイトより引用
ブラックチェリーやハーブ、カシスの果実の香りが口いっぱいに広がり、豊かな果実味とタンニンのバランスが非常に良いワインです。ビロードのような舌触りの、ミディアムボィで、まさに豊かなワインです。 牛フィレ肉のステーキなどと最高の相性を見せるでしょう!

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